ここまでの登場人物紹介①
①ソルト・アネット(28)
この物語の主人公。S級鑑定士として最強の戦士率いるパーティーで活躍するも突如としてパーティーを追放。直後に冒険者引退を決意し、郊外で農場を営む経営者。
S級といっても万能型の鑑定士で剣術および攻撃魔術ならB級冒険者と変わりない腕を持つ。
【容姿】
茶髪でアメジストのような紫色の瞳。両耳にはピアスをつけ、重ね着したローブのせいで魔術師に間違えられることも多い。
【性格】
ひねくれ者で面倒なことが大嫌い。しかし、人に対して強く言えないことが多く困ったと言われると助けてしまうお人好し。鑑定士という職業柄、相手の立場に立って物事を考えてしまい、制裁を与えるどころか相手を理解し許してしまう。
【趣味】
植物の観察、動物をもふもふすること。動物なら基本的には何でも好き。女子と遊ぶよりも猫吸いをするタイプ。
【特技】
ジャグリング。基本的に器用なのでリンゴ5個までならジャグリングすることが可能。途中でかじることも可能。
【悩み事】
父親に「孫の顔をみたい」と言われること。女性に囲まれすぎて、もう恋の仕方を忘れてしまったこと。
②シュー
ソルトの相棒であるS級魔物。ソルトが冒険者時代はしゃべる黒猫魔物として振舞っていたが、実は猫耳に尻尾付きの美女にも変身ができる。冒険者でいうと魔術師のような役割を果たして、マルチに活躍できる。
【容姿】
黒猫。人間に変身すると猫耳と尻尾を生やした黒髪美女。瞳の色は黄色。豊満なスタイルのため人前では黒猫の姿のままやり過ごしている。
【性格】
冷静沈着で頭がキレる。ソルトの思考にツッコミを入れたり鋭い指摘をする場面も。
【趣味】
日向ぼっこ。ミーナの膝で丸くなること。ミーナの膝の上は特にお気に入り。ふかふかしていてお日様の香りがするから。
【特技】
しっぽで赤ん坊をあやすこと。眠らせることもできる。
【悩み事】
人間の姿をソルトに見せるようになってからソルトが一緒にお風呂に入れてくれなくなったこと。トイレの処理もしてくれないこと。
③フィオーネ・クランベルト(22)
戦士の寄宿学校を首席で卒業したエリート新人戦士。サキュバスの血を引く成金家系のお嬢様。
低級魔物の血の性質のせいで魔物を殺せないという弱点を持ち、かつてのパーティーで仲間を守れずパーティーを追放され、ソルトに用心棒として雇われる。
その後、目を閉じて戦うという方法で魔物を倒せるようになる。
【容姿】
金髪に青い瞳。サキュバスの血を受け継いでいるため豊満な胸と引き締まった体を持つ。戦士らしい軽鎧を身につけ大剣を振るう。
【性格】
差別や非道を強く嫌い、正義感のためなら自分を投げ打ってでも行動を起こすめんどくさいタイプ。
戦士の特徴でも「バカ」も併せ持ち、猪突猛進なヤツ。
【趣味】
鍛錬が趣味。走るのも大好きで重いものを持って走り回る仕事を進んで受けている。
【特技】
ピアノ。幼い頃無理やり学ばされたため。性に合わないもののそこそこ弾ける。
④リア・キャスター(20)
新人鑑定士で元々は定食屋で看板娘として働いていた。悪役受付嬢ゾーイの計画に振り回され心身ともに傷つけられた。コボルトに襲われたのに可愛いコボルトの眼帯をしたり、自分が追い出したソルトに弟子入りするなど天真爛漫すぎる部分を持ち合わせる明るい女の子。
トラウマを乗り越え、B級に昇級した。
【容姿】
栗毛の髪の毛をツインテールにしている。同じ栗色の瞳で色気のないスタイル。眼帯姿でも顔に傷があっても持ち前の明るさカバー。
【性格】
勉強熱心で負けず嫌い。だが自分の落ち度を理解し反省した上でソルトに頭を下げられる器のでかさも持ち合わせる。自分を受け入れてくれたソルトを尊敬し、彼の考え方に習って復讐せずに許すことを心がけている。
【趣味】
コーヒーをドリップすること。ポタポタと落ちる雫を見ていると心が落ち着くため。
【特技】
走るのが速いこと。ソルトが面倒事に巻き込まれている時のモノマネ。
⑤ミーナ・シュバイン(3?)
