437球目 ノーコン投手は対策のしようがない
5回裏にマウンドに登った
先頭の中田を四球で出すと、
150キロ近い豪速球にすっかりビビり、誰1人としてバットを振っていない。
「実に不愉快だ。こんな無策の試合は初めてだ」
村下監督は
「
「はい!」
「ここで走者一掃のスリーベースヒットでも打ってくれたらなぁ」
彼は
「ストライクッ!」
「デ、データにない!」
スローボールを4球連続で投げ、カウントは2-2になる。
「うおりゃあああボケェェェェェ!」
「ストライクアウトォ! チェンジ」
「しまったぁ!」
「
「はい!」
「申し訳ありませんでした!」
村下監督は謝罪する
(続く)
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