230球目 ヒッティングかバントかわからない
ところが、一塁審判は両手を水平に広げた。
「セーフ、セーフ!」
「なっ、何ぃ!?」
「えっ? 僕、ちゃんと捕りましたよー」
「足、足! 君ぃ、ちゃんとベース踏んでなかったよ!」
「あっ、あああ、マジでござるかー」
「この豚足! バウワウ!」
舌を出して照れ笑いを浮かべる
かろうじて首の皮一枚つながった
「決まったぜ! 俺のデンジャー・ゾーン!」
ヒットの
9番
「今度はバント。モーいやっ!」
ここで、
「相談してもムダ」
「お待たせしました❤」
「プレイ!」
「け、敬遠?」
「うん❤ だって、
満塁の敬遠でも、まだ
「あっ、あたいをナメたなぁ、おのれー!」
(続く)
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