これまでの登場人物②


①ソルト・アネット(28)

 この物語の主人公。S級鑑定士として最強の戦士率いるパーティーで活躍するも突如としてパーティーを追放。直後に冒険者引退を決意し、郊外で農場を営む経営者。

 S級といっても万能型の鑑定士で剣術および攻撃魔術ならB級冒険者と変わりない腕を持つ。様々なトラブルを解決し今ではギルドにも信頼される流通部特別顧問。

【好きな食べ物】

サングリエの作るたまごやき(海苔入り)


②シュー

 ソルトの相棒であるS級魔物。ソルトが冒険者時代はしゃべる黒猫魔物として振舞っていたが、実は猫耳に尻尾付きの美女にも変身ができる。冒険者でいうと魔術師のような役割を果たして、マルチに活躍できる。

【好きな食べ物】

ゾーイのリコッタチーズ


③フィオーネ・クランベルト(22)

 魔物を進化される魔石を使った水を服用し自身に流れるサキュバスの血を上位互換の【色魔女】に進化させ魔物を躊躇なく倒せるようになった。

 現在ではギルドの戦士寄宿学校の講師を務める優秀な戦士。

【好きな食べ物】

ベニが作った雑炊


④リア・キャスター(20)

 新人鑑定士で元々は定食屋で看板娘として働いていた。悪役受付嬢ゾーイの計画に振り回され心身ともに傷つけられた。現在ではくろねこ亭のシェフ・経営・ギルド鑑定士部とたくさんの仕事を掛け持ちする働き者。

【好きな食べ物】

極東薬膳入りの肉スープ


⑤ミーナ・シュバイン(3?)

 ギルド流通部の幹部で元薬師の女性。年増の女性だが若々しく大人の余裕でソルトを包み込む。雑務を常に押し付けられているため髪をとかす暇もないほど忙しくしている。ソルトを心から信頼していて、最近では甘えたことをいう場面も見られる。

【好きな食べ物】

玉露


⑥ゾーイ・リッケルマン(23)

 元悪役受付嬢。姉が引き起こした事件で片足を失い義足となったが、一念発起して医師の道を目指す。極東では首席として研修を終えてさらなる修行をしている。

【好きな食べ物】

リアの作ったミルクパン


⑦クシナダ

 ソルトたちがダンジョンで見つけた卵から孵ったS級魔物蛇女。なんどか脱皮を繰り返して立派な大人になった。研究部で働くことになり、農場の家計を支えている。一方で天職は【毒戦士】と判明する。

【好きな食べ物】

なんでも好き


⑧親父(ガリオン・アネット)(5?)

 ソルトの父親。貧民街で小さな酒場を経営している。極東の文化に詳しく仕入れの独自ルートも持っている。元鑑定士でソルトの師匠でもある。現在ではネルの頼みを聞いて鑑定士部を設立、幹部としてギルドに舞い戻った。

【好きな食べ物】

自分で作った焼き鳥丼


⑨ヤマト・ヒメ(18)

 極東の王族で低いながらも王位継承権を持つ。優秀な回復術師で【天狐】の血を引く狐娘。新しい女王となるアマテラス奪還のため命を賭ける覚悟で農場を出て行った。

【好きな食べ物】

おもちならなんでも。最近のお気に入りはチーズもち


⑩ソラ(18)

 ヒメの側近で【シノビ】の天職を持つ。いつもは白い面をつけているが、実はヒメの影武者。双子の妹。【天狐】の血を引く狐娘。ヒメと共にアマテラス奪還へ向かう。

【好きな食べ物】

根菜の炒め物


⑪フウタ(14〜15)

 貧民街のガキ大将だったがソルトと出会い立派な魔術戦士となる。将来を有望視されている一人で、フィオーネを師と慕っている。

【好きな食べ物】

魔物肉のステーキ


⑫サクラ(10~11)

 貧民街に住む少女でフウタの妹。ソルトのような鑑定士になることが夢。天職は薬師と鑑定士の両方を持ち、ミーナを師として調薬にも挑戦中。

【好きな食べ物】

ミーナと一緒に食べるランチ


⑬ネル・アマツカゼ(?)

 新しい医師部の幹部。エルフの女性で底知れぬ雰囲気を醸し出している。何を考えているのかよくわからないが、実力はお墨付き。ミーナと仲が良く合理的だが意外にいいやつ。彼女の目指すギルド像はソルトが目指すものと良く似ている。

【好きな食べ物】

新鮮なミルクとパン


⑮ヤマト・イザナギ(?)

