Fin2,夫との約束

 夕食の支度に取りかかる時間に。

 藍子がエプロンをしてキッチンに立つと、心美が必ず覗きに来る。


「あいちゃん、今日はなにをつくるの」

「スキレットでチキンソテーよ。ここちゃん好きでしょう」

「好き!! あいちゃんのおうちのスキレットのソテー、大好き!」

「美瑛からまたジャガイモとか届いたからね。付け合わせで乗せてあげるね」

「わー! ロサ・ルゴサのパパから届いた野菜も大好き!!」


 マンガだったら目がハート型になっているココちゃんの顔が浮かぶ。藍子も、そんなかわいい心美を見て微笑んだ。


 ひとり一つ分のスキレットで順々にオーブンで焼いていく予定。

 チキンと野菜の下ごしらえをしていると、心美はずっと藍子のそばでじっと見つめている。


「私もスキレット使えるようになりたいな」

「ココちゃんなら使えるよ。スキレット、美瑛からもらったものがいっぱいあるから、あげるね。ただお手入れが大事だから、それを覚えれば調理は火加減次第で簡単かもしれない」

「やった。美瑛のお下がり大好き。あいちゃんに初めてもらったカフェオレボウル、私の宝物なんだ」


 ロサ・ルゴサのレストランで使っていた食器のお下がりも、小笠原によく届く。お洒落な食器選びのセンスは、シェフの父も含め、母と瑠璃のセンスのおかげ。お客様にとって素敵な時間を演出するものだから、プロがコーディネートしたようなもの。お下がりとはいえ、プロバンス風の生活用品が手に入るため、心美はそれを藍子から譲り受けると、また大事に使いこなしてくれるのだ。


「ミミ、もうすぐ帰ってくる時間かな」

「そうだね。ココちゃんもホームワークを片付けておいたら。紫苑は弦じいちゃんが見ているから」

「うん! ミミが帰ってきたら、焼くところ教えてね」


 心美は元気よくキッチンから出て行き、弦士パパと紫苑が遊んでいるところから少し離れた場所で、宿題を始めた。そこには心美専用のデスクも設置してあげているのだ。


 いつも、こんな感じの夕を過ごしている。

 まるで心美が娘のような、姪っ子のような……。居て当たり前の日々。

 園田中佐、心優さんからは常に感謝の言葉をもらってしまっている。

『単身赴任になること、すごく悩んだの。心美はまだジュニアスクールの女の子だから、母親が必要な時期でしょう。もう充分、働けたと思うから辞めてもよかったの……』

 母親としての苦悩を、エミリオと藍子は目の当たりにした。

 夫の城戸少将は『できれば続けてほしい。心優が続けてきたこと、築き上げたものも多く、辞めてしまうと小笠原部隊にとっては大損失だ。だが……母親としての気持ちも無視はしたくない。娘のそばにいてほしいのも本心』――とのこと。こちらも彼女を軍人として支えてきた夫の気持ちも、父親としての気持ちも入り交じっていた。

 新島の東南司令本部からも『辞められたら困る! 迅速な情報網は園田中佐が……』と、かなり強く引き留められたらしい。


 そこまで聞いて、エミリオが言い出した。

『息子のシッターをしてくれるなら、夕方はうちの両親もいるので、心美の放課後は我が家で過ごしてもかまいません』――と。

 飛行部隊の戸塚中佐と城戸家の末娘が『親友のような関係』であることは、誰もが知るところ。ましてや、言いだした男は信頼に値する男『クイン』。

 城戸夫妻は驚きはしたが、心美が戸塚家へおじゃましていることはもう日常のため、是非にと頭を下げてくれ預けてくれることになった。


 小笠原部隊も藍子が転属してきたころから、かなり様変わりしてきた。

 この総合基地も設立してから三十数年が経とうとしている。諸島地域に基地を作ることさえ困難だった時代に、なんとかできた小さな砦基地だった。

 東南諸島での防衛が重要視され三十数年、部隊編成も様変わりしてきた。

 防衛の中枢を担うものは新島へ移されるようになってきた。小さな島で担ってきたこの基地には、最前線防衛で重要な飛行部隊と、航空関係の教育部隊、訓練校機関のみが残っている状態に。

