第351話 呪わしき妖精郷
深く濃い色合いながら、透明度が高く美しい青紫色の魔核結晶。
地面に落ちた結晶に触れながら、俺は周囲を見回してその光景を過去のものと照らし合わせる。黒く染まっていた洞窟の水晶は、五頭烏を倒した後には元の明るい輝きを取り戻していた。
「ここだ。この辺りで間違いない」
「ここが?」
風来の才媛が言葉の先を促す。全員に事実を共有する意味で、確信をもって俺は言い切った。
「――水晶の
以前の旅路でここまで辿り着いたとき、俺は心身共に限界が近い状態だった。同行者にしても余裕のある者など誰一人いなかった。
かつて通った道を再び歩きながら、俺は不思議な感慨を抱いていた。今回の旅も決して楽なものではなかったが、前に比べたら随分と精神も体力も余裕がある。頼もしい仲間達もいる。至極冷静にこの場を観察できている。
「ここは『異界の狭間』と表裏一体の領域だね。何の変哲もない洞窟に見えるけど、時空の歪みが酷い。目標に近づいているのもあると思うけど、正確な方向を出すにはもう『時空羅針盤』はあてにならないと思う。クレストフ君の
「指針が振れているな……。目標を指し示そうとはしているが、どうも反応が今一つだ」
俺とムンディ教授はお手上げの状況だ。そこで、自信満々といった表情で風来の才媛がずぃっと前に出る。
「ふふふ……どうやら私の出番のようだね。なに、ここまで来たんだ。最後の一押しは私がしてあげよう」
魔導回路の縫い込まれたマントを地面に敷いて、その上にすらりと伸びた足を組んで
さらに、俺が開発して市場にも流している
爪に刻まれた魔導回路を通して、魔導因子が虹色水晶から風来の体内へと吸収されていく。次々に虹色水晶が砕け散り透明な粉となって霧散する。
風来の才媛は己の胸の内で魔導因子を加速させ、両手をマントに叩きつけると布地に縫い込まれた魔導回路へと一気に大量の魔導因子を流し込む。
(――世界の裏まで、求めるものを探し出せ――)
『
マントの魔導回路が青く光り輝き、風来を中心に全方位へ向けて不可視の波動を発する。目には見えないが空間の揺らぎで波動が伝わっていくのがわかる。俺も初めて見た術式だが、これは異空間でさえも問題とせず探査を可能とする術式なのだろう。
風来の才媛が辺り一帯の異空間を探査する様子を俺は固唾を呑んで見守っていた。この場所がビーチェを探す起点としては最も適した座標なのだ。ここで何の手掛かりも得られなければ、ビーチェ探索は困難になる。
風来の額に汗が浮く。目をつぶり、眉根を寄せて必死に探査術式を制御している。異空間にまで及ぶ広範囲の探査ともなれば、風来の元に返ってくる情報量は想像もつかないほど多いに違いない。
ゆっくりと風来が目を開け、慎重に確かめるような素振りでマントの上で指を滑らせる。その手の動きがぴたりと止まり、確信を持った声を発した。
「――見つけた。……近いね。四つ、かなりはっきりした存在が――いる」
断言する風来の才媛。その力強い言葉に皆の表情が希望に満ちるが、風来は再び目を閉じて考え込む。
「だけど。一つ、これは大きすぎる……。尋常でない存在感だ。残る三つもかなり人間離れした存在に感じるけれど、このどれかが目標である可能性は高いね」
不穏な表現だった。風来の探知したものはどれもが人間離れした存在だという。それでも、そのどれかがビーチェである可能性が高いと。
「もっと詳しく探りたいところだが、ここでこうして探査を続けていてもわかるわけではなさそうだな。追跡はできそうか?」
「追跡はできる……。けれど、四つのうち二つが既に動き出した。でたらめな速度でこちらへ向かってくるね。こいつらは……私の探査術式を、逆探知してきている!?」
全員に緊張が走った。大きな術式を使って無防備になっている風来の才媛を守るようにゴルディアとレリィが前後に立ち、俺とメグが左右へ移動して防衛の構えを取る。メルヴィとムンディは風来と一緒に防衛の内側に入り、ミラは一人離れたところで十体の魔導人形を召喚して周囲に散開させた。
「前方から来る……!! 速度を緩めず突撃してくるつもりだ!」
風来の才媛による探知は継続している。かなりの速度で突撃してくる、とわかっているなら防御壁を築いておくべきか。
(――壁となれ――)
『硬質群晶!!』
ぎぎぃいぃんっ!! と耳障りな高音が重なるように二度響き、盛大な土煙を立てながら硬質群晶の壁が崩れ落ちる。
(……突破された!? あの硬度の壁と土塁を一撃で崩せる敵なのか!?)