 極東ヤマト王国の王。妻思いの優しい男でソルトたちにも非常に良くしてくれる。

【好きな食べ物】

イザナミの作った味噌汁(わかめとねぎ)


⑯ヤマト・イザナミ(?)

 極東ヤマト王国の王妃。もふもふをこよなく愛する王妃様。

【好きな食べもの】

イザナギが作る黒豆の煮物


⑰ヴァネッサ・ハーキンス(?)

 研究部の幹部。変わり者で研究以外に興味がない。ミーナと仲が良くたまにお茶をすることがある。クシナダを大変かわいがっており、そのせいか最近では魔物に甘い。

【好きな食べ物】

野菜で作ったスムージー


⑱ウツタ

 雪魔女。S級の魔物でダンジョンボス。戦うのが嫌いで冒険者の死体に擬態していたところソルトがうっかり助けてしまった。現在ではくろねこ亭のアイスクリームを担当したり、万年氷で食物やワインの温度管理をする

【好きな食べ物】

暖かいお味噌汁(豆腐)


⑲タケル(?)

 異世界から来たエンドランド最強の戦士。スキルと呼ばれる不可思議な技を使いこなし、唯一無二と呼ばれる強さを誇っている。ソルトをバカにしていたが、最近ではソルトを敬愛し仲間だと勝手に思っている。

【好きな食べ物】

はんばーがーという異世界の食べ物




<61話からの登場人物>


①ハク(16)

 ヒメとソラの側近をするシノビの少女。下級シノビのため名前がなかったが不便なのでソルトたちが名付けた。

本当の名前は小雪という名前で豆腐やの祖父を持つ。かなり優秀なシノビ。

【容姿】

 極東人らしい綺麗な肌にちょっとそばかすをつけた可愛らしい少女

【性格】

 まっすぐな性格で早合点しがち。ヒメたちのように高貴な生まれではないため庶民的。

【好きな食べ物】

お豆腐ならなんでも。


②サブリナ(22)

 極東風の女の子。S級の鑑定士だが登録は極東で行なったらしい。

タケルの相棒。

【容姿】

極東人の特徴を持っている。可愛らしいと言うよりは綺麗系

【性格】

しっかり者でしっかりタケルを支えている。

【好きな食べ物】

もちもちのうどん


③エリー・プルグ(?)

 元々は冒険者用の高級宿の受付だったエルフの女性。現在では案内部に所属するソルトの秘書。年齢は秘密らしく聞くと火球が飛んでくる。 

【容姿】

ボブカットの黄色い髪、長い耳にはいつも綺麗な耳飾りをつけている

【性格】

元コンシェルジュだけあってしっかりした性格。女の子には優しい。

【好きな食べ物】

サングリエのワインで煮込んだミルクカウの肉


④サングリエ・ルール(28)

 ソルトの幼馴染。回復術師で元迷宮捜索人だったが、トラウマを抱えておりソルトの農場に居候している。果樹園とワイナリーの経営を任されるが類稀なる商才を見せる。ソルトに片思い中だが全く相手にされていない。

父親は元戦士で自身の名前の異国では「イノブタ」の意味なのでとても気にしている。

【容姿】

ポニーテールにヘソ出しとかいう大胆な衣装、綺麗な青い目をしており美人。

【性格】

かなりサバサバさっぱりした性格。みんなのお姉さん的ポジションになりつつある。ソルトの一番の味方

【好きな食べ物】

豆腐にはちみつをかけたもの


 ⑤ヤマト・ワカヒメ(18)

 王位継承権を持つ極東の王族。洗脳事件に巻き込まれ、己を救ってくれたソルトに惚れている。

「奏」という特殊な天職を持っており、自身の経験から力を出せずいたが、ソルトへの愛が力を呼び戻しツクヨミ討伐に大きく貢献することとなる。

【容姿】

豊満なスタイルで可愛らしい顔は反則級。

【性格】

おっとりした性格だが出生のこともあって後ろ向きな考えをする場面も。

ソルトと出会ってからは前向きに変わった。

【好きな食べ物】

ソルトの作ったものならなんでも好き


⑥ヒミコ(?)

 天狐の血を継ぐ極東の占い師。ヒメたちとは腹違いの姉妹だが、かなりの年齢差がある模様。呪術師でもあり、可愛いヒメたちのためにエンドランドに守りの陣を張ったりもする。

【容姿】

黒くて長い髪を後ろで束ね、真っ赤な口紅と赤い隈取りをしている。真っ白な着物の上に赤い着物を羽織っており、真っ白な耳と尻尾が出ている。

【性格】

ヒメたちが縮み上がるほど怖い。イザナギのアドバイザー的な役割を担っている。

【好きな食べ物】

油揚げ


⑦ナディア

 ヴァネッサが持って来たたまごから生まれた人狼娘。成長は早いが精神年齢はそのまま。由来はヴァネッサが初めて実験体にしたコボルトからとってつけられた。

【容姿】

 灰色の耳にふわふわの尻尾が生えている。見た目は美しいお姉さんだが精神年齢が低いため子供っぽく見える

【性格】

 アホの子。人懐っこくて子供達には人気

【好きな食べ物】

お菓子全部


⑧エスター・ウリツキー(?)

 戦士部の幹部で騎士の称号を持つ女騎士。血塗られた歴史を持つ女性でいつも無表情。実力は折り紙付きで一人で10体の飛竜を倒したこともある。

【容姿】

少女のような可愛らしい顔にフリフリの服を着ている。

【性格】

氷のように冷たい性格。唯一心を開いていた契約魔物のミニドラゴンを亡くしてからはさらに暗く冷たくなった

【好きな食べ物】

なし


⑨ムラサキ(?)

花街のサキュバスクイーン フィオーネの姉弟子。何にでも抱きつく癖があり、ソルトを誘惑する。

【容姿】

最近は極東風がお気に入り。

【性格】

とにかく明るくてなんでも笑顔で乗り越えてきた。

【好きな食べ物】

甘ミミズの踊り食い


⑩ベニ(?)

花街の色魔女。フィオーネの師匠で花街一番の売れっ子。エンドランドの花街を統括する存在。

【容姿】

豊満な身体を無理やりドレスの中に押し込めているが上品さも醸し出している。極東のヒミコに似た話し方をするが、エンドランド出身

【性格】

遊女であることを誇りに思いながらも、冒険者との関わりは諦めを持っていた。ソルトの気持ちに触れて少しだけ冒険者を信用するようになった。

【好きな食べ物】

極東のお偉いさんからもらった落雁


⑪ユキ

ウツタが雪の精を産もうとして間違えて産んでしまった雪魔女の子供。エスターに憧れている。

【容姿】

ウツタに瓜二つ。影のある美人に育ちそうな顔で極東のキモノを着ている。

【性格】

後ろ向きな性格だが子供らしく可愛いところもある。

【好きな食べ物】

暖かいコーンスープ


⑫ヤマト・アマテラス

 極東の時期女王。ツクヨミたちに誘拐される。弟のスサノオがいると力が発揮できない。本気を出すと国一つを火の海にでき、【浄化】を使えばほとんどの悪い作用を消すことができる。

太陽のように明るく美しい女性で誰もがアマテラスを時期女王と認めている。

【容姿】

イザナミに似た美しい極東の女性。性格が顔にも滲み出ており光かがやく太陽のような人

【性格】

明るく、正義感に溢れている。

【好きな食べ物】

家族と食べるものならなんでも好き

⑬アロイ・マウナ

 ギルド長。元回復術師で現在のギルドの最高責任者。

【容姿】

スキンヘッドのいかついおっさん

【性格】

【好きな食べ物】

妻の作った料理すべて


<ツクヨミ陣営>


①ツクヨミ

 一連の事件の黒幕

 魔物を愛するがゆえ、エンドランドによるダンジョンの征服をやめさせようとした。始祖のダンジョンでダンジョンマスターになる。エンドランドの国王を殺すなど数々の問題を起こす元凶。かつては極東切手の魔術師で、極東の歌(和歌)を読む色男だった。

復活したアマテラスによって消し炭になり死亡した。


②ホシ(?)

 ツクヨミの影武者。エンドランド国王に化けていたところが明るみになりエスターによって殺される。


③スサノオ

 アマテラスがいないと力が発揮できない極東最強の戦士。ソルトの機転によって眠りに落ち、アマテラスの浄化によって

洗脳が解け、自分探しの旅に出てしまった。


<謎の敵対組織>


①鑑定士ジャネット

 かつて迷宮捜索人として活躍していた鑑定士。首元に大きな傷があり、異国のアクセサリーを身につけている。影で暗躍し、数々の事件を起こしている。


②薬師ロマーリオ

ロマーリオは薬師の中でも調剤の能力に長け、回復術師を超える回復薬を調剤することができたと言われている。洗脳薬を作ったのはおそらく彼。

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