2-2.大人の時間(AdultTime)~
================================
本文には、性的な描写が含まれています。
苦手な方はご遠慮ください。
一部過激な表現を削除しました。
================================
妖艶な美女のミエコさんを含む9人の女性と焚火を囲んでいるアルスの体に、俺は憑依スキルを使ってみた。
「よし」
そして眠りに落ちているアルスは抵抗することなく、憑依スキルはすんなりと成功した。
俺はあまりの嬉しさに、思わず声を出してしまった。
俺はゆっくりと右を向いてみると、右腕にしなだれかかってくるミエコさんの胸元が見えた。
それだけで、ご飯が何倍にも美味しくなるほどの、素晴らしい眺めだった。
俺の思惑は見事に成功したのだ!!
ホブゴブリンとの戦闘中にアルスが気を失ってしまいピンチに陥ったときに、俺が苦し紛れに使った憑依スキルが成功しだのだ。
そのことから俺は、アルスの意識がない時には、抵抗されることなく、アルスの体に憑依できるのではないかと仮説を立ていた。
『ついに俺は自由を手に入れた!』
夜限定とはいえ、自由を手に入れた俺は猛り狂った。
そして俺は遠慮なくミエコさんの脂の乗った腰に手を回すと、ワインを一気に煽った。
「あら、アルサスさまったら。いけない子」
ミエコさんは、更に体を密着させると、俺の華奢な胸に頬と手を添えてきた。
「そういえば気になっていたんだけど、なんで僕のことを様とよんでるのかな?」
俺は努めて子供ぽく話そうとしたが、上手くいかなかった。
「あらまぁ、お酒が入って雰囲気が変わられましたわね。ふふふ。わたしくしとマリナは、アルサスさまが大きな魔物を魔法で倒すところを隣の部屋から見ていたのですよ」
「まるで物語に出てくる、勇者様の様でした」
ミエコさんは熱く語り、マリナさんは夢見る少女のように呟いた。
『なるほど、そういうことか』
勇者というのは大げさな気がするが。
ミエコさんたちの足に結ばれていた紐は、ある程度の距離まで移動できるように長かったから、戦闘を覗き見ることが出来たのだろ。
そして犬のように、動き回れるように繋がれていたということは、ホブゴブリンだけでなく、コボルトの相手もさせえられていたということだ。
「そういえば、この青いピアスをした女性を見かけなかったかな?」
俺は両耳に着けている空色のピアスを指さした。
「えぇ、確かに、私たちがあそこに連れれてこられた時にはいました……」
マリナさんは、そこまで話すと下を向いてしまった。
『過去形か…』
「そのピアスを付けた美しい女性は、私たちのようにホブゴブリンの椅子につながれていましたわ。でも、アスカちゃんがホブゴブリンに襲われそうになったのを庇ったことで、亡くなってしまいましたの」
ミエコさんが話を継いでくれた。
「そうですか」
判ってはいたが、やはり行方不明になっていたアルスの母、リリーは、ゴブリン達に囚われていたのだ。
そしてアスカを救い死んだ。
どうやってもあの時、母親を探してた時、クーガーと出会っていないアルスでは、母親を助けることが出来なかったのだから、これは運命として諦めるしかないようだ。
「それよりも。さぁ、今日は飲んで嫌なことを忘れましょう」
ミエコさんは、その女性がアルスの母親だったことは知らないのかもしれない。
「そうですね」
俺はミエコさんが注いでくれたワインを煽った。
上等なものなのか、なかなか味わいあるワインだった。
「ところでアルサスさま。魔物に汚されたこんな体ですが…… 慰めてくださいません……か?」
ミエコさんは、俺の胸に人差し指を突き立てると、上目遣いでおねだりしてきた。
ゴクリ
俺はミエコさんの余りの妖艶さに唾を飲み込んだ。
もちろん、いかがわしいことを期待してアルスの体に憑依したのだが、まさかここまで順調に事が進むとは思っていなかったのだ。
ミエコさんは、俺の目を見つめながら、右腕をすーーっと指でなぞっていった。
「うっ!!!」
俺の頭の中にピンク色の霞が掛かり、体中を快感が稲妻のように駆け巡っていった。
『な、なんだ、これは』
これまで感じたことのない快楽に俺は声もなく動揺した。
「あら、まぁ、そんなに硬くならないでくださいまし」
ミエコさんは俺の首筋に唇を這わせながら囁いてきた。
俺は堪らず、ミエコさんの豊満なメロンの様な果実を鷲掴みにした。
「あ~そんな、強すぎますわ」
ミエコさんも俺と同様に体が敏感になっているのか、必要以上に感じて見せた。
ミエコさんの腕と太ももが、塗らめく大蛇の様に俺の体を絡めとり、あっさりと押し倒されてしまった。
「くっ!」
ミエコさんの潤った体を擦り着けられ、俺は危うくイキそうになったが、我慢することに成功した。
そして俺は体中を駆け巡る快楽に耐えながら、ステータスウィンドウを必死に見た。
アルスは状態異常のセンシティブ(敏感)に掛かっていた。
残念ながら、ミエコさんのステータスを見ることは出来なかったが、俺がミエコさんの熱い太ももを撫で上げると、大きな声を上げたことから、同じく状態異常のセンシティブになっているようだ。
「あっあぁ~」
『いつのまに状態異常を掛けられたのだろうか』
俺はこの異常事態の原因が判ったことで、少しだけ余裕を取り戻すことに成功した。
継続的に体中を快楽が駆け巡っていくことには変わりがないが、このアルスの体、いや憑依した状態だと、俺はいくらでも我慢することが出来ることが判明した。
生前の俺なら、とっくに5回はイっていたことだろう。
そういえば、服が燃えた状態でも戦い続けることが出来たのも、同じ理屈なのかもしれないな。
「ふふ、ずいぶん感じているようだな」
余裕が出来た俺は、反撃に出ることに決めた。
大きな二つの果実を下から持ち上げるように揉んでやると、ミエコさんは声を張り上げ、ビクンンと体が跳ねあがった。
「イッイイ」
いつのまにか二人とも身にまとうものは、何も無かった。
『あれ?なんだろう』
持ち上げられたミエコさんの柔らかく、ずっしりとしたメロンの下に、小さな不思議な形をした文字?模様?を発見した。
後で模様の事を調べてみるか。
とりあえず模様のことは置いておいて、ミエコさんを責めることに専念することにした
ふと視線を感じて隣を見ると、太ももをモジモジさせた緑色の髪をしたマリナさんが、うっとりと目を潤ませ得ながら、こちらに見入っていた。
「待っていろ、あとで相手をしてあげるからな」
そして望み通りミエコさんと俺はランデブーした。
♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡
♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡
♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡
ミエコさんが4回目の絶頂に上り詰めるのに合わせて、俺も己の欲望を解き放った。
「イヤ、ダメーーーー」
『あ、アルスごめん』
そして俺は再び、勝手に童貞を捨てたことをアルスに詫びるのであった。
さすがにアルスの体は若く、マリナさんと絡み合っているうちに回復していた。
そしてマリナさんも異常なほどに感じやすいことから、状態異常のセンシティブに掛かっていることが判明した。
『これって範囲魔法なのかな?』
健康的なナイスバディをしたマリナさんは、おとなしい顔とは裏腹に積極だった。
俺は第1ランドで体力を消耗したこともあり、マリナさんに上に載ってもらい頑張ってもらった。
すでにマリナさんの体は準備が出来ていたこともあり、前戯は必要なかった。
焚火の炎に照らされた、瑞々しい体が俺の上で、激しく情熱的に蠢いていく。
「イィ、イィイノー……」
♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡
♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡♥♡
2度目のランデブーとなった俺は、2発目のミサイルを放った。
するとマリナさんは、切り倒された大木の様に俺の胸へと倒れこんできた。
俺は健康的な体をしたマリナさんを、まるで子供をあやすか様に優しく撫でてあげた。
「ふぅ~、気持ち良かった。あれ?」
俺はいつの間にか囲まれていたことに気が付いた。
戦闘中だったら間違いなく袋叩きに有っていたことだろう。
しかし俺は慌てることなく、気を失ったように痙攣しているマリナさんの裸体を、優しく横たえてあげた。
レーダーには中心点を囲む様に7個のピンク色の光点表示されていた。
もちろんマリナさんとミエコさんの光点もピンク色だから、合わせて9個だ。
『ピンクってそういうこと?』
ちょっと頭が混乱してきたが、それどころではなかった。
そう、そこには助け出された若い娘達、7人が立ったまま俺を取り囲んでいた。
全員、ほほを上気させ、期待に目を潤ませながら待機している状態だ。
改めて7人娘を見回してみると、それぞれ髪の毛の色が違いとてもカラフルだった。
そして、そろえぞれが違う魅力を持った若くて、それなりに美しい個性的な面々であった。
『マジか。いきなりハーレムとかありなのか!』
俺は驚きと期待に膨らんだ気持ちを、顔に出すことのないよう努力して、ポーカーフェースを決た。
まず初めに桃色の髪をした、かわいらしい娘の手を取った。
なぜなら彼女の胸は、この中で一番大きく、マシュマロのように白く柔らかそうだったからだ。
「ふぇ~~」
………
「あは~ん」
………
「くっううう」
もう、そこからは流れ作業、もとい、戦場であった。
途中でミサイルの残弾が心配になったが、行けるところまで行ってみることにした。