ギルド流通部の幹部で元薬師の女性。年増の女性だが若々しく大人の余裕でソルトを包み込む。雑務を常に押し付けられているため髪をとかす暇もないほど忙しくしている。ソルトの能力を買って無理やりギルドに呼び戻した張本人。
【容姿】
赤毛に真っ赤な瞳。ボサボサの髪を三つ編みおさげにして丸い眼鏡をかけている。ちゃんとすれば美人だが忙しすぎていつも同じセーターを着ている。大変豊満で何をしてもセクシーになってしまいソルトを困らせている。
【性格】
普段は聖母のように優しい雰囲気を醸し出しているが、熱い心を持っている。正義感が強く女の怖さも持ち合わせている。整理整頓は苦手。年齢を聞くと怒る。
【趣味】
新しいお茶探し。極東の緑茶とほうじ茶が好み。
【特技】
人の髪を洗う事。ミーナ特製のせっけんで洗えばさらっさらの髪に仕上がる。女の子ならマッサージもしてくれる。
⑥ゾーイ・リッケルマン(23)
ギルド受付嬢の中でダントツ人気を誇る受付嬢。異世界からきた最強の戦士タケルとねんごろな関係になっている女の一人でタケルの周りにいる女を殲滅し、タケルを自分のものにしようとした性悪女。改心してソルトたちに協力するも姉により殺害されかけ、義足となる。姉と共にギルドから処罰を受ける。
全てを失ったゾーイは医師の天職を活かし、贖罪を果たすため極東へ留学する。
【容姿】
金髪に緑色の瞳。意地悪っぽい猫目が特徴で容姿端麗という言葉がぴったりの女性。
【性格】
かつては医師の家系に生まれ劣等生だったことから自暴自棄になり、容姿のみで権力者に取り入ることしか頭にない性悪女だったが、ソルトやリアに許された経験から改心し、本来の動物好きでちょっと勝気な女の子になった。
【趣味】
動物をもふもふする事。
【特技】
どんなにみすぼらしい格好をしていても権力や金を持っている人は見分けることができる。
⑦クシナダ
ソルトたちがダンジョンで見つけた卵から孵ったS級魔物蛇女。なんでも丸呑みにする幼女。脱皮を繰り返して大きくなる。とにかく大食漢でなんでもかんでも丸呑みにする勢い。
極東では縁起の良い魔物・神様とされ五穀豊穣の女神に由来する名前をもらった。
【容姿】
蛇女の中でも珍しい白い髪に赤い瞳を持つ。大蛇の姿の時は真っ白な鱗に真っ赤な目となる。パクパクと金魚のように口を開ける。
【性格】
素直で単純な性格。とにかく食べることしか考えていない。生まれて間もないが精神年齢が同じくらいの子供たちとは仲が良い。
【趣味】
食べること。食べれる物を探すこと
【特技】
喉に詰まらせても変身してなんとかできること。
⑧親父(ガリオン・アネット)(5?)
