第2話

「ねーねー匠、高校どうすんの〜?」


「んー、地元のかなあ、推薦も来てるし。県外からも推薦来てるけど寮生活はきついからなあ」


試合だらけだった中学最後の夏休みも終わり、2人は受験に向けての準備を始めていた。2人とも勉強はできる、匠に至っては学年1位の成績を誇るため、高校は選び放題なのである。


「龍高とか目指さないの?」


龍高とは、龍山高校という東京にある私立の陸上の強豪校だ 陸上だけでなく様々なスポーツが強く、さらに学力面でも偏差値62という文武両道の高校である


「あそこ行くなら寮か一人暮らしだろ?寮は行動制限多いし、一人暮らしは俺に家事スキルが無さすぎて出来ないし……」


「なら私も龍高にするよ!んで、私が匠の面倒見たげる!」


……何を言ってるんだこの子は


「……なんでそこまでして龍高にこだわるの」


「だって、匠には最高の環境で陸上やって欲しいもん、私には見れない世界を見て欲しい。そして、私はそのお手伝いをしたいの」


渚にそこまで言われると、腹を括るしか無さそうだ


「わかった、一緒に龍高目指そう 俺は推薦来てるからそこまで苦労しないけど、渚には頑張ってもらわないとね」


「うん!絶対合格する!匠も勉強教えてね!」


こうして、龍山高校合格に向けての勉強を始めるのであった。


あとがき

うーむ、小説って難しい

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