180球目 ストライクゾーンに入らない
初回、2本のホームランなどで5点も失ってしまった。
しかし、
相手投手はあきれるほどノーコンなのだから。
「俺の球を捕れぇー!」
「おめぇのストライクゾーンは、モンゴルの大平原か!」
「おう、そうだ。モンゴル帝国の
「ダボ―! ストライクゾーンがアホみたいに広いって意味や!」
全くバッテリーの呼吸が合っていない。これでは、せっかくの5点リードがビハインドになりそうだな。
デッドボールをぶつけられたくないと、
「みなーさん!
「いいから、さっさと投げんかい、
「ストラーイク!」
「なっ!」
「マグレや、マグレ! もういっぺん、同じとこ放ってみぃ」
「よっしゃ! 投げたろやないの」
「ストライク、ツー!」
2球目も
しかし、球速は120キロ程度だ。恐れるに足らず。
ヒットメーカー・
「アガー! パーフェクトもノーノー(
つくづくオーバーな奴だなぁ、調子狂うぜ。
(続く)
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