応援コメント

第130話 始祖のダンジョン(2)」への応援コメント


  • 編集済

    前話で、質問しようか迷っていたら、答えが出てしまいました。ダンジョンマスターが死亡した後のダンジョンはどうなるのか? 他の人や意志のある魔物を次のマスターに任じないと、大量の魔物を吐き出す事になるのではないか?など。 今話の描写により誰かが辛い役目を引き受ける等の可能性も無くなりましたが。 ツクヨミ氏が求めていた世界というのが実現したならばどうなっていたのか自分なりに妄想してみたところ、都会の動物園の猛獣を全て檻から解放して無防備な人々の中に放つ、的なイメージがわいたりしました。今話のような人々の笑顔や幸せが、少なく乏しい世界になってしまうのではないかと。人と人、人と魔物が共存して仲良くしている今話のような光景こそ本当は彼が見たかったモノではないのか?とも思ったりしました。各人の理想の違いやズレを解消するのは難しいですね。人である以上求める幸せの形は似ているはずなのですが。

    作者からの返信

    nekonikobanban様

    応援ありがとうございます!

    ツクヨミが求めていた世界に関してですが、おっしゃる通り少なからず冒険者でない人間は食物連鎖の下の方に位置することになっていたでしょう。
    ツクヨミはダンジョンに魔物を閉じ込め冒険者の私利私欲や金稼ぎ、はたまた戦いの練習のために魔物を殺すことに反対したことから始まっています。文明の発展によりひっくり返った食物連鎖や強弱関係をひっくり返すために多くの人々の幸せを奪い、原始の状態に戻す。強さも権力も持つ彼だからこそ生きる幸せを感じることができなかったのかもしれません。
    と、ご感想に返信しながらいつか彼の物語も語れたらいいな。と思ったり……。
    今後もお話は続いていきますので引き続きお楽しみいただけれは幸いです!