エピソード 3ー4 代償は……

 妾、もしくは妾候補として新しい屋敷に引っ越しするシスターズの両親に許可を取って回る旅も、ようやく最後を迎えた。

 残すは、我がグランシェス家が仕えるリゼルヘイム王家。……と言うか、正確には次期国王と噂されるアルベルト殿下――リズを溺愛するシスコンが相手である。


 ……絶対、俺の可愛い妹を、お前なんぞにやれるか! とか、言われるに決まってる。

 もっとも、決まってようがなんだろうが、許可を取りに行くしかない。俺は気合いを入れて、リゼルヘイムの王都へ。そこで、アルベルト殿下への謁見を求めた。


 そして通されたのは――謁見の間……なんだけど。

 アルベルト殿下の他に、現国王陛下に王妃。そしてノエル姫殿下を初めとした、リゼルヘイムの王族が勢揃いしている。……どうしてこうなった、どうしてこうなったっ。


 俺は混乱する自分を必死に落ち着かせながら、形式的な挨拶をこなす。続いてリズが、自分の家族へと挨拶。それを終えると、アルベルト殿下が「ところで――」口火を切った。


「噂では、婚約した三人と式を挙げるそうだな」

「……はい」

 幸いなことに、三人が仲良くしてくれているので――なんて、余計なことは言わない。

 王族であれば一夫多妻はわりと普通ではあるが、その嫁達の仲が良いこと自体はどちらかと言えば珍しい。この場で余計なことを言えば、何人かは確実に敵に回す。


「俺にも招待状が届いていたが?」

「アルベルト殿下にはお世話になっておりますので。もちろん、多忙とは存じますので、無理に参加してくださいとは申しません」

「ふんっ、余計な気遣いだ。どうせ、シスターズによるコンサートがあるのだろう?」

「え? えぇ、まあ。身重なアリスなど、出場しない子もいると思いますが」

「我が妹が出るのなら良い。そのコンサートのついでに、式にも参加してやる」

「……ありがとう存じます」


 コンサートを名目に、俺達の祝福をしてくれるんだなって言いたいところだけど、コンサートがメインな気がする。まあ……それでも嬉しいけど。


「ところでリオン、あたしの問いかけに対する答えは出たのかしら?」

 金髪ツインテールの第一王女、ノエル姫殿下がおもむろにそういった。――刹那、謁見の間の空気が張り詰める。

 なんだ――と思ったのは一瞬、ノエル姫殿下の言葉の意味を考え、その意味を理解した。以前、ノエル姫殿下が俺に問いかけたと言う内容に心当たりがあったからだ。

 ノエル姫殿下が俺に投げかけたのは、リズをどうするつもりなのかという問いだった。


 つまり、俺が謁見の間に呼ばれたのも、この場に王族が集まっているのも全て、俺がリズをどうするつもりなのか、その答えを聞くため。

 リズは、アルベルト殿下だけでなく、他の王族にも溺愛されている。そんなリズを、俺の妾にしても良いですかと、この場で質問する。

 ……生きてここから出られないかもしれない。


「……リオンお兄様」

 俺の身を案じてくれているのだろう。すぐ隣でかしづくリズが不安げな声を漏らす。

 ……あぁもう、リズを不安にさせてなにをやってるんだ。護るって約束しただろ。こんな、予想できていた障害程度で躓いてはいられない。


「恐れ多くも申し上げます。リーゼロッテ・フォン・リゼルヘイム。我が義妹としてお預かりしていた彼女を、私の妾にしたいと考えています」

 俺が妾と口にした瞬間、王族――特に王子達から殺気が膨れあがる。だけど、そんな中で、現国王陛下が手を上げてそれを制した。


「リオンよ。こうして話すのは二度目になるな」

「……はっ、陛下におかれましては――」

 陛下とは、リズを義妹にした件で挨拶をしたことがある。とは言え、イザベラ王妃ほど気さくな方という感じでもなかったので、形式張った挨拶をしたのだけれど――

「よい、それよりも、我が問いに答えよ。なぜ、我が娘を妾にする?」

 問われるが、俺はその質問の意図を図りかねていた。

 つまりは、自分の女にする理由そのものを問われているのか、正妻ではなく妾である理由を問われているのか、どちらか読み取れなかったからだ。

 そんな俺の内心を読み取ったのか、陛下は「王家との繋がりが目当てか?」と続けた。

 どうやら、リズを自分の女にする目的の方を聞かれているらしい。だから、俺は「それは誤解です」と答える。


「……誤解だと?」

「ええ。打算でリズを妾にしようと思ったわけではありません。そもそも、私が、リズを口説き落としたわけではありません。リズに、俺が口説き落とされたんです」

 国王陛下は絶句。しばし、謁見の間に沈黙が降りたが――

 不意に、ノエル姫殿下の笑い声が響き渡った。


「あはっ、そうっ、よね。……ふふっ、リオンは妾を持とうとはしていなかったものね」

「……ノエル」

 国王陛下を初めとした王族が、ノエル姫殿下に咎めるような視線を向ける――が、ノエル姫殿下はどこ吹く風。


「リズが望んでいると言っているのよ。好きにさせて上げなさいよ」

「いや、しかしだな。妾だぞ?」

「それでも、リズが望んでいると言っているの。お父様は、リズの頑張りを無駄にして、お父様なんて嫌いですわ! とか言われたいのかしら? 言っておくけど、あたしはごめんよ」

