今と昔
今はweb小説から書籍化は当たり前。
小説家を目指す人にはいい時代になったものだと思います。出版業界は落ち込んでるとは言いますが、チャンスが広がっているのはいいことです。
以前、昔は本を出すには新人賞しかなかったと書きましたが、実はもう一つあります。持ち込みとかではなく、確実に本を出せる方法が。
それは自費出版というやつです。自費出版とは自分でお金を出して本を作ってもらう……というヤツです。
「それって同人誌とどう違うの?」って思いますよね?
今はどうか分かりませんが、当時は自費出版は問屋さんと取引のある版元が行っていることが多かったのです。
当時有名だったのは文○社とかでしょうか。ですから一応、自費出版したものはどこかの書店に並びます。
今も自費出版はありますが、現在やるなら kindleのセルフ出版あたりでしょうか。
当時、自費出版というとアマチュア研究家が自分の研究成果を本にしたり、自分史を作成したり、ごく限られた地域の歴史を纏めた本を出版したり……と、ローカルな使い方をされることが殆どでした。
それがラノベブームも手伝って、あまり有名でない出版社がライトノベル新人賞を開いたので、応募してみたはいいが実は自費出版だった……なんてのもありました。
あ、私は応募していませんよ。
ちなみに普通に○芸社から自費出版で小説を出してそれが評判となり、大手出版社と契約して作家として大成功した方もいらっしゃいます(ラノベではありません)
ですから才能と運に恵まれれば、思わぬ所からデビューというのは当時でもあったのですね。
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