ソルトの父親。貧民街で小さな酒場を経営している。極東の文化に詳しく仕入れの独自ルートも持っている。元鑑定士でソルトの師匠でもある。ソルトのお嫁さん候補を見つけて妄想し、息子を困らせている。
【容姿】
いかつい中年のおっさん。片目が潰れている。
【性格】
頑固親父風だが意外と新しいものが好きだったり若者の文化に寛容だったりする。店内での喧嘩は許さない。
【趣味】
極東の食べ物を研究すること、孫の顔を妄想すること
【特技】
腕相撲。下手な戦士には負けないくらいは強い。過去にやりすぎて腕の骨を折ったことがある。
⑨ヤマト・ヒメ(18)
極東の王族で低いながらも王位継承権を持つ。ミーナが計画した極東との国際交流計画でエンドランドへ訪れた交流大使。優秀な回復術師でもあり、極東の王族が持つ【強運】というチート級の天職を持っている。
【容姿】
極東人特有の黒髪に茶色の瞳。そばかすがないのにつるんとした白い肌をもち丸い形も眉毛が特徴。胸は小さい
【性格】
わがままでいかにも王族のお姫様という感じの性格。わがままだがソラの言うことはよく聞くし、極東人としてのプライドを併せ持っている。おもちが大好き。
【趣味】
ソラと一緒にお昼寝をすること
【特技】
あやとり、かるた。
⑩ソラ(18)
ヒメの側近で【シノビ】の天職を持つ。いつもは白い面をつけているが、実はヒメの影武者。双子の妹。
天職に【強運】を持たないため王族として認められず、自分がそばにいることでヒメに迷惑をかけてしまうと自害を計画していた。ソルトたちに死の淵から救われた後、イザナギのはからいでヒメのそばにいることを許された。
【容姿】
白い面をつけていたが、自身の昏睡事件騒動後は面をつけていない。ヒメにそっくり。
【性格】
ヒメとは対照的で大人しくて聡明。勤勉で知識量も多いためヒメのブレーンとして動くことも多い。極東の神話に詳しい。
【趣味】
読書。ヒメが眠った後にこっそり読むという習慣があり古い神話やおとぎ話を暗記するまで読み潰している
【特技】
あやとり、将棋。
⑪フウタ(14〜15)
貧民街に住む少年でガキ大将。ソルトが沼の水抜きをするのに雇ったことがきっかけで出会った。その後、妹のサクラが毒イモを食べてしまいソルトを頼り、イモイモ焼きの手伝いをするなど立派に働いていた。戦士と魔術師ふたつの天職を持ち、戦士育成用の寄宿学校へ入学した。
【容姿】
普通の男の子。常に薄汚れている。茶色の髪を短く自分で切っている。
【性格】
勝気でたくましい性格。一方で無鉄砲なところがあり、戦士的な特徴も持っている。
【趣味】
イモイモ焼きを買いに来るお姉さんに可愛がってもらうこと
【特技】
食べられる魚を見分けること、赤ん坊をあやすこと
⑫サクラ(10~11)
貧民街に住む少女でフウタの妹。ソルトが毒イモを食べた彼女を助けたことがきっかけで農場の手伝いをしたり、くろねこ亭に住むことになった。兄とは違って落ち着いた性格で嗅覚が鋭くギルド毒水事件ではソルトも気が付かなかった香りに気がついた。
【容姿】
幼い少女。フウタとはあまり似ていない。
【性格】
年齢の割には落ち着いている。故にクシナダや自分より小さな子供の世話をすることも多い。
【趣味】
パンを焼くこと。リアに教えてもらって手伝うことが何よりも好き。
【特技】
絵を描くこと。
⑬ネル・アマツカゼ(?)
新しい医師部の幹部。エルフの女性で底知れぬ雰囲気を醸し出している。何を考えているのかよくわからないが、実力はお墨付きのよう。ソルトとしてはあまり関わりたくない人物のひとり。地獄耳。
【容姿】
オレンジ色の髪にオレンジ色の瞳。いかにもエルフと言わんばかりの麻の服を着ていることが多く、すれ違うと森の香りがする。美人ではあるがクールな表情でいることが多い。
【性格】
合理的な性格。偏見や差別をすることよりも効率的で合理的な選択をする。極東で育ったらしく、極東人のような慎ましさがある。
【趣味】
手芸。刺繍が特に好きでオペのない日は息抜きに行うことも多い。
【特技】
弓矢。戦うことの少ない医師だが、ダンジョン内では弓矢を使って後方支援をする。かなり遠くまで射抜くことができる。
⑭ボルケノ・ボノス(?)
イモイモ焼きのおっさん。ソルトに告発されたもののフウタたちの雇用を確保するために救われた。その後はくろねこ亭の現場店長のような役割を果たしてくれている。天職のないただの商人。
【容姿】
中年のおっさん。人当たりが良い笑顔。小太り。
【性格】
商人らしく安く買って高く売る! 商売根性は誰にも負けない。
【趣味】
妻のためにワインを選ぶこと。おつまみはもちろんイモイモ焼き。
【特技】
手品。商人になる前は酒場で芸人をしていた。
⑮ヤマト・イザナギ(?)