「ぐっ、それは……っ」

 なにやら衝撃を受けている。以前にそういう経験でもあったのだろうか? 国王陛下は助けを求めるように周囲を見回すが、他の王族も目をそらしていく。

 そんな中、アルベルト殿下が、国王陛下の視線を受け止めた。


「アルベルト。今回の件はお前に一任しよう」

 ……あ、丸投げした。なんて思ったけど、もちろん口には出さない。俺はアルベルト殿下へと顔を向けた。


「アルベルト殿下、どうか許可をいただけないでしょうか?」

「リオン。妾と言うことは、一番ではないと言うことだな?」

「……その通りです」

 いまさら取り繕っても仕方がないと、俺は正直に答える。

 隣にいるリズがどんな顔をしているか分からないけど……きっと、理解してくれている。その上で、俺の側にいると言ってくれたはずだから。

 だから俺は、ただまっすぐに、アルベルト殿下を見上げた。


「では、もしどちらか一人。そんな決断の時が来れば、お前は我が妹を見捨てるつもりか?」

「人知を尽くしても回避できない運命であれば、俺はきっとそうすると思います。でも、絶対にそんな状況にはしません」

「ならば……それを証明して見せろ」

 どうやって? と問い返すことはしなかった。アルベルト殿下の闘志に燃えた瞳を見て、その方法を理解したからだ。


「そう言えば……リズを義妹にしたときには稽古を持ちかけられましたね」

「そうだ。そしてあのときのお前は、俺には勝てなかった。リズを護るというのなら、その力を示してみろ」

 この数年、稽古をサボっていたわけじゃない。今の俺なら、あのときのアルベルト殿下にならなんの問題もなく勝てるだろう。

 ……いや、たとえ勝てる見込みが薄くとも、逃げる訳にはいかない。人知を尽くして護ると言ったばかりなのだから。だから――と、俺はその勝負を受けた。



 勝負は皆が見ている謁見の間にて、お互いに布を捲いた木剣を使い、相手を行動不能にするか、参ったと言わせた方が勝ち。そういう内容でおこなわれることになった。


 謁見の間の中央、王族が見守る中、俺とアルベルト殿下は向き合っていた。


「リズがお前の義妹になりたいと言い出したときから、いつかこんな日が来ると思っていた」

「……俺は予想もしてませんでしたけどね」

 最初に、婚約者にと言われたときも、なんの冗談だと思っていた。

 前世の妹や実の姉。それに義妹と付き合うだけで精一杯。お姫様を妾にするなんて、それこそ夢にも思っていなかった。

 なのに――


「それはお前だけだ」

 なんてことを言われてしまった。そんな馬鹿なと言いたいけれど、事実としてリズを妾にしようとしている以上は反論できない。

 俺はただ、剣で力を示してリズとの関係を認めさせる。そのために意識を集中した。


「さて、前置きは十分だ。そろそろ……いくぞ!」

 アルベルト殿下が、一気に距離をつめてくる。

 ――速い。以前対戦したときとは比べものにならないほどに速い。縮地をもって、一瞬で俺の懐にまで飛び込んできた。


「もらった!」

 アルベルト殿下が木剣を振るう――けれど、その一撃は空を切った。


 たしかに、アルベルト殿下は速い。以前の俺なら、反応すら出来ずに打ちのめされていただろう。だけど……俺はアルベルト殿下以上に成長している。

 ソフィアやアリスを相手に、決して勝てない戦いを挑み続けていた。

 だから――と、俺は半歩下がって身体を外に開き、アルベルト殿下の一撃を回避。隙だらけの喉元に、木剣の切っ先を突きつけた。


「……俺の、勝ちですね」

「はは……俺もずいぶんと成長したつもりだったが、そうか……周囲の異常性に埋もれてはいるが、さすがはグランシェス家の当主と言うことか。……見事だ」

「ありがとうございます」

 ホッと息を吐く。その瞬間、アルベルト殿下が、俺に剣を突きつけられたまま、振り切ったままだった剣をひるがえした。


