第7話シェムハザ

 「おい、本当にいいのかい?」

ドアの間から男たちの声が漏れる

「あぁ、それよりシェムハザ後は何をしたらいいんだ?」

「おいおい、そんなにせかすなよ、まぁもう少しさそれよりもお前のあいつへの愛?

信仰?は狂気じみてやがる。」

「五月蠅い、それはお前もだろう、あんなに人とのねんごろを反対してたお前が・・ふっ皮肉だな。」

「分ったよ後はラミエルにうその情報を流して罪のない人間を2、30人殺させてそのことを自然な流れであいつの耳に入るよう仕向けるんだ、そのあと絶望に打ちのめされているところにお前が、そっと抱きしめて『すまなかった、もう気にすることは無い。』とか何とか言ってやったらもう完璧さ。」

「そうか、それが成功したらこの土地の魔力でもなんでもくれてやる。」

「ありがたき御言葉、デペンデル国王っふあっはっはっはっは!ではまた明日

。」

一つ小さく頼りない足音が近づいてくる

「ねぇそこに誰かいるの?」

「はい私めでございます、いかがなされましたかラミエル様。」

「もう、そんな固い言葉を使わないでって言ったでしょう。」

しばらく沈黙が続いて

「わかったよラミー・・・・私たちの幸せが末永く続きますように。」

「うん?何か言ったかデペンデル?」

「いいや何でもないさ。」


広場を出たあと私たちはまた市場に戻って買い出しをした、それから幾分か時がたち日が暮れかかったとき地面がうなるのが聞こえた

「不穏だな。」

「そうですね。」

「嫌な感じがするよ。」

そうした会話をつづけて、野宿をすること決めた

空には赤い満月がでている、見つめられている気がしたがもう眠い・・・・。

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