もうもうと舞う土煙の中から小柄な影が二つ、その姿を現す。
翡翠色の肌。光沢のある銀糸の髪。
大粒ルビーの紅い瞳と、水晶の二枚翅が特徴的な少女のような外見をした宝石の精霊が二匹。
「ここかな? ここだよね? ボクらを呼んだのはだ~れ?」
「砕けた石。綺麗な石があるよ? 味は薄いけど、たくさんあるね」
現れた二匹の精霊は、砕かれた硬質群晶の欠片を拾ってボリボリと貪り始めた。
俺も含めて、全員が突然の展開に戸惑う。この精霊達について知らない者は当然のこと、知っている者にとっては更に混乱をもたらす事態でもあった。
「
「昔見た
ミラも突然のことに動揺して、魔導人形への命令をどうしていいか迷っている。
この二匹の精霊は、間違いなく
「ジュエル……なのか?」
「ジュエルじゃないよ」「ジュエルじゃないね」
思わず呟いた俺の言葉に、二匹の精霊が答える。
「ジェムと」「ジュエリだよ」
ジュエルではない。だが、直感的にこの二匹がビーチェに繋がる存在ではないかと思い至る。
「お前達! 教えてくれ! お前達は、ビーチェを知っているか!? あの娘はどこにいる!?」
俺の質問に対して、ジェムと名乗った
高速で撃ち出された石の塊を、レリィが真鉄杖で弾き返す。稲光のような閃光が一瞬視界を白く染め、弾かれた石が五、六個の破片に砕けて転がる。
「ぅあっ……!! なにこれ……手が痺れる……?」
硬い石を打ち砕いた衝撃だけでなく、電気的な作用もあったのかレリィが顔を歪めて真鉄杖を取り落とす。
砕けて転がった石の破片をよく見れば、それは拳大の
――『
破壊の魔力を秘めた宝石の弾丸である。威力とその追加効果を考慮すると、俺の使う
真正面から攻撃を仕掛けられた。明らかな敵対行動に俺達は身構えたが、当のジェムとジュエリは無邪気に笑っていた。
「すごい珍しい、新しいお友達! ねえ、一緒に遊ぼう?」
「もっともっと、たくさんの宝石を出してほしいな。色んな味を楽しませて?」
その無垢な表情と言動に、背筋がぞくりと冷えた。こいつらは俺達のことを友達といった。敵対する意思など初めからなく、ただ遊びに付き合ってほしくて『
話は一応、通じるのだ。敵意があっての行動だったなら、説得によって友誼を結べたかもしれない。だが、既にあちらは友達のつもりで接してきていて、その上での付き合い方が問答無用の『
――既に仲良しだと思っている相手に対して、これ以上の友誼をどうやって結べと?
常識からして違うのである。友達に攻撃を仕掛けてはいけない、という常識がない相手に対して何をどう説得するというのか。一朝一夕で互いのことをわかり合える関係ではない。
ならばどうするか。相手の気が済むまで、遊びとやらに付き合ってやるしかない。
「やるぞっ!! あの二匹を無力化する!」
「いいの!? だってあれ、話に聞いていた宝石の精霊でしょ!?」
「話し合いは無理だ! まずは力づくで押さえ込むしかない!」
迷いの声を上げたレリィに俺はきっぱりと言い切ってやる。
「そういうことなら遠慮はしないかしらっ!!」
真っ先にミラが動いた。さすがに修羅場をくぐってきた経験の蓄積が違う。迅速な判断と行動で、召喚していた魔導人形十体を一斉に二匹の精霊に向けて走らせる。広く散開し、四方八方から時間差で攻撃を仕掛けることで攻撃の的を絞らせない。しかし、魔導人形の持つ武器がどの程度、あの二匹の精霊に通用するかは疑問だ。
魔導人形達がじゃらりと金属の擦れる音を鳴らして、両手に鎖を握りしめて飛び掛かる。なるほど、打撃も斬撃も最初から通用しないと判断して、鎖で絡め取る戦法か。
がばり、とジェムの腹の口が再び開いた。
複数の牙が波打つように
広範囲にばら撒かれた『
何とか宝石の弾丸を避けてジェムとジュエリに肉薄した魔導人形が二体、接近して鎖を絡めようとしたところで大きな腹の口に、ばぐんっと食いつかれる。魔導人形は鎖ごと、ぼりぼりと咀嚼され精霊の腹の中へ呑み込まれてしまった。
飛んでくる流れ弾をゴルディアが金色の闘気を込めた大剣で打ち払い、レリィも痺れる腕を闘気で無理やり動かして真鉄杖で弾いた。その際にも、弾かれた瞬間に爆風を発生させたり、光を発するなど様々な効果を発揮している。
(……『
ただでさえ貫通力の高い『
(集中攻撃を受けたとき、俺の防衛術式で防ぎきれるか?)
ミラの魔導人形が散開した状態で反撃にあったのは救いだったかもしれない。あれが一点集中で誰かに向けて放たれていたら防ぎきれなかったのではないか。中途半端な障壁では貫かれるか、追加効果で破壊されてしまう。ならば、常に先手の攻撃あるのみ。
(――貫け――)
『血塗れの棘よ!!』
鮮やかな赤色をした
硬度の高い尖晶石で構成された棘が、二匹の精霊を取り囲むように地面から生えだす。貫けぬまでも行動の阻害を狙った攻撃だったが、ジェムとジュエリは尖晶石の棘を大きく開いた腹の口で食い散らかす。
「あはははっ!! 美味しい! 美味しいね、これ!」
「歯ごたえがたまらないね! もっと! もっと、ちょうだい!」
最悪だ。本当に俺はこいつら
あまりの効果のなさに次の手を躊躇してしまった俺に代わり、一瞬の間隙を埋めるようにメルヴィが攻勢術式を放つ。
(――凍れる息吹に包みこみ、一時の休息を与えよ――)
『氷結封呪!!』
ジェムの周囲を凍てつく悪意の呪詛で満たし、空間ごと氷漬けにする。ジェムの体が氷柱に包まれて動きを止めるが、瞬時に氷に罅が走り、あっけなく割れ砕ける。水晶の二枚翅が細かく振動して、体表に付着した氷の欠片まで綺麗に振り落としていった。単純に翅を震わせる力だけで氷の枷を砕いたのだ。
「うそぉ~っ!? 足止めにもならないのぉ~!?」
確かに効果はほとんどなかった。だが、ほんの数秒程度ではあるが動きを止めてはいた。その数秒で俺は立ち直り、次の術式を発動する。
(――永久の休息を与えよ――)
『竜血樹液!!』
琥珀の魔蔵結晶を全開発動させて、大量の濃い樹液を召喚する。これはもちろんただの樹液ではなく、空気に触れると石のように硬くなる特性を持っている。
「取り込めぇっ!!」
流動性をもった樹液の波が俺の意思に従って自在に動き、ジェムとジュエリに襲い掛かる。
二匹の精霊は樹液に取り込まれることには本能的な危険を察したか、素早く空中に飛び上がると『竜血樹液』の捕捉範囲から逃れた。
「ちっ!! ダメか!」
空中にまで樹液を跳ね上げようとしたが、空気に触れる面積が広がったことで流動性を失い、時間切れで固まってしまった。
だがそこですかさず、固まった樹液を足場に使ってレリィが空中に跳び上がる。足場となった琥珀が踏み込んだ衝撃で凹むほどの勢いだ。
翠色に光る闘気を無駄なく濃密に体にまとわせて、全力を込めた真鉄杖でジェムの頭をぶん殴る。容赦のない一撃でジェムが地面に叩き落とされた。叩き落とされたジェムの方に気を取られたジュエリに対して、こちらにはゴルディアが闘気全開で斬りかかる。しかし、ジュエリは素早く空中で移動して、ゴルディアの剣撃をことごとく回避してしまう。
その様子を見ていた風来の才媛も戦闘に加わって、強力な攻勢術式を放った。
(――世界座標『
『
風来の才媛が光の粒と共に召喚したのは、短い竿の両端に槍の穂先を備えた武器。物力召喚によって借り出された、一部の神々が扱うとされる金剛石で創られし法具、『
「あいたーっ!!」
がちぃん、と火花を散らして『
「おいおい……冗談だろう? 超越種の体も貫く威力の術式なんだけれどね……」
風来の才媛が顔を引きつらせる。ジュエリの額を見れば小さな傷が付いた程度で、ほんの数秒だけ頭をふらふらさせた後は何ともない顔で空中に浮いている。
それでも傷をつけられたという事実は大きい。ジェムとジュエリを捕まえるにしても、ある程度は痛めつけてからでないと難しいというのなら、通用する攻撃がある以上は使わない手はないだろう。
俺はジュエリがフラフラとしている間に、奥歯にはめ込んだ金剛石の魔導回路へ意識を集中して、風来の才媛が放った術式と同じものを発動する。
(――世界座標『風吠えの洞穴』に指定完了。我が呼びかけに応えよ――
『
連続で放たれた超越種さえ貫く攻勢術式。しかし、俺が放った『
避けられた? しかし、ジュエリがその場を動いた様子はなかった。そう思った直後、ジュエリの姿がブレて元の位置からやや横にずれた場所に移動していた。
「あれは……『
ムンディ教授がジュエリの使用したらしい呪術を看破する。『
実は一般にも広く知られている
この『虚像』は熟達すれば離れた場所に、本来ありえない像を結ぶことができる。
地面に叩き落とされてレリィとメグの追撃を受けていたはずのジェムも、いつの間にか空中へと逃げていた。ジェムとジュエリは幾らかの攻撃を受けたにも関わらず、二匹で楽しそうに宙を舞っている。腹立たしいことだが、彼らにとってこの戦いは遊びなのだろう。
「厄介だね……。堅く、速い。それだけでなく、小規模だが致命的な攻撃手段もあると……。手こずりそうだ」
風来の才媛が少し、考え込む素振りを見せる。正直言って俺も手詰まりだ。ただ存在を消滅させるだけなら、メグに悪魔祓いとしての本領を発揮してもらって、それを全員で補助すればやれるだろう。だが、それでは意味がない。ビーチェに繋がるかもしれない手掛かりである二匹を消滅させてしまっては、彼女の捜索にどんな影響があるかわからないからだ。
「はぁー……。高位精霊が二匹……しかもクレストフの見立てでは
どこか覚悟を決めたような口調で、唐突に風来の才媛が語りだす。
「クレストフ。君は先に行きたまえ。君の探し人はもう、すぐそこにいるはずだよ。きっと彼女の元へと辿り着ける」
「先ほど言っていた四つの気配。そのうち残り二つのどちらかということだな?」
「ああ、あの娘が持つ番号座標の固有波動を近くに感じる。初めに探知してから動いていない。たぶん彼女は待っているんだよ、君のことを。集中して、座標の特定をしてごらん。私が先ほどの探査術式で道筋を作った。それに沿って君が番号座標に対する探査術式を使えば、すんなりと居場所の特定ができるはず」
ようやく、ビーチェの消息を掴めた。
今すぐにも、ビーチェの元へ向かいたい。
「だが、この場はどうする?」
「君まで、ここで精霊の遊び相手をしていても仕方ない。その役目は私達が引き受けよう」
騎士ゴルディアが風来の横に並び立ち、大きく頷く。
「本懐を遂げるのだ。クレストフ殿。ここは我ら二人が受け持とう」
「二人でやる気なのか?」
その気遣いは嬉しいが、俺は今回の旅路で犠牲を出すようなことは望んでいない。全員でかかっても押さえ込めなかった二匹の精霊を、二人だけでどう対処するつもりなのか。
「心配は無用さ。私は君よりも先輩の一級術士だよ? とっておきの切り札も三つや四つは持っているんだ。私達が全力を出せば、精霊二匹を足止めするのはわけないよ。だから、行ってくれ。私達が全力を出せるように」
そういうことか。
一級術士には仲間内にも見せられない切り札というものがある。俺も幾つか禁呪などを、いざという時の手段として隠し持っている。それは風来の才媛にしても同じことなのだ。
全力を出せない状況のまま、全員で
「……わかった。お前に任せる、アウラ」
「おっと……。これは不意打ちだね。久しぶりに私の名前を呼んでくれるとは」
彼女が俺よりも先に一級術士になってからは、俺は彼女のことを二つ名で呼ぶようになった。それは当てつけのようなもので、俺自身が一級術士となってからは意味のない意地に過ぎなかった。
いつだって昔の関係に戻って、彼女の名前を素直に呼んでもよかったのだ。
「俺はお前の力を信用しているからな。あの二匹の精霊をうまく屈服させろ。その間に、俺は目的を果たす」
「相変わらず要求が厳しいね。ま、だけど問題ないとも。うまくやるさ。……君は、ずっと君のことを待っているあの娘を迎えに行ってやるといい。ここは、私達が任された!!」
「俺達は先へ行くぞ! 遅れるな!」
アウラとゴルディア以外は精霊二匹の追撃を警戒しながらも、その場を素早く離れて水晶の小路を走り抜ける。
アウラは確信をもって言っていた。ビーチェへの道筋は既にできていると。あの娘はすぐ近くにいるのだと。
「すぐそばにいるのなら俺にも――」
ビーチェが持つ番号座標の固有波動に限定して、方位磁針をかたどった磁鉄鉱の魔蔵結晶を起動させる。
(――番号座標、β197に指定完了――)
『我が道を示せ、
これまで曖昧な動きをしていた方位磁針に明確な反応が現れる。ぴたりと針が一方向を指し示し、俺が進む向きを変えても針が指し示す方向は変化しなかった。
(……見つけたぞ。ビーチェ……!!)
確かな手応えを感じながら、俺は針の指し示す方向へとひた走った。
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