定期テスト、秋夜の秘密
「えーこれよりテストを始める。カンニングはしないように」
今日は学生にとって1番の天敵である定期テストの日
今日は国語、数学、理科、社会のテストをやる
最初は国語のテスト
俺は今日まであまり勉強やってなかった(春ねぇの勉強を教えていた)から結構ピンチなんだよな
まぁ授業は真面目にやってたからなんとかなるか
そう考えていると国語担当の男性教師(体つきが体育教師並みにデカい)が時計を見て
「よし、時間になったな。それじゃテスト開始!」
男性教師がそう言って俺はシャーペンを持って回答欄を埋めていく
ここからテスト勉強をやってない俺の戦いが始まった
***
昼休み
俺は机の上にうつ伏せになっていた
ずっと座りっぱなしだからすっげぇ腰が痛い
「よぉ秋夜、テストどうだった?」
颯斗が俺に話しかけてきた
「さぁ、今回春ねぇの勉強を教えていて自分の勉強をしてないからどうなるかはわからん。」
「へー」
「そう言いお前こそどうだった」
「オレの予想だと、、、」
颯斗は親指を立てて
「赤点ギリギリ!」
キリッとした顔でそう言った
俺の予想だとコイツ、絶対に1個か2個赤点あるな
「ていうか、秋夜が勉強しなくても赤点は取る事なんてほぼないだろ」
「なんで?」
「だって入試の時満点合格したじゃん」
颯斗が呆れたように言う
「たまたまだ」
「たまたまで取れる訳がねーよ」
「そうか?」
「そうだ、入試で満点合格する奴は天才か化け物のどっちかだ」
「じゃあ俺は化け物の方だな」
俺は身体能力以外にも人間離れしている所があるらしい
「てか、オレさぁお前と一緒の中学通っていたけど人の顔を被った人間離れした化け物だと知らなかったんだけど」
「何故か一瞬イラッとしたけど、中学の時親から『何事にも本気でやるな』と言われていたから基本軽くやっていた」
「へーそうなのか」
颯斗が驚いた顔した
「今は別にやってもいいってことか?」
「『少しぐらいいいだろう』って言ってたけど、意味がわからなかった」
今となったらその意味がわかったんだけど、何故母さん達が俺の身体能力や知能を知っていたのかわからん
いつか会えたら聞こう
「ま、やり過ぎないようにしているから大丈夫だろ」
「え、まだ本気出してないの?」
「基本5割ぐらいで過ごしている」
「え!?5割!?」
「そんなに驚くことが?」
「いや驚くわ!ってことは体力テストの時、握力112出した時も?」
あーあの時か、あの時は確か
「約3割ぐらいでやった」
「3割!?」
颯斗が唖然となった
そんなにやばいのか俺
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