394球目 アイアンボールを飛ばせない
「この体、めっちゃええなぁ。うへへへへ」
彼は常に笑顔でバットを振りまくる。
「ストライク!」
「くわぁ! ギリギリ入ったかぁー!」
「次で決めるよ」
「くっ、うぐっ」
「アウト!」
「くっそおおおお! 普通の球やったらホームランやのにぃー」
「私の勝ちだね、
(続く)
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