蛍光ペン

赤は一番大事 青はその次

自分で決めたルールで 教科書を彩っていく

次にこのページを開いたら 新しい見え方が待っているのか

少しだけ光って見える 強気な表情のラインマーカー


君に教えてもらった 難しい英単語

蛍光の赤から思い出すのは 目が合った瞬間の顔の熱さ


たくさん作ろう 二人だけの赤色の思い出

ずっと一緒の道 進むことはできないから

大人になって読み返しても 色褪せないページの輝き

少しだけ滲んだインクは 君の涙みたいだった

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る