271球目 黒猫は不吉じゃない
終業式の翌日、とんでもないニュースが
何と、不死身の赤鬼・
俺と
俺達が病室に入ると、左足にギブスを巻いた
「おう、何や? けったいな顔しよってからに」
声はいつも通り、ドスの利いた低い声だ。問題なさそう。
「
「
「3日かー、良かった……。3日後!?」
3日後だと、すでに4回戦は終わってる。次の試合はチーム1のパワーヒッター・
「交通事故に気ぃつけろって、先生や
「すまん、キャプテン。自転車乗っとったら、黒ネコひきそうになってなぁ。そんで、よけたら、電柱に足ぶっつけてもて」
「車に当たったワケじゃないんですね。骨折しなくて良かったですけど」
ネコをかばって
「それじゃあ、私達は学校に帰ります。絶対に動いちゃダメよ!」
グル監が人差し指同士で×印を作る。
ここまでは、まだ
(続く)
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