第9話
僕らは学校の外に出て、住宅街の道を歩いていた。
どこか二人で歩いていると落ち着く。
太陽の日差しは眩しく、空気はとても澄んでいて涼しい。
秋の初めといった感じで心地いい。
僕はちらっと横を見ると加奈がいて、つい目線が胸にいってしまった。
それくらい大きな胸で、多くの男を引き寄せそうだった。
きっと持てるだろうな。
僕は尋ねてみたいことを聞くかどうか迷ったが口にする。
「ところで加奈って何カップなの?」
「Gです」
加奈はそう言って前へ前へと歩いていく。
なんかかわいいな。
僕も加奈の横を歩いて行った。
僕らは駅前についた。
いろいろな店が立ち並んでいる。
少し駅の周辺を歩くと雑貨のお店の看板があった。
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