極東ヤマト王国の王。威厳があるというよりは優しく民想いで国を豊かにするために毎日働いている。
ソラの昏睡事件では問題を起こしたソラの心に寄り添い寛大な行動を見せるなど王として大きな器を持っている。
【容姿】
黒髪を耳の横で結ぶ不思議な髪型をしている。王という立場ながら白い麻でできた作務衣を身につけ、社の中では常に裸足。
【性格】
妻想いで家族想いの優しい男。芯の通った熱い心も持っており、国のために大胆な判断をすることもある。
【趣味】
イザナミや子供たち、家族が喜ぶものを用意すること。体が弱いイザナミのために家にいて楽しめる異国の様々なおもちゃを集めること。イザナミの作った物語を読むこと。
【特技】
歌。といっても極東風の和歌と呼ばれるポエムを読むこと。男らしくそよ風が流れるような声はすべての女性を虜にしたと言われている。
⑯ヤマト・イザナミ(?)
極東ヤマト王国の王妃。体が弱く謁見の場や公務などを行うことはあまりない。ソルトとシューのことを気に入っており、特にシューに会うためにソルトを招こうとする。
【容姿】
美しい黒髪は前髪、耳の横の髪、後ろ髪と段々になるように切られており、美しいキモノを着ている。イザナギからの贈り物である宝石を施したアクセサリーを身につけている
【性格】
優しく朗らかな性格。おっとりしていて貫禄はない。もふもふを愛す猫好きでシューを見つけるともふもふする。
【趣味】
猫をもふもふすること。猫が寝ている姿を眺めること。
【特技】
物語を考えること。幼い頃から病弱だったため自分の理想郷を描くようになった。今は喜んで読んでくれる夫がいるのでそのために書いている。
⑰ヴァネッサ・ハーキンス(?)
研究部の幹部。変わり者で研究以外に興味がない。
ミーナと仲が良くたまにお茶をすることがある。
【容姿】
紫色の髪に紫色の瞳。多分髪を研究のために染めている。
【性格】
ズバズバと物をいう性格。何を考えているのかわからない。
【趣味】
研究
【特技】
3日までなら集中して研究に没頭できる。
⑱ウツタ
雪魔女。S級の魔物でダンジョンボス。
戦うのが嫌いで冒険者の死体に擬態していたところソルトがうっかり助けてしまう。
【容姿】
影のある美人、眉が八の字
【性格】
おっとりした性格だが時々後ろ向きな発言をする。
雪魔女なのに暖かいものが大好き。
【趣味】
暖炉でおいしいマシュマロを焼くこと
【特技】
氷の彫刻を作ることができる。その彫刻を雪の精で動かすことも可能
⑲タケル(?)
異世界から来たエンドランド最強の戦士。スキルと呼ばれる不可思議な技を使いこなし、唯一無二と呼ばれる強さを誇っている。ゾーイの策略で死にかけた後は旅に出ていたが、マリアの洗脳によってソルトを襲撃する。
その後、ソルトたちと協力した後改心する。
【容姿】
完璧超人のイケメン。筋骨隆々だがマッチョすぎず女に一番モテそうな感じ。
【性格】
改心前は高飛車で女ったらしの馬鹿野郎。改心後は素直で少しだけ謙虚になったがハーレムの夢は捨て切れていない模様。
【趣味】
ゲームと呼ばれる異世界の遊戯。異世界ではもっぱら女。
【特技】
視線一つで女性を落とすことができる。
<以下は敵対組織>
①鑑定士ジャネット
かつて迷宮捜索人として活躍していた鑑定士。首元に大きな傷があり、異国のアクセサリーを身につけている。影で暗躍し、数々の事件を起こしている。
②薬師ロマーリオ
ロマーリオは薬師の中でも調剤の能力に長け、回復術師を超える回復薬を調剤することができたと言われている。洗脳薬を作ったのはおそらく彼。
③マリア・リッケルマン
リッケルマン家の当主で優秀な医師。上流階級を専門にしており常に優雅な生活を送っている。ゾーイの姉で、妹を家のための交渉材料くらいにしか思っていない冷酷な女。
ジャネットとロマーリオから買った洗脳薬でS級冒険者たちを洗脳しゾーイを殺そうとしていた。
ソルトたちの活躍により全てを暴かれて最終的には公開処刑となった。
④アダム・エックハルト
マリアと不倫をしていたことが明るみになり、追い出されたためジャネットとロマーリオに金銭を払って毒水騒ぎを起こし多くの医師部の人間を殺し、人員不足で返り咲く計画を立て多くの死人を出した。部下を洗脳薬で洗脳して罪を着せようとしたがソルトに暴かれネルに尋問され最後は仲間を失ったギルドの人間たちに殺された。
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