364球目 ピッチャーの肩は簡単に回復しない
※今回は
2死1・3塁になって、伝令がやって来た。ここでピッチャー交代か……。
「
俺はベンチの監督を凝視する。監督は大あくびして、まぶたをこすっている。おじいちゃんもお疲れのようだ。
「ここまでよう投げたわ、
「ハハハ。4回のホームラン、カッコ良かったなぁ」
「ライトフライ捕り損ねんやな、名投手」
「ナイスピッチング!」
「また鳥になってね」
こんなに
俺に替わってマウンド上がるんは
と思ったら、
2死で3点差やから、3塁走者はどうでもええねん! その前に、俺がピッチャーやったら、
クッソー。やっぱ監督の命令無視して、マウンドに居座るべきやったか?
(続く)
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