贖罪の声

ごめんなさい

すみません

申し訳ありません


赦される資格がないから

上辺だけ口先だけの謝罪も

心の底からの贖罪も


赦される資格がないから

普通という名の特別も

日常という名の記念日も


赦される資格がないから

誰にも裁けない十字架を

背負って死ぬまで苦しむだけ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

空虚な囁き 灯葉 @Testudines

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