 艦隊を編成する部隊と海兵隊部隊は新島へと転移した。


 新島は海底噴火で成長した島として貴重な自然遺産ともなっており、現在は国立公園にもなっている。その保護を担う警備なども東南防衛司令部が受け持つことになっていた。大自然の遺産として後世に残すためにも、国立公園として軍人が警備することで基地も併設することになったのだ。


 大部分は大自然で残り、港町は基地街と観光地街で発展して、歴史を重ねてきた。そのため、新島の港町は、小笠原と違って都市化。横須賀のような市街へと発展している。

 リゾート化もかねての別荘が並ぶ地域、セレブ向けマリーナマンションなどの高級感ある地区も誕生。いま藍子とエミリオが住まう隊員向けの借家と同じモデルの軍人住宅地も誕生。基地そばの海辺の地区にあり、そこも海が綺麗に見える人気の住まいになっている。


 昔は小笠原に転属になると、昇進は約束されるが、小さなアメリカキャンプ街とリゾート地区以外は、過疎化の離島という勤務地になる覚悟が必要だった。だが、いまは新島に転属になると軍人としてのボーナスタイムを得たかのように、最新リゾート地区での優雅な勤務と昇進が約束されたも同然だった。

 利便性を求められるものは、すべて新島に移っていく。

 小笠原のアメリカキャンプにも、インターナショナルスクールは健在だが、新島の軍人街にもインターナショナルスクールがある。

 そこには親がエリート軍人という子どもたちが通学している。エリート軍人だけではない。民間企業が乗り込み、リゾート環境を売りにした『全寮制の私立学園』などのビジネスも最近は見られるように。ちょっとしたセレブの親子もちらほらと見られる町並みにもなってきた。


 心美の兄、城戸家の翼と光はいずれ、母を追うようにそちらに転校するかもしれないという話も出ていた。そうなると心美もか……と、エミリオと話していることもある。


『小笠原が寂しくなっていくな』

『あなたのアグレッサーと、私のジェイブルーはまだここにいられそうね』


 もし、心美が母親がいる新島への生活を望む日が来たら、快く見送ろうと思っている。

 いまはまだ心美自身が、生まれ育ってきた小笠原を離れたくないらしく。また『ミミと藍ちゃんと、園田のお祖父ちゃんお祖母ちゃんとパパがいるから大丈夫』と、新島に行く気はないらしい。


