148球目 あと2つのアウトが取れない
先頭の
9番の
俺は石橋を叩きすぎて壊してしまった。
「何やっとるやん、
「ごめんごめん。次はちゃんとするから」
次の打者は3本目のヒットを狙う
初球のスローカーブに空振り。2球目もスローカーブで姿勢が崩れる。
「これもヒットの内や!」
何とセーフティーバントをしてきた。
何とかファーストミットの先っぽに。これで
「ピッピッピッー!」
新幹線のごとく
1塁には2人のスパイクのつま先がふれる。タイミングはほぼ同時。審判のジャッジは……。
「セーフ、セーフ!」
「
「あっ、ああああ……」
俺はひざをついて頭をかかえる。これで1死1・2塁のピンチ。次は粘り打ちの
「痛覚!!」
1死
(浜甲学園勝利まであと2人)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます