首謀者からも話を聞こうと思います

 マモネさんはもちろんタマゴの殻を殴るようなことはしなかったが、僕は彼女の想いを勝手に代弁するように、オオクラ様の亡骸を殴りつけていた。一緒になって殴っていたツバキバラ様も、僕のその必死な姿を煽りつつ、負けじと拳の速度を上げていく。一向に砕ける気配はない。さすがは元・悪魔というところか。どのみち死んでいるのだから、今更どれだけ殴ったところで何も変わりやしないんだけど、それでもマモネさんの気持ちが晴れればと、ひとりよがりな自己満足を続ける。しかしまあ、かなりの不敬罪ではある。一応、オオクラ様は僕の上司であるツバキバラ様のさらに上司であるわけだから、他の神々に見られたら首と胴体が切り離されていたかもしれない。

「起きたみたいだよ」

 ボクシングに夢中になっている僕たちに、遠くからシダキ様が声をかけてくる。彼が指を差した先では、女の子が上体を起こして座っていた。面を押さえているのが見える。頭が痛いとか、そういうことだろうか。

 マモネさんが走って行くのを追いかけて、僕も女の子の方へ向かった。ツバキバラ様はこちらに興味を一切示さず、走る僕の後ろで、サンドバッグを殴り続ける。


「この方が、話しやすいだろうね」

 まだ少しぼうっとしている妹さんから、シダキ様が仮面を外す。ゴムやヒモのようなものはついていないので、何かしらの不思議パワーでひっついているものだと思われた。

「お姉ちゃん……」

 妹の呼びかけに、マモネさんは彼女の隣に座って、やさしく手を握る。妹は姉の肩に寄りかかると、ゆっくりと息を吐いた。

「色々と、お姉さんの方からは聞いたんだけどね」

 寝かしつけるようなやさしい口調で、シダキ様が言う。手に持っていたお面は、光の粒となって消えていく。もう、必要のないものなのだろう。罪を犯した彼女が、再びシダキ様の親衛隊のような立場に戻ることはありえないからだ。

「君の方からも事情を説明して欲しいな、タツネ」

 タツネというのが、妹さんの名前らしい。

 寝言のように、タツネさんはとうとうと話し始めた。


「神界に転生したばかりの頃は、何も覚えていませんでした。何もというのは、違いますね。何だか引っかかっているような感覚はあったものの、それが何なのかわからず、モヤモヤしていたという方が正しいでしょう。そして私は、そのモヤモヤが怒りに近い感情であることには何となく気づいていました。その怒りの対象が、私の転生、および最期の死に関わっているということも、推測できました。

 幼いうちに突然亡くなった悲劇の魂は、神界の外で穢れていく期間が非常に短いために、かなり純粋な存在として転生するという話を聞きました。そのおかげで、私の神界での初仕事は、かなり優遇されたものだったのです。転生を控えた魂に蓄積された記憶を閲覧し、必要に応じてシールをかけるというものです。

 このことは、その仕事に関わっている者だけに共有されている秘密のようなものなので、あまり大きな声では言えないのですが、実のところ、記憶は全て塞いでいるわけではないのです。もちろん、このことはシダキ様はご存知でしょうけれど、スルガ様はどうか、他言無用でお願いします。うまくシールできなかったため断片的に記憶が残ってしまうという、事故のようなものが起こることもあるのですが、実は故意に記憶を残すというパターンが存在しています。それはまさに私に当てはまるもので、私たち神界と対になる存在――つまりは、悪魔やそれに類するものに対する敵意のようなものが記憶に刻まれている場合は、それをあえて残します。というのも、こうした悪に対する敵意というものは、言い換えれば正義であり、神界で働く上ではステータスになりうるからです。私がいきなり、記憶のシールという位の高い仕事に就けたのは――そしてその後に、シダキ様に仕えることができたのは、私の『幼くして亡くなった清らかな魂』と『悪魔に対する激しい憎しみ』のふたつが評価された結果なのでした。もう姉の方から聞いているとは思いますが、その悪魔というのが、先ほどシダキ様とスルガ様が鉄槌を下してくださった、オオクラ様と呼ばれる存在なのでした。

 どうやら、私が転生を控えていた際に担当していた方は、この悪魔オオクラへの憎しみを、あえて残したらしいのです。その理由は先の通り、憎しみを正義感へと転化させるためでありますけれども。その頃はまだ、神界ではオオクラを買収するようなことは行われておりませんから、オオクラ様信仰は人間の勝手な崇拝であって、神界の方では、悪魔という認識がなされていました。その頃、私はオオクラ様の名前は覚えておらず、ただ何かを漠然と憎んでいるというような感覚で、いつかはその正体、怒りの対象を明らかにしたいという思いを抱きつつも、何の手がかりもないままに、しばらく記憶シールの作業に従事していました。

 そうなりますとシールの作業は、何も考えずにただ記憶を隠していく作業ではなく、魂に刻まれた歴史に目を通して、正義感に繋がるような残すべき部分があるのかどうかのチェックも行わなければなりません。つまり、一度歴史をざっと、閲覧する必要があるのです。何百、何千、何万という魂の記憶を覗き見ては、本人が思い出さないように塞いでいく。そんな作業を、何年……いえ、何十年か繰り返してきたのです。そんな働きぶりが評価されたのか、私はシダキ様のそばで仕えることが決まりまして、記憶を覗く作業にも妙な愛着が湧いていましたから、そろそろこの仕事も終わりかと感慨にふけりながら、残された時間を、変わらずにこなしてきました。

 タイミングがよかったというべきか、悪かったというべきか。私はよかったのだと自信を持って言えますが、後の神界にとっては、おそらくは最悪だったと言われるのでしょう。偶然私は、転生前の姉の記憶のシール作業に関わることになったのです。もちろん、最初に魂を見ただけでは、何の変哲もないものでした。しかし、記憶を辿っていくにつれて、自分が今まで抱いてきた違和感がほぐれていくような気がしたのです。歴史の人物にシンパシーを感じるどころか、これは自分のことではないかと思うようになったのでした。そして、あの日の事件まで読み込みますと、それは決定的な確信に変わったのです。オオクラ様信仰という言葉に、私の中の正義感――および、ある悪魔への憎しみや怒りが、ひどく共鳴したのでした。私は、全てを思い出したのです。もやもやとした霧は晴れ、そして考えました。これから転生していく姉には、どうか私のことを知っていてほしい。私はオオクラ様信仰が始まる直前の、私の神隠し事件のあたりの記憶を塞がずに、シールが済んだものとしました。私自身が悪魔オオクラに対する恨みを残されていたのですから、さすがに記憶を色々と残しすぎたとはいえど、姉の魂に悪魔への怒りを残したままでもさほど問題なかったのです。

 そして私は竜の面を授かり、シダキ様のために働きました。姉がどこで暮らしているのかもわかりませんし、最初の頃は忙しかったため、なかなか姉に会うことはできませんでした。そう、最初は……オオクラ様を殺そうという想いは抱いてなかったのです。といいますのも、その頃はオオクラ様は悪魔であり、神界からの介入がほとんど不可能だったからです。別の次元、別の世界の出来事のようなものでした。ですが姉を探し続けているうちに、事情が変わりました。なんと、私たちの憎む悪魔が神界に招かれ、高位の神として君臨したというではありませんか。

 私に残された正義感は、残虐で冷酷な殺意へと変化しました。ただ再会を喜ぶだけのつもりだった姉探しは、同時に共犯者探しの旅にもなってしまったのです。オオクラ様信仰を始めた街の人を姉が恨んだように、悪魔オオクラを神として受け入れた神界に、私は正直、憤りを感じました。

 同じ神界にいるのであれば、私たちの手でオオクラを葬ることが可能になる。けれどそれには、さらなる我慢を必要としました。シダキ様からいくらか、お力を分けていただいた私でも、仮にも相手は高位の神、真正面から立ち向かっていくのは無謀が過ぎます。直接倒すのではなく、毒などを介して仕留めることができればいいのに。そして、ついにそのときが来たのです。ここから先は、おそらく姉から説明されたでしょうから、詳しいことは省略します。金平糖に毒を塗り、知らず知らずのうちに体を蝕んでいく。私たちの予想していたよりも効き目が遅く、内心ハラハラしていましたが、ついに私は先ほど、悪魔が消滅する瞬間を目にすることができました。本当であれば、姉と共にその時を見ることができればと思っていましたが、図らずも姉はここに連れてこられ、悪魔オオクラの亡骸を見せることができただけでも、十分満足しています。

 これが、私の犯行の動機です。厚かましい願いだということは承知の上ですが、どうか姉の処罰は、私よりも軽くしてください。姉の記憶を塞がなかったのは私です。私が封じていたならば、この計画に姉が参加することはなかったはずです。ですが私は……きっとひとりでも、今回のことをやり遂げたと思います。責任は、私にあるのです。どうか、シダキ様、ご慈悲を」


 タツネさんは長い語りを終えると、処罰を待つ恐怖から逃れるように、マモネさんの袖にすがりついた。

 仮に、あえてシールをしなかったタツネさんが悪いのだとしたら、そもそも「正義感に変化するための敵意を残す」というプロセス自体にも問題があるような気がする。タツネさんがマモネさんの記憶を見て自身のことを思い出したのは、記憶に残された悪魔オオクラへの憎しみのせいなのだから、究極を言ってしまえば、タツネさんの記憶を担当した者にも責任が生じうるだろう。もちろん、悪魔への怒りを残すという考えを提案した誰かにも、その矛先は向くのではないか。

「シダキ様。間違っていたら真に申し訳ないのですが、悪魔への憎しみを残すという制度を設計したのは――」

「僕じゃないよ」

 推理は外れ、僕は目を見開く。酷い無礼をしたものだ。首がついているかを確かめる。シダキ様は笑っていた。

「でも、スルガくんの言わんとしていることはわかるよ。これはそもそも、制度の欠陥が招いた事件なんだ。まあ、実際は欠陥というほどのものではないし、むしろ『悪魔だったものを神として認定する』ことの方に問題があるような気がするけどね。精霊、あるいは神々の中にある正義感が、買収した悪魔に向くなんてことは想定されていなかったわけだ。僕に相談せずオオクラをこっちに招くことを決定した者たちには厳しく言っておくとして……。さて、君たちふたりは、処罰されることをお望みのようだけれど」

 別に、処罰されることを望んでいるわけじゃないだろうに。変なところで、意地の悪いお方だ。

 シダキ様の声に一度びくりとしてから、姉妹は真剣な顔で彼を見上げた。次に発される罰が、いったいどんなに苦しいものかと、脅えているようである。

「その前に、ひとつたしかめたいことがあるんだ。もしかすると、真犯人は君たち姉妹のどちらでもないということがありうるからね」


「どういうことだよ、これは」

 オオクラの亡骸の両側に、僕とツバキバラ様は立たされていた。僕たちの手には、酒が並々と注がれた杯がある。オオクラに金平糖を献上する際に用いられた、器代わりの杯だ。金平糖の段ボールに、同封されていたものである。僕は酒をこぼさないように注意を払っているが、何の説明もなく杯を持たされたツバキバラ様は不満げな様子で水面に視線を落とした。僕のように気を配っていないので、ときおり酒が地面にこぼれてシミをつくる。

「僕の掛け声に合わせて、その酒をオオクラの殻にかけてみてほしいんだ」

「は?」

「じゃあいくよ。せーの!」

 急な要求に意識が追いつかず、僕とツバキバラ様はやや遅れたが、せーのという言葉に急き立てられて、僕たちは考えもせず両側から酒をぶちまけた。

「うわっ!?」

 すると視界が、突然白い煙に包まれる。反射的にまぶたを閉じた。吸ったらまずいものかもしれないと、急いで袖で口を塞ぐ。殻に当たった酒が跳ね返ってくると思ったが、水しぶきを浴びる気配はない。何かが蒸発していくような音がしばらく続いたので、それが収まるまで目を開けることができなかった。

 音がしなくなり、薄く目を開ける。煙が徐々に晴れてくると、反対側にいたはずのツバキバラ様が、僕と同じような体勢でいるのが見えた。

 なぜか。僕たちの間に立ち塞がっていたタマゴの殻が、ほとんど消えてなくなっていたからである。溶け残った上部の部分だけ、地面にころりと転がっていた。ツバキバラ様がそれを踏みつけるが、亡骸はビクともしない。

 満足したように、シダキ様が口を開いた。

「さっき散々、君たちがサンドバッグにしていたオオクラの亡骸は、おだやかなスルガくんならまだしも、乱暴者のツバキバラの拳でさえヒビを入れることができなかった。しかし、死してなおそれだけの強度を誇るオオクラの亡骸が、ただの酒を浴びせただけで消滅したのはいったいなぜか。それは、酒が彼にとって毒以上に有害だったからに他ならない。

 タツネから報告を受けて、オオクラの様子を見に来た僕とスルガくんは、外傷もないのにもがき苦しんでいる彼を見て、真っ先に毒を疑った。しかしその段階で厄介な選択肢として考えられたのが、毒として検出されたり反応したりすることのない、悪魔にとってのみ毒として機能しうる、酒などの神聖なものが犯行に使われた場合だったんだ。これは本当に面倒で、そもそも原因として考えることすら難しく、そのもの自体は毒じゃないのだから、悪気はなかったんですと言われればそれまでになる。いったいどこの神様が、酒を飲んで消滅なんかするだろうか。

 スルガくんに色々と調査をしてもらっている間に、僕の方でも一応調べてみたんだ。というのも、毒味なんだけどね。自分で言うのもなんだけど、僕を消し去るほど強力な毒なんてのはほとんどありえないから、スルガくんよりも僕の方が毒味に向いていたんだ。骨の折れる作業だけど、100の品目を全て食べてみようと思ったんだよ。とはいえ、僕もできるだけ無駄は省きたいからね。自分でも既に口にしたことのあるものから手をつけていったんだ。そうすれば、通常と違うことに気づきやすいから。

 ここまで黙ってたけど、マモネくんのところの金平糖は、僕の従者のひとりが好んでよく食べているんだ。僕もそれをもらうことがあったから、判定がしやすかったというわけ。山積みになった段ボールから、まだ大きくつくってないときの……つまりは、毒の着色料が塗られている金平糖を数粒取って食べてみると、馴染みの味とやや違うことに気がついた。改めて眺めてみると、なるほど、よく見ると色も違うような気がする。とはいえ、毎日見ているようなものではないから、あまり確証は持てなかったというわけ。そこで僕は、ひとつ試してみようと考えた。これをオオクラに与えたらどうなるだろうか、とね。

 そしてその結果が、先ほど僕とスルガくん、そしてタツネが隠れて見ていたものだ。やや時間は空いたけれど、オオクラは毒の金平糖を口にして、結構な呻き声をあげたわけ。さて、ここで違和感が生じる。いくら毒で弱っていたとはいえ、あれほどの拒否反応を示したオオクラが、何事もなかったかのように毒の金平糖を何日も食べることができるだろうか、と。もっとハッキリ言えば、もしかしたら金平糖の毒はロクに機能しておらず、僕たちがトドメを刺したときにだけ、真の力を発揮したのではないか、というわけ。

 そこで思い当たったのは、ツバキバラがスルガくんに命じた謎の作業だ。彼の名誉のために、ここではあまり触れないでおくけれど、ツバキバラはとある事情のために、マモネくんのところの金平糖の突起を全て削るように命じていた。そして、さすがに削ったままはまずいだろうという、ツバキバラにしては珍しく配慮がなされ、削って丸くなった後の金平糖の表面は、酒による消毒および洗浄が行われた。

 さあ、もうわかったかな。オオクラを真に苦しめていたのは、姉妹による復讐の毒ではなく、それを中和させた酒なんだよ。実際には、中和して相互に消滅するのではなく、酒が残って、それがオオクラの体を蝕んだというわけだ。いとも簡単に亡骸を崩したことから、オオクラにとって酒がどれだけ有害だったかわかっていると思う」

 ここでシダキ様は、こほんとわざとらしく咳をする。

「まあ、ひどく単純化してしまえば、オオクラを死に至らしめたのはツバキバラだといえるわけ。君たち姉妹は、毒殺を計画したものの、実際には復讐は横取りされたようなものだ。だって悪いのは、こいつなんだもん」

 シダキ様の親指の先で、ツバキバラ様がわかりやすく顔をしかめた。


「そうすると、君たち姉妹の罪状は毒殺ではなく毒殺未遂ということになり、当然処罰も想像より軽くなる。

 ところで、マモネくんの話にもあったように、オオクラは大量のエサでこちら側に買収されたわけだけど、形式上その職務は、僕たち神々に献上される飲食物すべての毒味ということになっている。が、実際はどうだったろうか。元・悪魔には荷が重すぎたんだね。神聖な酒でさえ、彼にとっては毒だったんだ。供物の毒味役として、こんなに向いてないやつはいないだろう。さあ、毒味役がよりによって毒にやられてしまった。僕はその後釜として、ぜひタツネにその職務を引き継いで欲しいんだよ。つまりは、高位の神としてね。いつ毒に当たるかわからないのだから、こんなに恐ろしい仕事はないよね。ああ、処罰としては十分じゃないかな。

 共犯者であるマモネくんは……そうだね。罰として速やかに、甘味処マモネの高級和菓子セットを、僕の分を含めて13セット用意すること。これはそう、罰金の代わりさ。神界には貨幣という概念がないから、あまり実感は湧かないかもしれないけどね。13セットも提供しておきながらも、マモネくんの魂の浄化――つまりは、働きとしては計上されないというわけ。タダ働きということさ。いやぁ、こんなにひどい罰はないだろう!」

 きょとんとしている姉妹に向かって、シダキ様は微笑んで付け加える。

「これで、どうかな? こんなに厳しい処罰じゃ、さすがに参った?」

 姉妹は、ふるふると首を振った。

「ありがとうございます、シダキ様……」

 マモネさんの声は震えている。しかし、それを慰める必要はない。彼女は妹に抱きつき、抱きつかれ、厳罰を逃れた喜びと、改めて再会の喜びを分かち合ったからである。

 このようにして、オオクラ毒殺事件は幕を閉じた。表向きには、「毒殺だと思われたが実際には酒による浄化だった」という事故として扱われることになる。そしてその秘密は、寛大なシダキ様と、毒殺を計画したふたりの姉妹、ある意味では真犯人だったツバキバラ様、そして最後までロクに役立つことのなかった僕の5名のみが知っているというわけだ。

 従者といえど、一応精霊の身分であったタツネさんは、急遽高位の神として君臨し、お腹がいっぱいになっても休むことを許されない毒味係として暮らすことになる。マモネさんは変わらず、甘味処マモネで健気に働き、魂の質を日々高めているのだった。彼女たちとはこの後も交流がしばしばあるのだけど、それはまた別の話で。


 さて、お気づきの方もいるかもしれませんが、ある1点だけ謎が残っているので、それについては次回のエピローグにて、その後の僕とツバキバラ様の展開と共にお話できればと思います。


(続く)

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