第2話 私の友人

2020年1月〇日 朝6時半

「雫!!部活の朝練に遅れていいの?」

私から布団をむしりとった母は呆れながらも、毎日朝食やお弁当も作ってくれる。嬉しい限りだ。しかし…

「あとちょっと寝させて〜」

寝ぼけながら言ったその一言が母の逆鱗に触れたようだ。

「あんた、毎回そう言ってギリギリやん!はよ起きい!!」

「はーい...」

私がそう言った後、母は兄と弟を起こしに部屋を出ていった。


(割愛)


「じゃあ行ってくるわ!」

「行ってらっしゃいー」

私の家は丁度学校から1キロちょい離れていたため自転車通学だ。しかし同じ地域で仲の良い子がいないため朝練通学は'ぼっち'となっている...悲し。そう呟いていると15分間位の道をあっという間に到着。そして自転車を駐輪場に停めていると...

「雫ちゃんや〜おはよう!!」

「ほんまや!おはよ!」

そう言ったのは私の友人の中で仲の良い友達だ。1人は正義感が強く親しみのある土井 美琴 (どい みこと)ちゃんと、もう1人は私と瓜二つな性格で喋ってても飽きない藤野 花奈(ふじのはな)ちゃんだ。2人は吹奏楽部に入っていて、私はバド部に入っている。部活は違えど仲の良い友人だ。

「おはよ!!」

そう言って2人と別れ、せかせかとバドの準備を始める。まだこの時期は1年生が入学してない為、先輩達が来る前に準備しておかなければならない。

準備していると、続々と友達が準備にやってきて、準備を手伝ってくれる。その後準備が終わり、先輩がやって来て一緒に練習をする。これがいつもの朝だ。これが終わり教室へと行くと、仲の良い男友達がこちらに気が付いたようでニコッと微笑んで、

「雫おはよー」

そう言った男子は志田川 亜悠(しだがわ あゆ)素直で優しいが素直すぎて嘘がつけないのが難点。しかしそれがいいのか、女子からモテるらしい。その隣にいるのは身長は私よりも小さく、顔が可愛い男子。名前は望月 修司

(もちづき しゅうじ)それと…あともう一人いるんだけど、名前だけ教えておくと、喜田 ひなた(きだ ひなた)サッカー部に入っていてボーイッシュな女の子だ。この子が1番の親友と言っても過言じゃないくらい仲が良い。そう考えていると、ひなたが登校してきたようで入ってきた。心なしか元気が無いように見えた。

「あっ、おはよう雫...。」

━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回、雫の友人関係しか説明出来なくてすいませんでした!良ければこれからの展開やアドバイス等よろしくお願いします。という事で次回予告、「おっす!おら雫!!ピチピチの中学生だぜ!まあ冗談は置いとき、ひなたちゃんはどうしたのかな?みんな当ててみてね。真実はいつもひとつ!( ー`дー´)キリッ」




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る