第25話
両親の再婚で姉弟となった二人は、思春期というのもあって、ギクシャクとした時期もあったが、結局の処惹かれ合い、それでも思い切れない千夏の優柔不断でドロドロと化した時もあったが、いつの間にだろうか?思い出す事ができない程に、自然と結婚へと話しは進み、千夏が拘り続けた継母が後押しする形で、トントン拍子に結婚してしまった。
本当に不思議な話しだが、急かす様に進めた母が
「どうしてあの時、あんなに焦っていたのか分からない」
と言う程に、弟で夫の基哉が社会人となって、一年もしない内の結婚だった。
だがその夫とも、継母であり姑でもある母とも、それは上手くやっているのだからとても幸せだ。
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