312球目 タッチアップを早くしない
※今回は兵庫連合の
「
「3回までと別人やで」
「
「3点差ぐらい、どうってこたぁない! 僕達で返そう!」
カウント2-1から、山科がレフト前へ打つ。シングルヒットの当たりだけど、私はワザと2塁へ回す。
「ゴーゴー!」
「よっしゃあ!」
気を良くした
ところが、
「
私は3塁ベースコーチの
「ええよー」
センターが捕らない内に、3塁ランナーの
「セーフ!」
さぁ、タッチアップが早いとアピールしてや、アピール、アピール、あれ? ああ、またやってもうたぁ! サードは私(
こっちがタッチアップ早いと言うのはおかしいし、完全に裏目に出てもうた……。
(続く)
※注 野手が打球を捕るより先に次の塁へ走ったランナーは、守備側の審判へのアピールでアウトになります。
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