途中まで自分を重ねてめちゃくちゃ苦しかったんだけど、同窓会から流れが変わってハッピーエンドになって良かった。
「こんな幸福な世界があっていいのかい……?」と闇世界の住人にすら思わせる丁寧かつ綺麗な描写がありながら、「田舎特有の駐車場の大きな居酒屋」という妙に現実感のある表現がたびたび登場することで「あるのかもしれない」と感じさせる、そんな良い感じのバランス感覚の物語でした。
やさしいきもちになれましたの♡(๑˃̵ᴗ˂̵) 柊くんかわいいですの
何時胸をえぐられるか怯えながら緊張しながら読んでいたのですが、世界が一気に色づく終盤の盛り上げ方で自分の汚れを実感させられました…… 良かった……幸せな世界……。愛って美しいですね……。ぜひともおすすめしたい。おとぎ話のように美しく輝くものがそこにはあるんですよ。この世界の何処かにだって、必ず……。