397球目 失投は見逃さない
9回表のマウンドに
「1番センター
「プレイ!」
ヤバイと思った時には、打球は高々とセンターへ上がる。
「捕るよ!」
「オーイェイ! ホームランやぁ、ハーン!」
0行進のスコアボードに刻まれた初めての1。9回にこの1点は重過ぎる……。
俺達はマウンドに集合する。
「ミスター・ユーカワ、ネクストをしっかり抑えましょう」
「低めに投げてゴロにしたら、俺達が何とかするからさ」
「俺様んとこ打たせたらチャンチャンや」
「リラックス」
俺達がいくら声をかけても、
「ハァ。こいつの体アカンわ。
「おい。まだそんなことい――」
俺が喋ってる途中で、今まで黙っていた
(続く)
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