第6話盲目の天使
賑わう市場行き交う人々が溢れかえっている、
「絶対に離れるんじゃないぞ、後をつけられてないという保証は、ないからな、あっそうだこれを渡しておこう。」
といってポケットから小さな発信機を渡してくれた小さいが画面がついており少ない会話文なら打てそうだ。
「あのこれって。」
「蓮式ポケベル改だ、知り合いに作ってもらった地球の裏側までつながれてGPS つきだ。」
「彩音さんその顔は何だこの人って顔ですね、僕はもう慣れましたけど。」
「ゆずちゃんはこんなこと何回も経験してるの?」
「うん!1メートル1メートル1メートルの鉄の箱に7割くらい水を入れられて放置されたこともあるよ。」
え・・・・もう帰りたい、顔の筋肉が硬直して動かない
「大丈夫だよそんなことはめったに起きないから。」
「気休めにもならないよ・・・。」
「安心しな私たちが絶対守ってあげるからね。」
ハニエルがギュッと抱きしめてきた、柔らかくそしていい匂いがする
顔が火照ってしまう
「なっ何してるんですか、やめてください恥ずかしいですよぉ、ていうかほかの人にはどう見えてんですか?」
「ほかの人には私はきれいなお姉さんに見えてるわ、そこの根暗はスーツ着たマフィアくらいかな?」
「おい仮にも俺は天使だぞ・・・。」
そう無駄な話をしていると12時を告げる金がなる
「もう12時か、それよりここの人たちはどこに向かってるんだ?」
言われて気が付いたが今私たちをのぞいて立ち止まる人がおらずみな同じ方向に歩いているようだった
「ついていきましょう。」
「そうだな。」
「分かりました。」
「おいあんた、これから何があるんだ?」
「あぁ、新顔だねこれから礼拝があるんだよここにいるなら絶対に忘れちゃいけないよ何をされるか分かったもんじゃない、ほら見なあの浮浪者のじじぃのめを信仰じゃなくて恐怖だぜじゃあな。」
「狂っているな、恐怖を感じてるのは、一部の奴らだけのようだな後の奴は信じ切ってやがる。」
「僕たちも行きましょう。」
そして広場についたかなりの人がいて王宮がみえるその中から一人の男が姿を現す、
その瞬間集まった私たちをのぞいた人全員が平伏する、私もそれを見て急いで同じ格好を採る
「どうやらあれがこの国の王様らしいな。」
そうすると後ろから黒い布で目を隠した少女が現れた
「ラミエル・・・本当だったのかそれにしても力が全く伝わらない・・・眼もみえないのか?」
それから十数分話を聞いて解散した帰り際少女がこちらを向いた気がした。
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