面白いです！
Husares（綴りこうだっけ？）は痺れました。展開の妙も盛り込みつつ、こういう大胆でロマンあるsfが描けるのはうらやましいです。
sfいいですよね。

企画の参加ありがとうございます。企画の主旨に則り、批評しに参りました。参加された以上、企画概要に書かせて頂いた通り、あなたは僕の作品を批評するのがルール、ということを改めて伝えておきます。

批評の方ですが、えええ！　って感じでした。
何に驚いたって、黒雲によって悲惨なことになって、「お、面白そう」ってなったんですが、素直に消えて、ロマン……終わりなのかあってなりました。

この雲という絶望の中、抗っていく物語を期待していたのですが、少し消化不良です。
確かにその物語を短編で作り上げるのは難しいです。ですが、ひらやさんが書かれたこの短編は、ただの状況報告のようなものと感じました。何が起きて、どうで、こうで、こう終わって……それを地の文のみで書かれて、どんな絶望があったか、誰がどう苦しんだのか、細かには書かれていないので、何となく、これだとプロットのようなものだと感じました。

短編の中にストーリーを作り上げるのは難しいですが、黒雲が出て、絶望に落ちて、気がついたら3年が経過していて、さらりと衝撃的なことが地の文で書かれて流れて、特に障害となく消してロマン……、やっぱり、何となくプロットに近しいものを感じます。

それでですね、この批評を書いている最中に、僕は自分の批評にはっとさせられました。他の方と、自分が書いた短編では、何かが違う。いつもそう感じていたのですが、僕もどうやら、短編においてあなたと同じ間違いを犯していたようです。
あなたの作品も（あくまで僕の意見ですが）、僕の作品も、周りの人気な短編と何が違うのか。設定とか、ストーリー的には他より面白いはずなのに、なぜ人気が出ないのか（僕は投稿していませんが）。多分、このプロットに見える作り方にあるのだと思います。

一度他の短編作品を分析して、その短編と自分の短編で、物語の進み方の何が違うのかを突き詰めた方が良いかもしれません。というより、現状において、そうしない限りは、また同じことを繰り返してしまうのかなと思います。僕も時間が空き次第、やってみようと考えています。

以上になります。