第11話 医療の革命

20世紀までのやり方や考え方がこれから段々と通用しなくなります。

医療の分野も例外ではありません。

3話でも少し書きましたがこれから薬が効かない病気が増えていきます。

薬に耐性を持つ病原菌が広がっているのです、コロナウィルスでこれだけの大騒ぎになっているのですから抗生物質の効かない結核菌なんかに感染した人が出てくれば社会はパニックになるかもしれません。


厚生労働省も抗生物質の使用を制限しようとしています。

私は最近、歯医者に通ったのですがその時「痛み止めはいりますか?」と聞かれたので「いりません」と答えたら薬を出しませんでした。

数年前にきた時には有無を言わさず薬を出してきたのですが最近はちょっと変わってきたように思います。以前ほど薬を出そうとしなくなりました。

厚生労働省の指導があったのでしょうか?


そもそも現代人は薬というものの本質を知らな過ぎるように思います。

昔、中国の漢方薬の開祖と言われている人がこんな事を言っています。

「薬という物はことごとくが毒物である、毒を以て毒を制すこれが薬の理念である」と、

中毒を起こさない程度に毒を薄めた物が薬なのです、薬という毒の作用によって病気を押さえ込んでいたのです。

だから薬には必ず副作用があるのです。


たしか1990年代だったと思ったのですが千葉県で風邪薬を大量に飲ませて保険金殺人を企てた人がいました。

さすがに風邪薬で殺人というのは相当な量が必要なのでちょっとムリがあったようですがそれでも大量に摂取すれば人間の致死量を超えてしまいます。


薬の本質は毒であり、細菌も生き延びる為に必死です、耐性を獲得するのです、そうなると今度は薬の毒を強くする、そしてまた耐性を持つそしてまた強くするをくりかえしてきたのも限界です。

毒を強くしていくと人間が中毒を起してしまうからです。


3話で書いた予知夢さんの予言にもありますが、これから薬とは別のものを信用する人が増えていきます。

これについても書きたいのですが今は事情があって書くことができません。

いずれ書こうと思います。







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