「――なっ!?」

 チェックメイトの状態――だけど、俺が剣を突き出せばアルベルト殿下に大怪我を負わせてしまう。だから、俺は剣を引きつつ、アルベルト殿下の剣を必死に回避。

 体勢を崩しながらも、大きく飛び下がった――が、

「――もらったっ!」

 体勢を崩した俺に、アルベルト殿下が追撃を放ってくる。だが、既に防御に意識を移している俺は、その一撃を難なく弾き飛ばした。

 そうして油断なく構えながら、アルベルト殿下に非難の視線を向けた。


「アルベルト殿下……勝負は付いたはずですが」

「なにを寝ぼけたことを言っている。相手を行動不能にするか、参ったと言わせたら勝ちだといったはずだ! 俺はまだ、参ったといっていないぞっ!」

「んなっ!?」

 驚く俺に向かって、アルベルト殿下が大ぶりの一撃を放つ。その隙だらけの一撃をかいくぐり、脳天めがけて木剣を振り下ろすが――アルベルト殿下は防ごうとすらしない。完全に防御を捨てて、横凪の一撃を放ってきた。

「無茶をっ!」

 俺は振り下ろした一撃の軌道をとっさに変化させ、アルベルト殿下の一撃を弾く。


「アルベルト殿下! なにを考えているんです! 今の一撃、俺が止めなきゃ、先に殿下の頭をかち割ってましたよ、正気ですか!?」

「もちろん正気だ。お前こそ、複数の娘達を、必ず護り通すと誓った。我が妹を護り抜くと誓った! ならば、その覚悟を見せてみろ!」

「――っ」

 俺はアルベルト殿下を傷つけるなんて出来ない。けれど、俺はリズを護れると、力を示さなくてはいけない。


「我が妹を守り抜くという言葉に偽りがなければ、この俺を打ちのめしてみろ!」

「――くっ」

 防御をまったく考慮しない攻撃。先手をとって潰すのは簡単だ。その無防備な腕や身体に、カウンターの一撃を加えれば良いだけなのだから。

 だけど、出来ない。

 この国で幸せを目指す以上、アルベルト殿下を傷つけることなんて出来ないし、そうでなくても、リズの兄を傷つけるなんて出来るはずがない。


「それならっ」

 俺はアルベルト殿下の剣を、自分の木剣で受け流し――絡めるように剣を捌き、思いっきり剣を跳ね上げた。アルベルト殿下はそれに対応できず、剣を手放してしまう。

 くるくると舞った木剣は、カラン――と、謁見の間に転がった。


「言っただろう。それでは俺は止まらん。俺を止めたければ、俺が剣を拾う前に追撃を加えることだな」

 アルベルト殿下は、まるで攻撃して見せろとばかりにゆっくりと、取り落とした剣を拾い上げる。だけど、俺はそれをなにもせずに見守った。


「……お前の覚悟はその程度か」

「誤解しているようですね、アルベルト殿下」

 俺は口の端をつり上げて見せた。

「……誤解、だと? 俺を打ちのめしてでも、リズを護る覚悟が出来たと言うことか?」

「いいえ、逆ですよ。俺は、アリスもクレアねぇもソフィアも護る。その上で、リズ達も護ると言ったんだ。誰かを犠牲にするなんて選択肢は選ばない」

「ほう……ならば、どうする?」

「殿下が自ら参ったと口にするまで、何百回、何千回でもその攻撃、捌ききって見せる!」

「よく言った! ならば、それを証明してみろ!」

「――なんて、な」

 再び大ぶりの一撃を放ってくる。それは、さっきよりもずっと単調な一撃。俺がただひたすらに捌くと言うのを聞いて油断したんだろう。

 だから俺はそれを回避して、その腕を掴んで軽く捻り――その身体を綺麗に投げ飛ばして、床の上に転がした。

 そうして、決して殿下の身体が傷つかないように、その身体を押さえ込んだ。


「なっ!? くっ、拘束した、だと」

「油断しましたね。これで、殿下は俺を傷つけることは出来ませんし、俺も殿下を傷つける必要はありません。殿下が降参するまで、俺もこの体勢で根比べをさせていただきます」