『若いっていいな~』
………
………
………
………
「痛い……」
「あ、あれ~~!?」
そして最後の一人とランデブーした瞬間、異常事態が発生した。
その娘は、とても控えめなで目立たない娘だった。
瞳と髪の毛は藍色で、顔立ちはとても整っていて、まさに大和撫子を体現していた。
そして7人の中で一番の美人だと俺は思った。
他の子と同じように敏感肌になり感じまくっていたので、ランデブーに移行したのだが・・・。
まさか、ドッキングの途中で、このような不具合が発生するとは予想出来なかった。
「だ、大丈夫?」
「は……はぃ」
大和撫子は恥ずかしそうに頷き、俺の胸に顔を埋めてきた。
『まさか初めてだったとは……』
これまでの6人も、今思えばきつかったのだが、問題なく受け入れてくれていたので油断していた。
しかしこのまま止めるわけにもいかず、俺は反応を確かめるように、形よく上お向いた桃の先端を触った。
「あ!」
ビクンと藍色の髪をした娘は反応した。
「うごくよ」
こくり。
敏感肌のおかげで感じてるし、嫌がっているようではないので、俺はゆっくりと優しく、そして慎重にミッションを遂行することにした。
…
……
………
「あん、イ、イキます……」
その娘は、最後まで控えめに昇天していった。
もちろん、ミサイルは発射しなかった。
「ふぅ~」
俺はミッションをコンプリートした達成感のなか横になった。
するとすでに体力を回復したミエコさんと、マリナさんが労うように、俺の汗ばんだ体を舌で丁寧に清めてくれた。
「ありがとうございました。体の中の闇が晴れた気がしますわ」
「本当に救われた気がします」
ミエコさんは礼を言いながら、俺の口を塞いできた。
マリナさんも、張りのある体を絡めてきた。
「う、んん」
もちろん、お返しとして2人とこころゆくまで、たっぷりと楽しんだ。
「あ~~、いいわ~」
「いや、はっぁん!」
………
……
辺りが明るくなるころには、女性達は眠りについていった。
ちなみに後で判ったことだが、桃色の髪の毛をした可愛い巨乳娘の名前はモモコで、藍色の髪をした大和撫子の美人はアオイというらしい。
ちょっと安易な気もするが、覚えやすい素敵な名前だと思う。
それにしても3か月以上も村で生活していたのに、こんな素敵な女性達に気が付かなかったとは、俺も修業が足りないようだ。
俺はミエコさんの太ももに頭を乗せながら月を眺めてっみると、少し欠けていて、どこか怒っているように見えた。
………
………
そして木立の中を朝日が昇ってくると、その時が来た。
「あれ?あれあれ?」
大勢の裸の女性達に埋もれた、アルスは裸のまま起き上がりながら、辺りをキョロキョロと見渡して混乱していた。
『まだ、アルスには刺激が強すぎたかな?』
慌てて服を取りに行くアルスの足取りは重く、服を着る動作はまるで老人のようだった。
「よいしょ、いたたたた」
『しまった、アルスの体のことを考えていなかった』
俺は自由に動けることに夢中になっていたが、いや、決して女体に夢中だったわけではない。
誰に言い訳をしているのかは不明だが……
この先、夜にアルスの体を借りて行動するということは、体を休める時間が無くなるわけである。
すると体への負担は相当なものになるということは、容易に想像することができた。
何らかの体力を回復する手段を、手に入れることが先決のようだ。
アルスが律義に裸で眠る女性達に服を配っているのを横目に、俺はステータスを確認してみた。
アルサス(※サイアス)
LV5(冒険者LV2)
クラス:ファイター
スキル:
剣:LV4
→バッシュ
→スラストアタック(突き)
斧:LV1
弓:LV3
→スリーショット
→ハードショット
精霊魔法(火):LV0(+2)
→ファイア
精霊魔法(水):LV0
盾:LV2
→シールドアタック
乗馬:LV3
鞭:LV1
→調教
房中術:LV1
→マッサージ
※神眼:LV3
→鑑定
→レーダー
※霊体:LV3
→憑依
前日の救出作戦で、アルスとミヅキのLVが上がっていた。
アルスは新たに精霊魔法(水)をLV0だが取得し、盾スキルにもシールドアタックが増えていた。
『あれ?新しく房中術が増えているな、アクティブスキルはマッサージか、なかなか夢のあるスキルじゃないか』
これまでにキャラクターLVが上がらなくても、新しい事を訓練することで、スキルが増えることは判明していが、眠っているアルスが経験してたことでも、スキルが上がることが新たに判明した。
ということは、眠ているアルスに、俺が憑依した状態で戦闘訓練などを行えば、キャラクターLVやスキルLVが上昇する。
結果、アルスの戦闘力をあげることが出来るということになわけだ。
『さぁ~、これからは夜も忙しくなるぞ~。まずは房中術からだな』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます