投稿その20
今日はね、いま流行りのダルゴナコーヒーに挑戦するよ!
あれって「家で簡単に作れる」ってことで人気なんだよね~。
料理修行中の私にも作れそうだよ!
使うのはインスタントコーヒーと砂糖とお湯。あとは牛乳だけ。
見た目もカワイイから、インスタにはぴったり!
ってことで、さっそくダルゴナコーヒーに挑戦~!
まずは材料。コーヒーと砂糖とお湯の量は1:1:1。
そしてここからがポイント!
400~1000回ぐらい混ぜて泡立てるんだけど……
やっぱり手で混ぜるのは大変!
でもブレンダーを使ったら、あっという間にふわふわになったよ。
このふわふわの泡を、かわいいグラスに入れた牛乳の上に乗せたら……完成!
ホントにすっごく簡単だったよ~!
そのグラスを木のコースターに置いて、パステルのアイシングクッキーとスプーンを添えたら……見栄えもバッチリ!
ふふっ、カフェのメニューみたい!
よーし!この勢いでダルゴナコーヒーを使って、インスタに「匂わせ投稿」しちゃうぞ!
おうちカフェでも匂わせだ~!
まずはダルゴナコーヒーを2つ用意!
ひとつだけ半分ぐらい飲んじゃおう!
「うわっ!これ美味しい~!」
ちょっと!想像してた以上に美味しいじゃない!
う~全部飲んじゃいたい!!けど……我慢、我慢。
で、この飲みかけのグラスを奥に置いて、手を付けてないもう一つのグラスを手前に置いて……っと。
「カシャッ!」
うん、これはいいね!かわいいかわいい。
さっそくインスタにアップ完了!
「砂糖多めにしておいたよ! #おうちカフェ」
「彼氏さんは甘党なのかな?」「コーヒーが好きなのかな?」
「おしゃれな時間が過ごせそうだな~」なんて、いろいろ妄想が捗るよね。
【匂わせポイントその20】仲良しムードが伝わる「おうちカフェ」匂わせ!
こんなインスタを見たら、真純くんもきっと「香織さんも砂糖多めが好きなのかな?だったらすっごくスイートで甘めのハグをしてあげるのに!」とか「香織さんはビターな方が好きなのかな?だったらビターっとくっつくバックハグしてあげるのに!」とか抱きついてきちゃうかも。
さっそく翌朝、真純くんにインスタを見たか聞いてみた。
「ねえねえ真純くん、インスタ見てくれた?」
「うん見たよ!あの泡のあれ、飲み物なの?」
おぉ~!さすが真純くん、そこからか!
「そうだよ。ダルゴナコーヒーっていうの」
「へぇ~あれコーヒーなんだ!新発売のプリンかと思った」
「新発売って……違うよ。自分で作ったんだよ」
「すごーい!!香織さんパティシエみたいだね!」
……嬉しいけど、さすがにそれは言い過ぎだと思うよ。
「あれね、意外と簡単なんだけど……」
あ、いいこと思いついちゃった!
「今度さ、作り方教えてあげようか!?」
ふっ、これで家に呼ぶ、もしくは真純くん家に行く口実ができるぞ~!完璧な作戦だね!
「香織さん、それはありがたいんだけど……」
「だけど……」
「ボク、コーヒーも牛乳飲めないんだ」
あちゃー。お茶―。じゃなくてコーヒー!
距離縮まり度+1% 計2%!匂わせ失敗!
【反省点】真純くんはコーヒーも牛乳も飲めない!
「あーそうなんだ、それは残念だなぁ」
「でも「コーヒー牛乳」は飲めるんだよね~。なんでだろ?」
なんでだろーねー。知らないよもう!(でもあきらめない!)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます