#82 車内

 指定された時間に余裕を持って本部棟前に向かったが、松川班の面々はすでに3台の車に分乗して待機していた。呼び出した当人は先頭の黒いセダンの助手席におり、窓を全開にして左腕を下ろし、ぶらぶらと振っている。


「すいませんっ、お待たせしました!」 慌てて駆け寄るも、松川は笑って手を振った。

「こっちが早く来ただけ、気にしないで。最後尾の車に乗って。説明は道中で」

「了解です」

「マッキー、出していーよ」

「はいっ」


 運転席の西牧にしまき侑里ゆうり3級隊員が威勢のよい返事をしてハンドルを切る。次いで2台目のセダンが動いた。運転席には田中たなかれん3級隊員がおり、こちらに向かって挨拶代わりに手を挙げた。助手席の遠山とおやま真生まさき2級隊員は後ろを向き、結城ゆうき久尚ひさなお1級隊員と何やら話をしている。

 停車したままの3台目は助手席が空席だった。ドアを開け、素早く身を滑り込ませる。


「失礼します、よろしくお願いします」

「はーい、いらっしゃーい」

「お疲れさまぁ」


 ハンドルを握るのは嶋田しまだ健人けんと3級隊員、その後ろに佐久間さくま千佳ちか2級隊員がちょこんと座っている。

「発車します、ご注意くださぁい。シートベルト着用にご協力をお願いしまーす」


 何かを模したような独特のイントネーションで言い、嶋田は車を発進させた。いったい何が元になった言い方なのかと考えをめぐらせていると、佐久間隊員が声をかけてくる。


「あっち行ったりこっち手伝ったり、神崎くんも大変やんなぁ?」

 はんなりとした柔らかい口調に、緊張が和らぐ。

「いろいろ学びがあって勉強になります」

「そう? ウチいっつも思うんよ、いろんなとこ行った来たするんは疲れるやろなぁ、て」

 

 兵庫出身の彼女は自らの関西弁について「前世でよぉ喋ってた方言も混じっとるから、ちょっと変なんよ」と謙遜するが、兵庫県に母方の祖父母が住んでいる神崎にとっては耳慣れたトーンで安心感を覚える。

 小柄な佐久間は実働最年少の笹岡班狙撃手・本田ほんだ光里みつり3級隊員と背丈がさほど変わらない。肩に少しかかるほどの黒髪は前髪も襟足もきれいに揃えられており、立っても座っても常に姿勢が美しく、背後からでもすぐに彼女と分かる。くりっとした瞳と切れ長の目、色白な肌はとても30代前半には見えない。

 割と最近になって「市松人形が好きでなぁ、見た目寄せてるんよ。変わっとるやろ?」と彼女が話してくれたことがあった。大村や井沢、松川を目にしていたからか、「え? ぜんぜん変じゃないですよ」とすんなり答えたが、その夜、寝る直前になってふと「よくよく考えれば変わっているほうではないか」と思い直した。神崎にとっては自分の中にある「変人」のハードルが大きく変化したことを自覚するきっかけとなった人物でもある。


「3チームに分かれて捜索を?」

「そう。あっちゃん考案のチーム分け」


 佐久間は班員を愛称で呼ぶ。「なおさん、私ちょっと距離詰めてええ?」「れんくん、負傷者おるからそっち優先せな」と実地でも穏やかな関西弁は変わらない。彼女の声に緊迫感が乗ることはあまりなく、ふんわりとした印象を他者に与える。

 訓練隊員時代、松川班の実地を見学した際には河野班・内堀うちぼりつよし管制担当が彼女の振る舞いを称賛していた。


『ああいう、声を聞いただけで安心できる人は貴重だよ。こっちの緊張がいい具合に緩まるし、緊張が周囲に伝染しない防波堤になる』


 元実働隊員らしい意見に、なるほどと思った。実際に、負傷した市民がパニック状態に陥っていても、彼女が声を掛けると落ち着きを取り戻していっていた。

 上位の隊員は常に冷静さを保っているが、彼女のように安心感を与えられるのも求められる素質のひとつだと学んだ。


「人探しに一番向いてるピリオド持ちは健ちゃんやから、このチーム期待されとるで」

「ええ、本当ですかぁ?」 嶋田がウィンカーを出しながら大げさな声を上げる。

「されてるよぉ。頑張らな」

「えっ、僕への期待値、高すぎ……?」


 わざとらしく手で口を覆って驚いてみせる嶋田に、笑みがこぼれる。

 嶋田健人隊員はハキハキしたトーンでやや芝居がかった口調で喋るが、軽妙さがあり不快だと感じたことはない。前世ではラジオのパーソナリティを長年務め、今世でも前職は似たような職種だったという。芯がまっすぐ通った声は通信越しでも明瞭に聞こえる。言葉での伝達能力に優れることから、狙撃手である遠山の補佐に回ることも多い。

 まっすぐな黒髪にくっきりした二重、ころころと変わる表情はその声も相まって若々しい印象を与える。彼が結城・遠山に次いで班内で3番目に年長だと聞いたときは心底驚いた。

 ただ隊員歴は浅く、神崎や玉池といった若手組に分類され、実地でも基本的に上級隊員の指示を受けて動く。


 ピピ、と備えつけのオーディオ機器が通知を発する。パネルを操作して音量を上げた。

『松川です。各車聞こえる?』

『2号車聞こえてるよォ』結城の間延びした声に、嶋田が続く。

「3号車もバッチリ聞こえてます。どーぞ」

『午後の動きについて説明するね。今朝がた配信されたネット記事の件は全員知ってるでしょ? 取り上げられた2人のうち、女性のほうは最近の連続事件に関与してる可能性があると見られていた猪瀬志保』

『あの記事、マジなんですかあ?』2号車から、田中蓮隊員のやや間延びした声。

『書かれていることは事実。問題なのは内容。遡臓検査後に思い出したにせよ、ディティールが細かすぎる』


 松川の指摘に、神崎は手元の端末を繰り、逡巡しながらも記事を表示し、ざっと眺めた。

 序盤はそれぞれの取材相手の言葉をもとに犯行当日を振り返っている。語り口は記事というより、小説に近い。そののちに本人の経歴、簡単なインタビューと続いている。

 

 猪瀬は『都内で人気喫茶店を営む傍ら、店の収益を食事に困る子どもたちへの支援に充てているBさん』として登場している。

 前世での名前や経歴、ストーカーの末に人を殺めたこと、科せられた量刑は伏せることなく明らかにされている。店の所在地は「都内K区」と多少ぼかされているが、「飲食店としては珍しく、チップ制を採用している」とも書いてあり、知る人が読めば店の名前も、Bさんが猪瀬であると特定するのも容易だ。

 過去の猪瀬――木田秋岳という――の犯した罪はより詳しく記述されている。情景が思い浮かぶほどに描写が細かい。


“木田は、警察の取り調べに対し自らの靴下に砂を詰めたと証言し続けた。「カッとなって、ドラマで見たやり方を真似た。履いていた靴下にその辺の砂を詰めて殴った」と、頑なに主張を曲げなかった。けれども実際は、彼女が恋仲だったころに部屋に忘れて行った靴下を使った。自宅近所を流れる小川から採取した、湿り気の多い土である。砂よりも重く、後頭部に一撃を喰らえば大の男でも昏倒するのは想像に難くない”


“気を失っている彼女が、行為の最中に起きることはなかった。時々眉をしかめるようなそぶりを見せたが、ぐったりと動かなかった。前髪がぺったりと輪郭に沿って張りつき、何度かそれを元に戻したのを覚えている”


 文末の記者プロフィールに目が行く。松川の声が続く。


『執筆者は高柳松子しょうこ、ネット専門のフリー記者。これまで議員や官僚の不祥事をスクープしたやり手で、最近になって前世犯に関する記事を連載してる。今回は第4回。回を重ねるにつれて、描写の解像度が上がってる』


 連載記事を初回から読み直す。猪瀬の記事を読んだあとでは、描写の緻密さに歴然とした差がある。

 初回は抽象的で、話者の発言に重きを置いている。


“「本当にやるつもりはなかったんです」とT氏は語る。実のところ、妻に手を掛けたときにはこれまでの仲睦まじい記憶がよみがえり、手が緩みそうになった。だが、不貞をしたという事実がどうしても許せなかった。息が絶えるまで首を絞め続けた”


 回を重ねるごとに具体性は増し、今回は読者がその場にいると錯覚させられるほど克明だった。


“首に手を掛けた。ぎゅうと圧迫すれば、簡単に肉へ指が沈んでいく。柔らかな感触は、骨に行きついてゴツゴツしたものに変化する。無我夢中だった。

 馬乗りになった身体の下で、びくびくと身体が痙攣するのが分かり、腕を動かせないようにと足で両腕を押さえつけた。そのせいでうまく締める手に力が入らず、指には脈動がダイレクトに伝わった。脈が感じられなくなるまで、長い時間があった。

 彼女の身体からくったりと力が抜け、指先が脈を感じなくなったのを確かめたのちにも、まぶたを開けて瞳孔を確認したり、手首の脈を確認したりもした。死んだと理解すると、急に嗅覚が鋭敏になり、空き家特有のえた匂いが感じられた。”


「これ、ホンマに話聞いたんやろか」 佐久間が端末片手にぼそりと呟いた。「見えてるんちゃう? どんな感じやったか」

楢橋ならはし所長いわく、本人がここまで詳しく思いだすケースは稀なんだって。……罪を犯せばたいがいの人は後悔するでしょ。その場面を無意識に忘れたがる傾向があるらしくて。今回の二人は服役中に改心して反省の言葉もあったし、忘れたい過去を生まれ変わってもこれほど詳しく思いだせるのは信じづらい。記者側がはっきりるんじゃないかって』

『これまでのスクープも、ピリオドによるものでしょうか』と、遠山。

『あり得る。これまでは今世を生きる人の不祥事だったのが、前世犯にまで幅を広げてる。ピリオドの有効範囲と正確性、両方が増幅してると見ていいんじゃないかな。能力が飛躍しているにも関わらず検知にはいっさい引っかからない。これは怪しいぞ、って話になった』

「ははぁ、意図的に能力が増幅されている可能性があるってワケですね?」

『おしまの言う通り。もしかするとアンノウン絡みかもね。……仮にそうじゃなくても、この能力は多くの人を不幸にする。悪行を暴くのは善だけど、生まれ変わって善良に生きている人への差別を助長しかねない。保護してピリオドを破壊すべきって結論になった』


 ピリオドを破壊。つまりは遡臓に刺激を与え、その機能を完全に停止する。

 そうすれば高柳は自らの前世の記憶と異質な能力を失う。そして、この世を去っても転生することはない。遡臓の機能が停止した人間は、生まれ変わることができないからだ。


『アンノウンが絡んでいるなら、彼女と接触すれば何か得られるかも。……高柳松子を捜索し、見つけ次第保護するのが今回の任務です』


 彼女が言い終わるやいなや、ディスプレイに表示されていたマップが変化し、江東区内の地図が表示される。


『公共交通機関の利用履歴と防犯カメラを参照したら、彼女は数日前から江東区にいる。頻繁に来ている場所ほど色が濃い』


 いくつかの住所が赤色に染まる。「豊洲」「東雲しののめ」「亀戸かめいど」「門前仲町」「清澄」といった箇所には複数回姿を現しているようだった。


『1号車は亀戸を中心に城東エリア、2号車は門前仲町周辺に深川エリア。3号車は南……豊洲と有明中心に臨海部エリアを密行、対象を捜索してください』

『もっと範囲狭いと見つかりやすいと思うんですが。端末の位置情報は開示してもらえないんですか?』

 田中隊員の問いに、松川は「私も思った」と返した。

『トバシ端末を使ってるみたいで位置情報が追えない。私用端末は練馬区の自宅マンションに置きっぱなし、帰宅した形跡はなし。……これも怪しいよねえ。自分でそうしたのか、そうせざるを得ない状況か。なんか、こっちが探すように誘導されてる気もするし』

「確かに。この件、何かが匂う……」嶋田はひとりごち、顎に手を当てて考えこむ。

『夜勤の笹岡班先生たちと交代するまで頑張りましょう。もちろん、出動要請が入ったらそっち優先ね。3号車は』

「ええ!? ちょっとぉ、仲間外れしないでくださいよぉ!!」


 スピーカーに向かって嶋田が悲痛の声を上げた。班員らの笑い声がかすかに聞こえる。

 自分が考えた内容や意見をだいたい彼が先に言葉にしているおかげで神崎はここまでずっと聞き手に回っていたが、口を開く。


「臨海部周辺に現れる確率が高いんですか?」

『察しがいいね、カンカン。その通り。猪瀬志保の自宅と店舗もそっちだし、記事で取り上げられている警官の所属する湾岸警察署は青海あおみにある』

「責任重大ですね」

『そうだよ。アンノウンが絡んでたらカンカンを見逃さないんじゃないかっていう目算もある。……2号車は結城キャッスル、3号車は佐久間お市が指揮取って。3号車は単独行動厳禁、必ず3人一組で動くこと。全員、グラインを起動状態にして映像を管理班に送るように。対象は顔認証で捕捉するから、とにかく多くの人を映像に映すことを意識して。接触の可能性が高い3号車には、補助として本部管理班のラスカルをつけます』

樋高ひだかくんついてくれるん? 心強いわあ」佐久間がのんびりと答えるが、嶋田は知らないようで首を小さく傾げている。

『ラスカル、聞こえてるでしょ? 挨拶して』


 ふたたび画面が切り替わった。ちょうど信号待ちになり、嶋田も画面に見入る。

 小さな画面に大写しになったのは、栗色のふわふわとした物体。


「ぬいぐるみ?」

「なんすかこれ、レッサーパンダ? かーわーいーいー!」

 嶋田が破顔し高い声を上げると、ぬいぐるみは左右に揺れた。

『アライグマです。……本部管理班所属の樋高ひだか穂高ほだかです。よろしくお願いします』


 ぺこりとアライグマが礼をする。実物より大きくデフォルメされているせいかマスコットのようにも見える。

 礼をした拍子に、ぬいぐるみの頭を支えていた人間の手が見え、背後に水色のカーディガンを羽織った人物がいるのが見て取れた。声色からして青年のようだが、首から上がちょうど見切れていて顔は見えなかった。


「本当にぬいぐるみが喋ってるのかと思いました」思わず言葉が漏れる。

「僕も僕も! えーなんか素敵ですね。よろしくお願いします、松川班の嶋田です。得意なモノマネは吹き替え版海外ドラマの警察官と、説教するときの井沢副隊長です」

「神崎です、よろしくお願いします」

『よろしくお願いします。……すいません、僕、人見知りなのでカメラに映るときはこの子に出てもらってるんです』

『ラスカルの能力はすごいよ、お嶋の能力と組み合わせれば人探しもスムーズに進むはず。力合わせて頑張ってね。じゃ、説明終わったし解散。何かあったら連絡して。お綾、私とマッキーのフォローよろしくね』

『オッケーでーす』

 

 中谷なかたにあや管制担当の陽気な返事を最後に、松川からの通信は切れる。前方の車のブレーキランプがふっと消えると、嶋田はバックミラーを見、佐久間に向かって言った。


「僕らも行きますか。お客さん、どちらまで?」

「そやなあ、海浜公園方面行ってもらおかな」

「オーダー入りまーす、海浜公園方面! はい、喜んでー!」


 嶋田の賑やかな一人芝居をBGMに、車が動き出す。

 樋高とは通信がつながったままだった。彼に向かって問いを投げかける。


「樋高さんは、どういったピリオドをお持ちなんですか?」

『簡単に言えば、顔認証です』

「人の顔が識別できる?」

『はい。探す人の顔写真をじっくり見れば、どれだけ多くの人ごみに紛れていてもほぼ一瞬で分かります』

「へぇ、ウォーリー見つけ放題じゃん」


 嶋田が感心する。「ウォーリーをさがせ!」は神崎家にも数冊あった。夢中になって探していた赤白の囚人服を着た彼が思いだされる。


「感覚系なんですね」

『そうです。人探しをよく頼まれます。医療担当の塩原さんからも、週に一度は』

「塩原さんが?」

『藤村専門官が仕事をサボるので、敷地内の監視カメラの確認を頼まれます。……嶋田さんの能力と組み合わせると良い、と松川班長がおっしゃっていましたが、嶋田さんはどういったピリオドを?』

「僕? 僕のはまあ、口で説明するより見てもらったほうが早いかなあ」嶋田はそう言い、ハンドルを右に切る。「なんせ、割と珍しい特殊系なもんで。はい右に曲がりまーす、ご注意くださぁい」

『そうなんですね。特殊系って……』

「あッ何この車、割り込みしてきたんだけど! んもう、おブスな運転するわねアンタ! タンスの角に足の小指ぶつけておしまいッ!」

「嶋田さん、口調が急に愉快なことになってますが」

「ああごめん、運転中に暴言吐いて空気悪くしちゃいけないと思って、悪口出そうなときは意識的にキャラを変えるようにしてるんだよね」

 キャラの方向性に疑念が残るが深くは追及せず、「そうなんですね」と相槌を打つにとどめた。

「こんなん、まだ可愛いほうやで。笹岡さんとこの伊東いとうくんなんかなぁ、優男に見えて運転したら暴言吐きまくりやから」

「そうなんですか? 意外ですね」

 伊東翔太しょうた2級隊員には何度か実地で世話になっている。的確に指示を飛ばし、フォローとアドバイスも欠かさない。悩みを相談すれば客観的なアドバイスをくれる兄貴肌だ。中村の1つ上で、雰囲気もどことなく似ている。中村から適当さを抜いて、代わりに世話焼きを入れたのが伊東だと神崎はひっそりと思っていた。

 伊東の名前が出、嶋田は破顔した。

「彼、面白いっすよねえ。割り込みされた瞬間にすっごい明るい声で『はい迷惑運転キター。ドライバーぶん殴りまァす!』って高らかに宣言したの見たことあります」

『公務員として職務中にその発言はいかがなものなんでしょう……』 


 控えめながらも樋高が会話に参加しだすと、嶋田はさりげなく彼が喋りやすい話題を振った。合間には『視察に来るなり嫌味を言う井沢さん』のモノマネを挟み、神崎も声を上げて笑った。嶋田の繰りだす話題は豊富で、どれも楽しいものだった。

 現地に着くまでに樋高の人見知りはだいぶ解け、神崎もまた松川の「アンノウンと接触するかもしれない」という言葉を聞いてから無意識に張っていた緊張の糸が、束の間ゆるんだ心地がした。




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