2020年12月19日 21:31
薄月への応援コメント
言葉もない。なんて言ったらいいのかわからない感動がありました。読後の余韻が素晴らしいですね。冒頭でなんで泣きそうになったのか。それは補欠だけど義理で出してくれる試合に臨む惨めさ……かと思いきや、その試合すらなくなっていたという事実。主人公はずっと「取り残され」ている。コロナ禍で、きっとまた取り残されていて、でもそれは誰かにってわけじゃあなくて。それらしい言葉を使うなら、多分世界に取り残されたみたいな感じでしょうか。でもそれは多分コウスケさんも同じで。全員一緒に取り残されたことで、同じ場所に居られた、と言うような。皮肉のようでもあるし、救いのようでもある。どちらとも言えない、言い表せないものが描かれていて、本当に素敵だなと思いました。>「俺、ゴールしたって事にしておいてくれよ!」 レミファソラ〜「どっちだよ!」 ブッブーこのやり取り最高でした。そして『透明なゴールを目指して、ロングシュートを放った』とか、もう青春以外のなにものでもなくて、コロナによって青春を奪われたとしても、青春は絶対に存在しているというような、そんなメッセージを感じ取りました。仄暗い景色にわずかばかりの光。希望とは言い難い、しかしそれでも確かに絶望に反旗を翻すような光。灰褐色の青春の一幕を、ありがとうございました!
作者からの返信
詩一さま読んでいただき嬉しいですありがとうございます!キラキラ青春撲滅会書記次長をやらせてもらっている立場として、あんまりキラキラしたのは書けないのですが、ほんのわずかばかりの光なら、何とかかんとか、いけるんじゃないかと思いながら頑張って書きました。褒めていただいてとても嬉しいです! レビューも、ありがとうございました!
2020年5月6日 12:56
他の人からみれば不要不急と済まされてしまうような些細なことでも、当人にとっては全くそんな軽い物じゃない、切実に大切な物であることなんていくらでもありますよね。主人公のやるせなさを感じさせる中でとても爽やかな終わりで面白かったです。
えのき様コメントありがとうございます!爽やかな終わりとの感想、ありがとうございます! 一生懸命頑張ってきた事がちゃんと実ると最高ですが、現実結構そうでも無いので、かなしいなって思います。頑張った人はかっこいいですよね。ご一読ありがとうございました!
2020年5月1日 17:42
最後の大会が中止になり、5分間の出場もかなわなかった主人公の気持ちがせつないですね。
下山田 大地様コメントありがとうございます!この夏に挽回してやろうと企んで黙々と練習に打ち込んでいた(であろう)誰かが、おばさんの「不要不急」でフイになる感じが他人事には思えなかったのです。大丈夫だよ、と言ってやりたい!ご一読ありがとうございました!
2020年5月1日 16:34
才能を持ちながらそれに全く執着しないコウスケと、最後まで粘りながらもラストの5分さえ失った主人公。様々な思いが行き交いながらも、言葉にもならず、ただ爽やかな空気が吹き抜けていく感じ。とても印象深く清々しいラストシーンでした✨✨
aoiaoi様ラストシーンを褒めていただき、ありがとうございます!男の子二人の友情みたいなのは初めて書いたのですが、書きながら、この二人はずっと仲良くやっていくんじゃないかなーって思いました。ずっとベッタリじゃなくて、ついたり離れたりで。そういう関係は結構理想です!コメントありがとうございましたー!
2020年4月30日 19:42
ルーペさんの青春もの初めてで新鮮でした! 卒業式や最後の大会が中止で悔しい思いをした学生っていっぱいいますよね。若い子に読んでもらいたい!
砂田計々様うわー、コメントありがとうございます!慣れない手つきで以前から読んでいただいてる方には大変お恥ずかしい感じなのですが、お付き合いいただいて嬉しいです!ありがとうございます〜! 中止された大会で一発逆転を目論んでいた、その日のために努力を重ねた人たちに、何とかチャンスがあればいいなって思います。読んでいただきありがとうございましたー!
2020年4月30日 18:36
コメント失礼いたします。人間模様がしっかり書かれているからでしょうか。4000文字以内とは思えない、厚みのある物語に感じました。僕も見習わないと……
烏目浩輔様お読みいただきありがとうございます!ちと詰め込み過ぎかな? とも思いましたが、キチッと書けていたら本当に嬉しいです〜! 見習うなんて……そんなことは仰らずに! こちらこそ、こっそり烏目さんに勉強させていただいております。ご一読ありがとうございます!
薄月への応援コメント
言葉もない。なんて言ったらいいのかわからない感動がありました。
読後の余韻が素晴らしいですね。
冒頭でなんで泣きそうになったのか。
それは補欠だけど義理で出してくれる試合に臨む惨めさ……かと思いきや、その試合すらなくなっていたという事実。
主人公はずっと「取り残され」ている。
コロナ禍で、きっとまた取り残されていて、でもそれは誰かにってわけじゃあなくて。それらしい言葉を使うなら、多分世界に取り残されたみたいな感じでしょうか。
でもそれは多分コウスケさんも同じで。
全員一緒に取り残されたことで、同じ場所に居られた、と言うような。皮肉のようでもあるし、救いのようでもある。どちらとも言えない、言い表せないものが描かれていて、本当に素敵だなと思いました。
>「俺、ゴールしたって事にしておいてくれよ!」
レミファソラ〜
「どっちだよ!」
ブッブー
このやり取り最高でした。
そして『透明なゴールを目指して、ロングシュートを放った』とか、もう青春以外のなにものでもなくて、コロナによって青春を奪われたとしても、青春は絶対に存在しているというような、そんなメッセージを感じ取りました。
仄暗い景色にわずかばかりの光。希望とは言い難い、しかしそれでも確かに絶望に反旗を翻すような光。
灰褐色の青春の一幕を、ありがとうございました!
作者からの返信
詩一さま
読んでいただき嬉しいですありがとうございます!
キラキラ青春撲滅会書記次長をやらせてもらっている立場として、あんまりキラキラしたのは書けないのですが、ほんのわずかばかりの光なら、何とかかんとか、いけるんじゃないかと思いながら頑張って書きました。褒めていただいてとても嬉しいです! レビューも、ありがとうございました!