第11話 マリア殺しの犯人
⭐明野亮、悪いことすると魔術。
2021年9月下旬
明野亮は自動車の部品工場のルーティン・ワークにウンザリしている一人の若者。
しかし彼の運命は、セクシーで謎めいた女、蘇我敏子との出会いによって一変する。つくば市上郷にあるFamilyMartで突如襲いかかる正体不明の暗殺者から彼を守った敏子は、暗殺組織『クーガ』のメンバーだった。亮は、組織のボスである墓村正敏から、父が組織一の殺し屋『ビショップ』で、昨日田蔵貝塚遺跡(上郷からほど近い場所にある縄文時代中期・後期の遺跡)で殺されたばかりだったことを知らされ、殺害された父の後を継ぐ選択を迫られる。
父を殺し、自分を襲った暗殺者ミルコへの復讐を胸に、亮は過酷な訓練に耐え抜き、父から受け継いだ特殊能力を開花させる。組織の切り札として次々にターゲットを暗殺していく彼は、ついに父を殺した暗殺者に戦いを挑む。しかし父の死の背後には、忌まわしい陰謀が隠されていた。つくばエクスプレスでの激しい死闘の末、亮はミルコの部下のクイーンを倒すものの、クイーンは亮が自分の息子であるとの言葉を遺して息絶える。
実は、墓村が亮に語った話は嘘であり、組織の掟を破って自らの保身と組織の強化を図った墓村が、邪魔になったミルコを暗殺するために、ミルコが唯一殺すことができない亮を、ミルコの暗殺者に仕立て上げたのである。ミルコの仲間であるネイサンから全てを知らされた亮は復讐のために組織を全滅させることにする。
クイーンが遺した資料を基に立てた計画で、組織のメンバーは次々と亮に殺されて行く。しかし、テクノパーク豊里に墓村を追いつめた亮は逆に蘇我敏子に取り囲まれてしまう。
敏子はマリアって女医を殺したときのことを思い出し罪悪感を覚えた。息子をバイク事故で亡くした彼女は死神から人間を20人以上殺したら生き返らすと唆された。
亮はそこで墓村から「おまえは明智光秀の末裔だ」と驚くべき真実を打ち明けられた。本能寺で織田信長を倒した明智一族は羽柴軍団から命を狙われ、名前を隠して追っ手から逃れていた。
亮に銃を向けるメンバーらは、墓村の裏切り行為がむしろ自分たちのためであることを知り、亮を殺そうとする。ところが、そこで蘇我敏子が亮に味方し、メンバーらを射殺、自らもその銃弾に倒れる。その間に墓村は逃亡する。
2021年10月上旬
行き場をなくした亮は、以前の職場で働いていた。彼が1人で残業していると、背後に墓村が現れ、彼を殺そうとする。しかし、それは罠だった。その亮は偽者で、本物の亮は遥か遠方からスナイパーライフルで墓村を射殺する。
俺はロサンゼルスにやって来た。
アメリカ合衆国カリフォルニア州にある都市。同州最大の都市かつ全米有数の世界都市であり、国内ではニューヨークに次いで人口が多い。
ロサンゼルスはロサンゼルス郡内にある。同郡には他にビバリーヒルズ、サンタモニカ、ロングビーチなどが含まれる。郡の面積は12,308km²で、人口は約976万人。市内にはハリウッドやザ・バレーなどがある。
ロサンゼルスを中心とする広域都市圏は、グレーター・ロサンゼルス・エリアあるいはグレーター・ロサンゼルス、またはサウスランドなどと呼ばれるが、単にロサンゼルスと呼ばれることもある。広域都市圏の範囲は、ロサンゼルス郡とオレンジ郡(ディズニーランドで有名なアナハイムがある。人口約306万人)を合わせた2郡のみとする場合と、さらに周辺のリバーサイド郡、サンバーナーディーノ郡、ベンチュラ郡を合わせた計5郡を指す場合とがある。2郡の面積は12,562km²で、人口は約1292万人であり、5郡の面積は87,941km²で、人口は約1763万人である。ロサンゼルス郡とオレンジ郡のロサンゼルス都市圏は、日本の京阪神大都市圏(面積11,169km²、人口1864万人(2000年国勢調査))と同程度で、映画産業を初めとして世界への情報発信力が強い。ちなみに、2010年の近郊を含む都市的地域の人口は1,477万人であり、世界第14位、北米ではニューヨークに次ぐ第2位である。
ロサンゼルスに滞在(永住者と3ヶ月以上の長期滞在者で、日本国総領事館に届け出をしている者)する日本人は、2003年10月1日時点で29,809人と、トップのニューヨーク(49,748人)に次いで2番目に多い。なお、2011年10月1日時点では、ロサンゼルス郡とオレンジ郡の合計で70,629人の在留日本人がいる。この他にも届け出をしていない滞在者も数多くいると想定される。
アメリカのシンクタンクが2017年に発表した総合的な世界都市ランキングにおいて、世界8位の都市と評価された。アメリカの都市では、ニューヨークに次ぐ2位である。2014年の都市の経済規模 (GDP) では東京、ニューヨークに次いで世界第3位である。
ちなみに、アメリカ合衆国統計局の地域分担における「Los Angeles Region」には、上記5郡を含むカリフォルニア州南部の19郡およびハワイ州も含まれており、さらに2013年1月1日付で、カリフォルニア州北部、ネバダ州、オレゴン州、ワシントン州、アイダホ州、アラスカ州も含まれることになった。
「Los Angeles」の発音は、[lɔːs ˈændʒələs](ローサンジャラス)または [lɔs ˈændʒəliːz](ロサンジャリーズ)のように発音する。日本語では、外務省など政府機関においては「ロサンゼルス」としているが、「ロサンジェルス」「ロスアンゼルス」「ロスアンジェルス」などとも表現されている。
「Los Angeles」という都市名は、スペイン語で[los ˈaŋxeles] ロサンヘレスと発音し、「天使たち」を意味する(英語: the angelsに相当)。1781年にこの土地に入植した人々が町の名をEl Pueblo de Nuestra Señora la Reina de los Ángeles de Porciúncula(我らが貴婦人、ポルツィウンコラの天使たちの女王の町)と名づけ、それが縮まったものである。「天使たちの女王」とは聖母マリアを意味する。ポルツィウンコラはイタリアのアッシジにあるフランシスコ会の聖地。
略称は、LA(英語: [ɛlˈei] エレイ)。日本ではロスと略されることが多いが、「los」はスペイン語の定冠詞の事であり、日本以外では通じない。また日本でも1980年代に「ロス疑惑」が起きて集中豪雨的なメディア報道が続いたことと、損失などを意味するlossと音が同じというのでイメージ悪化を懸念。90年代以降に「LA」の略称が広まった。
19世紀には、中国語では音訳して「羅省枝利」と表記していた。これを受けて、1894年にロサンゼルス在住の船橋義七という漢詩の得意な日本人が「羅府」(らふ)と省略して日本人社会で使用することを提唱した。1903年創刊の邦字新聞『羅府新報』は、全米最大の日本語新聞であり、日系人や在住者の間では「羅府」の認知度は依然として高い。
ホテルでスコッチウイスキーを飲んでると眠気が襲って来た。怪物の夢を見た。長野県に棲む赤子って怪物が現れた。暗闇を俺は歩いていた。ミルコに追われて、湖に飛び込んだ。
赤子は大町市にある仁科三湖のひとつ、木崎湖の水中に住むといわれる。外見は11歳か12歳ほどの人間のようだが、その名が示すように産まれたばかりの赤ん坊のように赤く、髪は猩猩のようだという。漁師が水中に隠れている赤子を目撃することがあるものの、特に人間に対して危害を加えることはないという。
だが、俺は虎徹で赤子を斬り殺した。
『ブリザード』を覚えた!
ドラッグ・売春など凶悪犯罪を呼び寄せる街・新宿。ニューヨークから来た冷酷な殺人マシーン・ミルコはマフィア『竜神会』のボスを暗殺した。新宿署刑事課の八十島雷太警部補に率いられた捜査員は大捕物の末、ミルコをやっと逮捕できた。ミルコは刑務所に収監されたが、情婦の若葉の手引きで脱獄する。ミルコは自分が捕まったのは情報漏れにあると考え、自分を裏切った闇社会の人間に復讐するためニューヨークに戻り、ひとりずつ暗殺していく。
八十島はFBI捜査官・ジョンとともに整形クリニックにミルコを追いつめるが、あと一歩のところで逃げられる。
ジョンは標的のレベルを計測する不思議なサングラスをかけていた。
ミルコはレベル10、最高ランクだ。尚、ヤソジマ・ライタはレベル6。レベル7のジョンより1段階下だ。
ミルコは新たな怪物を召喚させた。
スヴァローグ(ウクライナ語: Сварог、Svarog)というスラヴ神話における太陽神であり、火の精霊または神でもある。輝き清いという意味である。
スヴァローグという名は、同じ意味を持つサンスクリット語のSvargaとペルシャ語のxwar(クヴァル)と関連している可能性があることから、インド=ヨーロッパ語族との関連性が示唆される。
古スラヴ人にとって火はとても神聖であったため、火が灯っている間は叫んだり罵ったりすることは禁止されていた。火の神Svarogichはスヴァローグの息子である(「~ィッチ」とは子と言う意味である)という解釈も存在する一方、この2柱は同一の火の神を示すという解釈もある。
古スラヴ神話では、スヴァローグは火に介在する生殖や性的な力をもって鍛冶の神としても信仰されていた。いくつかの神話では、スヴァローグは自身の口を鋤代わりに使って耕し、人間に恵みを与えたという。さらにスヴァローグは深い溝を作り、あの世とこの世を切り離す事も出来るという。
また、スヴァローグは聖コスマスと聖ダミアヌス、聖ミカエルとも同一視された。この場合、聖人を動物表現で表すことが多い。同一視された聖人の姿は黄金の角を持った牛、雄豚、馬、Varagnaという名のハヤブサで表されている。
なお、欧州ではネオペイガニズムというムーブメントがあり、ネオペイガニズムではスヴァローグを最高神かつ創造神とすることがある。本来の古スラヴ神話ではスヴァローグ 、ペルーン、ダジボーグの三柱がトリグラフを構成していたからである。
ニューヨークは熱波に包まれた。
俺は『ブリザード』を唱えた!
