345球目 ブルーバードは遠くにいない
ベンチから戻ってきた
「イソヒヨドリか。渋い鳥になったもんや」
「
「イソヒヨドリは元々海岸におったけど、最近は都会に進出しとるよ。ヨーロッパでは高い山におるから、色んな環境に対応できるマルチバードって感じ」
色んな投げ方が出来る
「フンフンフーン」
「ストライクッ!」
ど真ん中にストレートが来た。球場の球速表示は148、速い……。
「オーウ。点をプラスするのがハードですね……」
カウント2-2からの5球目。
「ストライクッ! チェンジ!」
ゆるゆるのチェンジアップを投げてきた。彼女にしては珍しい三振だ。
「リードを守りますよ、ミスター・ミズミヤ」
「OK。好リード頼むぜ、
初回に大量点を取られること(1回戦・2回戦)はあったが、こっちが取ったのは初めてだ。
この5点リードを守り切るぞ!
(続く)
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