 藍子とエミリオも……。彼女が小さな時から共に過ごしてきたので、離れがたいのだ。


 だって。私たちの『フラワーガール』だから。

 日常を微笑ましく優しい気持ちにさせてくれる彼女はもう、親戚の子に近い。


 心美はシッターに来て、紫苑の本当の姉のようにして日々を過ごし、藍子と一緒に料理をして覚えて過ごしている。

 休暇にフェリーや小型民間旅客機で小笠原島に帰ってくるママとの交流もきちんととって、彼女は彼女の意志で日々を積み重ねている。


 心なしか――。

 心美の横顔から、大人びた女性らしさを垣間見ることも多くなってきた。



 春の夕暮れ、海辺に藍と紫の色が綺麗に混ざり合う。

 息子の名付けをした理由を、この時間に藍子はよく思い出している。

 家族が安らぐ夜を迎える時の色合い。パイロットの朝田ではなく、ただの藍子になって、愛する彼と過ごす時間がやってくる。夜のとばりの色――。


『ただいま』


 キッチンから見える紫苑色の海を見つめていたら、そんな声が聞こえてきた。


 その声に、この家にいる誰もが反応した。

 特に息子が笑顔になって走り出す。


「パパだ!」

「エミルだな」


 喜びいっぱいに走り出した息子のあとを、今度は祖父の弦士パパが追いかける。


「ミミだ」


 隣の部屋の窓辺でホームワークをしていた心美も、椅子から降りてリビングに戻ってくる。

 そして藍子も、エプロン姿のままキッチンからリビングへと移動して、心美と顔を見合わせ、彼の姿を待った。


「マーケットでママに会ったんだ。それと、今日はユキも一緒だ」


 黒ネクタイに夏の白シャツ制服の夫が、息子をだっこした姿でリビングに現れた。


「おかえり、ミミ!」


 心美もエミリオのそばに駆け寄っていく。いまも変わらずに、お気に入りのお兄さんのようにして、エミリオには甘えるように抱きつくこともある。エミリオも心美が迎えてくれることに、笑顔を見せる。


 パパが大好きな息子をだっこして、小さな親友である少女の黒髪を撫でる。

 こうして見ると、二児のパパにも見えてしまうほどに、父親としての貫禄も備わっている。


 その後ろから、彼にそっくりな金髪の美魔女も登場。


「マーケットでエミルに出会ったの。ユキ君とお買い物をしていたのよ。だからバスで帰らずに、息子の車に乗せてもらってきたの」


 さらにエレーヌ義母の後ろから、背が高い男性もひょっこりと顔を出してきた。


「おじゃましまーす。心美のお迎えついでにって、クインさんに誘われちゃって……。夕飯時だろうに、すみません」


 雅幸が顔を出した。急だろうがなんだろうが、藍子はかまわずにユキも迎え入れる。


「ひとり増えるぐらい大丈夫よ。一緒にご飯にしていって」

「えへへ。藍子さんのメシうまいから、逆らえないっす。それに、クインさんのモヒートにも釣られちゃって」

「モヒートの材料をそろえるために、マーケットに一緒に買い出しに寄ったら、母さんに出会ったんだ。今日は心美もいる日で、三世代食事の日だから、ユキも来いって誘ったんだ」

「いいわね。エミルのモヒート。気温がすこし上がってきて、美味しくなる季節だものね。私も大好き」

「戸塚じいちゃん直伝だからな」


 息子を片腕に乗せながら、片手にはマーケットのレジ袋。その袋を藍子に手渡してくれる。


「では。エミルパパが帰ってきたので、いまから一気にオーブンで焼き上げるわね」


 ユキの分のスキレットもすぐに準備。鶏もも肉と美瑛産のズッキーニに玉ねぎ、ニンジンにじゃがいも、ローズマリーなどを盛り付けてオーブンへ。

 料理好きな藍子のために、エミリオがけっこう大きなオーブンを備え付けてくれたのだ。海人が羨ましがるほどだった。このオーブンのおかげで、たくさん作れるのでいつでも人が増えてもへっちゃら。そのせいもあるのだろうか。ユキだけでなく、戸塚家にはよくお客様がやってくる。

 頼もしい弦パパに会いたい男たち、エレンママの優しい言葉に癒やされたい奥様たち。そして、不惑の年齢を迎える信頼に値する男、戸塚中佐に心を委ねたい隊員たち……。朝田少佐自慢の手料理を楽しみに、戸塚中佐についてくる人々、などなどだった。


