第2話 道案内

空に満天の星が広がっていました

地上は真っ暗なので、空の星が道案内をするからです


ある日、星が尾をひいて地上に落ちました

星はひとつの街灯になって道を照らしました


ある年、流星群となって星がみんな落ちてしまいました

地上の道には街灯があふれました


遠くか近くか、どこかにまだ星の落ちていない場所があるそうです

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る