「……ふっ、一応警戒はしていたのだがな。やるではないか」

「降参してくださいますか?」

「いいや。警戒していたと言っただろ。――やれっ!」

 アルベルト殿下が叫ぶ。その瞬間、近衛騎士達が動き出した――が、そっちは俺も予測済みだ。精霊魔術を即座に発動して、彼らの鎧の留め具を切り飛ばした。


「次はその服を切り刻む。王族の前で素っ裸になりたくなければ動くな!」

 一喝。それで、俺は近衛騎士達の動きを封じ込めた。

「……なかなかやるな。だが、まだ――」

「いいえ、もう終わりですよ」


 残された殿下の手段は、王族に協力を求めること。俺はアルベルト殿下と同じように、他の王族にも手を出すことは出来ない。

 だけど俺は、リズを妾にするための対策をもってこの地に及んでいる。


「――国王陛下。もし陛下がお望みに……そう、お望みになるのであれば、シスターズのコンサートを、再びこの王都で開催することもやぶさかではありません」

「――ぬっ」

 リズのコンサートをもう一度みたい。そうぼやいていた国王陛下は、それで沈黙した。


「イザベラ王妃には、アリスブランドのワンオフの作品をプレゼントいたしましょう」

「各季節ごと、四着くださるかしら?」

「……もちろんでございます」

 ちゃっかりしてる――なんて思ったけど、まぁ許容範囲内だ。


「そしてブルトゥス殿下には、紋様魔術の刻まれた、最高の一振りをお贈りいたします」

「ふっ、お前と話すのは初めてだが……よく調べているな」

 頼りになる家族がおりますので。


 俺はそうやって、謁見の間にいる王族達を黙らせていった。

 そして――


「それで、あたしにはなにをくれるのかしら? この状況、よほどの物を用意してくれなければ、納得してあげないわよ?」

 ノエル姫殿下が、試すような視線を向けてくる。

「……リズの幸せではダメなんですか?」

「貴方はなにがなんでもリズを幸せにするのでしょう? その結果が決まっているのなら、それはあたしに対する報酬にはならない。それに、もらえる物はもらうに決まってるじゃない」

「……ですよねぇ」

 俺に対する信頼と言えるのかもしれないけど――ノエル姫殿下は、クレアねぇを慕っていると言うか、キマシタワー的な感じで、クレアねぇに想いを寄せている。


 足下を見られている状況。クレアねぇを差し出すか、それに匹敵するなにかを差し出さなければ、ノエル姫殿下は頷いてくれないだろう。

 ――っと、

「動くなって言っただろ」

 背後に回り込もうとしていた近衛騎士に牽制を入れる。

「馬鹿な、後ろに目が付いているとでも言うつもりか!?」

 近衛騎士が驚きの声を上げる。教えてやる義理はないけれど、精霊魔術で周囲の状況を把握しているだけ。神速で動き回るソフィアの動きを捕らえるために必要だったのだ。

 それはともかく――


「ノエル姫殿下には、貸し一つと言うことでどうでしょうか?」

「貸し一つ……ね。どの程度の貸しと思っているのかしら?」

「シスターズやグランシェス領に危害が及ばないのなら、どんな願いでも一つだけ叶える。それで、どうでしょうか」

「……どんな願いでも?」

「シスターズやグランシェス領に危害が及ばないなら、ですよ」

「……ふふっ、良いわ。それで手を打って上げる」

「交渉成立ですね」

 俺はそう言って、押さえ込まれた状態の、アルベルト殿下に向き直った。


「さて、アルベルト殿下。もう打つ手はないと思いますが……どうしますか?」

「……見事だ」

 アルベルト殿下がそう口にしたので、俺は拘束を解いて離れた。

 もちろん、まだ降参とは言われていないし、悪あがきをされる可能性はあるけど、目的は力を示すこと。もし納得していないのであれば、とことんまで付き合うつもりだ。


 だけど、アルベルト殿下は再び俺に襲いかかってくるようなことはせず、俺達の勝負の行方を見守っていたリズに視線を向ける。


「俺は……妹を外敵から守るために、籠の中に閉じ込めることしか出来なかった」

 アルベルト殿下がリズと婚約しようとしていたときのことを思い出した。シスコンだと思っていたけど……変な相手に渡さないのが目的だったのかもしれない。

 いや、それが理由とは言え、自分の妹と結婚しようとするなんて、シスコン以外の何物でもない。――なんて言うと、特大のブーメランになって返ってくるのだけど。


「だが……お前は違うのだな。リズの望んだ自由を与えた。その上で、リズを幸せにするという。俺に出来なかったことを、お前が……。リズを、よろしく頼む」

 アルベルト殿下が俺に向かって頭を下げた。


「……では、降参していただけますか?」

 ここで油断をしたら、襲われるという可能性もあると警戒。そんな俺に対して、アルベルト殿下は肩をすくめた。

「おいおい。ほかの者には望むものを貢いでおきながら、俺にはなにもないのか?」

「なにかお望みがあるのなら聞きますが」

「……そうだな。では、こういうのはどうだ? これからは、俺の代わりにお前が、有象無象からリズを護る。それを約束できるのなら、降参してやる」

「……分かりました。交渉、成立ですね」

 こうして、俺はリゼルヘイム王家から、リズを妾にするための許可を得た。

 今までずっと後回しにしていた問題。つまりは、アリス達と結婚する前に精算するべきことは終わった。後は、幸せな家庭を築く。ただ、それだけだ。

 

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