❄ ❄
❄ ❄
スヴァローグは凍てついて絶命した。
ホテルに宿泊してるとミルコに察知されてしまうので俺はファーストフード店で夜を明かすことにした。絶対眠れないだろうと思っていたが、AM2:00を過ぎたあたりで強い睡魔に襲われ、テーブルに突っ伏して眠った。イジコって日本の怪物が現れた。
本来のイジコ(嬰児籠)とは赤ちゃんを入れる藁製の籠を指す言葉であり、妖怪のイジコはこの籠のイジコが真っ赤に燃え上がった姿で現れるという。
青森県南津軽郡浪岡町(現・青森市)から青森市に向かう国道の途中の中学校のそばには、かつてたくさんの木が茂っており、小雨の夜ふけにそこを通ると、苦しそうな男の呻き声とともに、アカシアの木の上から火の玉のような姿でイジコがぶら下がったという。
また、同県南津軽郡常盤村(現・藤崎町)では、ある家の主人が庭に多くのヒノキを植えていたが、その主人が病気になると、庭の木々が音を立てて揺れ、庭石が唸り、夜中になるとヒノキの上からイジコが下がり、中で赤ん坊が泣いたという。ある人が赤ん坊を助けようと木に登ったところ、赤ん坊は笑いかけ、あっという間に恐ろしい化け物へと姿を変え、長い真っ赤な舌でその人の顔を嘗めたという。
ほかにもイジコは、庚申塚の老いた松の木、寺の梅の木、杉林、イチイ、イチョウなど、必ず木のある場所に現れていることから、木自体と関係があるものと考えられている。また、中部地方や近畿地方に伝わる妖怪「釣瓶落とし」は、江戸時代の書『古今百物語評判』によれば木から火の玉がぶら下がったものとされているが、イジコはこれに近い種の妖怪との解釈もある。
虎徹で立ち向かうがイジコは目にも止まらぬ動きで回避して、呪文を唱えた。俺は死んだ……😢
驚き目を覚ますとパトカーのサイレンが聞こえた。俺は街に繰り出した。
カーバンクルが通行人を襲っていた。
カーバンクル(Carbuncle)は、伝説上の生物の1つ。16世紀のスペインの僧侶詩人であるマルティン・デル・バルコ・センテネラの著書『アルゼンチナ』(1602年)に記録がある。
センテネラは著書において、パラグアイでの自身の目撃談を述べており、その姿を「燃える石炭のごとく輝く鏡を頭にのせた小さな動物」と記述している。センテネラはこの生物を求めてパラグアイの川やジャングルを探し回ったが、結局、発見に至ることはなかった。『アルゼンチナ』にある記述はこれのみで、カーバンクルが哺乳類か、爬虫類か、鳥類かも一切わかっていない。スペインの探検家であるゴンサーロ・フェルナンデスはこれを、竜の脳の中に秘められているといわれる宝石と結び付けて考えており、そのことからカーバンクルを竜とする説もある。
民間伝承においては原典での姿が不明瞭なこともあり、姿はサルやリスに近い姿など一定していないが、額に真紅の宝石を持っており、その宝石を手に入れた者は富と名声を得るといわれる。これが伝承における唯一の共通点として挙げられる。センテネラの後も何人もの探検家がカーバンクルを探し求めており、富と名声に関する伝承が生まれた後はさらに多くの探検家がカーバンクル捜索に挑んだが、成功した例は確認されていない。
なお「カーバンクル」の名は、ルビーやガーネットなどの赤い宝石を指す言葉としても用いられており、この宝石を持つと富と名声が得られるともいわれる。この伝説の生物にこの名が用いられるようになった後でも、「カーバンクル」の名は宝石の名に用いられることの方が多い。
俺は『パイロキネシス』を使った。🔥
カーバンクルは燃え盛る炎に包まれて死んだ。
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