5万PV記念おまけストーリー ロックンロールな「ゲームセットは聞こえない」完成?
準決勝の
「ダディ、聴いてくれ。
「OK。たっぷり聴かせてくれ」
「ゲームセットは聞こえない」
作詞・作曲・編曲:デヴィッド真池
最終回 2アウト 2ストライク 絶体絶命
どんな ボールでも 打ちたいと 思ってるけど
あきらめかけたその時に
君の声が俺に届く
どんなに速いボールでも
喰らいつくあなたが好きよ
このゲーム負けたままで
終わらせたくないんだ
ゲームセットは聞こえない どんなに点差がつこうとも
勝利への執念が 相手を打ち負かすんだから
とめどなく流れる汗と 湧き上がってく歓声で
心が燃え上がるよ バットを振らなきゃ何も始まらない
最終回 1点差 フルベース フルカウント
どんな 形でも 殺すと 思ってるけど
1人ぼっちのマウンドに
君の声が僕に届く
しびれるほどのストレート
投げぬくあなたが好きよ
負けのゲームは
もうこりごりなんだ
ゲームセットは聞こえない いくら相手が強くとも
この一球入魂の 精神で抑えるんだから
とめどなく流れる汗と 湧き上がってく歓声で
心が燃え上がるよ ボールを投げなきゃ何も始まらない
ゲームセットは聞こえない 2人のプライドがぶつかって
勝利の女神が どちらに微笑むか迷うから
まぶしすぎる太陽と 透き通った青空で
その先を信じたくなるよ ゲームセットになるまで
勝利の行方は 誰もわからない
「どうだい、ダディ?」
「うーん。2番サビから3番サビまでに、何か盛り上がりを入れてほしいね。あと、最近のヒットソングは、イントロ無しでいきなり始まるのが多いから、デヴィッドもそのムーヴメントに乗ってほしいね」
「サンクス、ダディ! 甲子園までにスペシャルソングに仕上げるよ!」
彼は野球とロックをつなげるバントマンだ。
(続く)
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