 仕上げる藍子のそばで、制服姿のままの夫がモヒートを作り始める。


 エレンママは、今日のサークルでつくってきた花束をフラワーベースに活けてくれている。


 食卓はあっという間に出来上がった。

 夫の両親、夫の同僚後輩、息子と、親愛なるフラワーガールちゃん。家族としても、仕事仲間としても、ご近所の親しみあるお子様でも、みなで揃って賑やかな食事が始まる。


「今日もクインさん凄かったんすよ。さすがリーダーエレメント! 柳田大佐と変わらずの的確さだったもんなー」

「そういうユキも素晴らしかったぞ。岩国のエースを仕留めていたもんな。双子で初の僚機ペア。息も合っている」

「別に双子だからって、なんでも一緒にしてくれなくていいんすけどね。ついに既婚と独身に別れたわけですし」

「ナオに相手が見つかったんだから、ユキにだって見つかるさ」

「そうっすかね~。やっぱ、あれですか。歳上がいいっていうの、もう無理な年齢っすかね。俺より歳上って、既婚女性ばっかになってきたっすもんね」

「だからなんで歳上にこだわるんだ。歳上女性に憧れているころから見たら、その年代はもうユキと同世代ということにならないのか」

「う~ん、確かに。周辺の同世代女性、落ち着きが備わってきたっすもんね~」


 モヒートで乾杯をしたエミリオと雅幸がそんな会話を始めていた。


 いつも一緒にいたはずの『ユキナオ』君たち。

 三十路を越えて、初めて生きる道を分かつ。

 弟の雅直が先に結婚をしたのだ。

 瑠璃協力の美瑛富良野豪華食材の合コン開催数回目で、小柄でほんわりとした癒やし系女子隊員とマッチング。その後、出会いからすぐに別れるのがお決まりの双子だったが、やっとおつきあいが続き、癒やし系女子とゴールイン。また賑やかな結婚式になり、エミリオと藍子の夫妻も招待されて、とても楽しかった。

 既婚と独身と別れた双子だが、いまでも双子は双子。職場ではいつも一緒にいる。

 何故なら、勤務している部署がいまもおなじ。しかも、この部署に転属してから初めて、二人は双子として僚機となり、エレメントを組むことになった。


 双子がいま勤めている部署は『アグレッサー飛行部隊 サラマンダー』。

 雷神という現場フライトから、彼らもついに実力を認められ、夫と共にアグレッサー飛行部隊に異動になったのだ。

 つまり夫のエミリオと、いまもおなじフライトチームで職務に励んでいる。


 彼ら双子はいま、以前、シルバーとクインが操縦していた『カーキー×イエロー』迷彩のネイビー・ダークネス機の担当になっていた。


 これまでは先輩とエレメントを組んできたが、ここで海軍でも初の双子エレメントになった。どんなベテランのファイターパイロットでも果敢に演習で撃ち落としていく凄腕を発揮しているらしい。


 二十代の時に垣間見せていた勢いばかりで不安にさせる幼さも影を潜め、大人の男としての冷静沈着な判断力を備えてきているとのことだった。

 それでもまだ、いきなりはっちゃけて墓穴を掘ることもあるとかで、相変わらずに柳田大佐が『油断ならぬ。目が離せぬ』と目を光らせているとか……。


 そんなユキはまだ独身のため、相棒の弟がいない夜は、エミリオがこうしてよく誘ってくることも多くなってきた。


 だったら、悪友の海人とつるんでいるのではないかとも思いたいが。藍子と相棒である海人も、深夜のフライトで一緒になるために、彼も今日は早寝の準備をしているころ。シフト制で勤務する悪友を、ユキも訪ねることが出来ない日だったのだろう。

 エミリオの声かけに、ついてきたのはそんな日だから。或いは、そんな日だと察した夫が誘ってきたのだ。


 エミリオも結婚後、披露宴の余興に骨を折ってくれた双子には様々な協力は惜しまず、目をかける後輩として親しんでいた。

 心美の従兄でもあるため、母親と離れて暮らす心美を双子も気にかけて、戸塚家に顔を出す頻度も多い。


 こんなふうに。藍子は小笠原で親しくなった人々と、家族とともに、賑やかに過ごしている。


 幸せな日々だった――。



 もっと幸せなことも……。



 深夜のフライトのため、藍子は早めに寝支度をして数時間の睡眠をとろうとする。

 夕食の片付けは、義両親も夫も率先してしてくれるので、こんな時はすっかり任せている。今日はユキに心美も手伝ってくれていた。

 藍子は一足先に二階へとお暇をいただき、入浴をすませる。


 湯上がりの身体にキャミソールを着ただけの軽い格好で、黒髪をバスタオルで拭きながら藍子はまた窓辺の景色を眺める。


 海はもう紺碧の暗闇に沈んでいる。でも、今夜は月が海面を照らしていてそこだけ明るいコバルトブルーのラインができている。

 常春の島。住み始めてだいぶ時が経った。いつのまにか一児の母として、少佐として日々を過ごしている。


 ベッドルームのドアが開く。ブロンドの男が入ってきた。


「紫苑、寝付いたよ」

「ありがとう、パパ」

「藍子も早く眠ったほうがいい。少しでも休んでおけよ」

「うん、そうするね。夕食の片付け、心美ちゃんの見送りもありがとう」

「パパとママが来ていたし、ユキも心美も手伝ってくれて、俺はすぐに紫苑と風呂にはいることができて添い寝もできたよ」

「皆がこうして手伝ってくれるから、ジェイブルーの操縦者として続けていられるの。感謝している」


 窓辺で神妙に呟く妻を見て、エミリオも真顔に固まったのを藍子は知る。


「俺も感謝しているよ。両親に孫と息子と暮らす生活をさせてくれて、誘ってきた知人に同僚を連れてきても、いつも美味い食事を快く作り出してくれて。今日の夕飯も美味かったよ」


 窓辺で涼んでいる妻へと、夫のエミリオが歩み寄ってくる。

 月明かりが柔らかく降り注ぐそこで、彼が藍子の背中からだきついてくる。いつもの彼の愛情表現――。

 藍子も肩越しから夫を見上げた。金色の月明かりに、彼の金色の髪がもっと煌めいている。翠の眼差しに見つめられると、藍子はいまも胸が高鳴る。きゅんとした気持ちに襲われたその瞬間にはもう、エミリオが胸へと藍子を抱き直して、黒髪にキスをしてくれている。


 藍子もブロンドの夫を見上げる。いまも美しいままの湖水のような瞳の奥の奥まで見つめる。妻の特権だと思っている。この瞳は藍子だけのものだ。

 そんな妻の想いが言葉もなしに伝わるようで、エミリオがそっと微笑み、藍子の唇へとキスをしてくれる。


「深夜のフライトでなければな……惜しいな」


 夫の手が、素肌になっている藍子の肩をもどかしそうに撫でる。

 キャミソールの肩紐がずれて、少しだけ胸元が露わになる。そこにも彼のくちびるが降りてきた。

 ひとつ、ふたつ、みっつと繰り返される口づけと愛撫。藍子の顎先と首に彼の金色の髪がふわふわと触れて、それも気持ちがよくて藍子は思わず吐息を漏らし、うめいてしまっていた。


「私も……。だったら、明日ね……」


 夫の顔を両手でつつむ。胸元から諦めて姿勢を直した夫の顔がまた目線の上に戻って来るそこで、藍子からエミリオへとキスを返した。


「ねえ、ダーリン。約束、覚えてる?」

「ああ、覚えているよ」


 キスをする妻へと、また夫がキスを返しながら藍子の腰を抱いてくる。

 ぴったりと窓辺で身体を寄せ合って、キスをしながら二人で笑い合う。


「航海任務を終えて、また地上勤務のアグレッサーに異動したら……」

「そう、子ども……ふたりめ、お迎えしようねって」

「そうだ。約束だ。そろそろ、その約束を果たそうか」

「うん。でも今夜はだめね」


 紫苑の兄弟がほしい。二人目を望むタイミングがやってきたと、藍子とエミリオは月明かりの窓辺でキスを交わす。


 だが、それには藍子にも準備が必要となってくる。


※次回、最終回※

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