第2.5話銭湯
「もう落ち着いたかい?」
「ハイおかげさまで、お見苦しいところをお見せしました天樹さん、藤沢さん。」
そういうと私の顔が急激に赤くなるのがわかった。
「よしてくれ天樹さんなんて呼び方は、蓮と呼んでくれ。」
「でっでも…蓮さんでいいいですか?」
「ああ。」
「僕も藤沢さんじゃなくて、ゆずとかって呼んでほしいなーなんちゃって。」
はう!可愛い
「分かったわゆずちゃん♪その代わり私のことも彩音って呼んでください。」
「わぁーーありがとう彩音さん!」
蓮さんがい突大きな伸びをして、
「さぁ私たちは、今から銭湯に行くけど彩音も行くかい?」
「はい!」
それから探偵社のビルを後にし銭湯に移動してる途中、蓮さんと、ゆずちゃんが並んで歩いてるの見てふと、
「ゆずちゃんと、蓮さんってお付き合いとかしてるんですか?」
最初に口を開いたのは、ゆずちゃんだった、
「いやいやいや、そんなんじゃないけど……でっでも。」
蓮さんが割り込むように言った。
「確かに同棲は、してるが付き合ってなんかないよ。」
きっぱりといった。
「えええそんなー蓮僕と、あんなことや、こんなことを、やったじゃないか!ぜんぶあそびだったの!」
「っわっ私は、何もやってないし、あんなことや、こんなことっていったいなんだ!
それとなんだい彩音もしかして私に気があるのか?」
「違いますよ!」
そうこうしてると銭湯についた、それからゆずちゃんと別れ蓮さんと更衣室にはいる。
?????????????????蓮さんと一緒に?
「れっ蓮さんって女なんですか?」
「そうだよ。」
「ででもスーツとか着ているから男の人かとを思いました。」
「女は、スーツ着たらだめだってゆうのかい君だいたいてピンクツインドリルじゃないか。」
「ピンクは地毛だし!それよりもひょっとして、ゆずちゃんってオトコの娘なんですか?」
「そうだよ。」
私の中で何かかが壊れるのと同時に何かに芽生えたのに気付く。
「なっなんだって、まぁ流れで分かっていたけど。」
蓮さんの体は、凄くきれいだった、細やかな肌も、小ぶりな乳房も、うっすらと割れた腹筋も、すべてが完ぺきだった。
お風呂を出た帰り道
「そういえば、彩音の親は何か言わないのか?もう結構な時間だよ。」
「……わっ私には自分の帰りを心配してくれる親なんていません、それに私一人暮らしなんで。」
あぁ私のせいでそんな困ったかおをするなんて、ゆずちゃんも、蓮さんも、なんでそんな顔をするんですか。
「ごめんなさい・・・。」
「なぜ謝るんだい其に家で一人でいるのが寂しならうちにおいで。」
「そうですよ、彩音さんが来たらずっと楽しくなりますよ!」
二人がそっと私の両手を握ってくれた、そして笑いかけてくれた、もう、理由はいらない、この優しさをむげにはできない。
「わたしもいきます!」
つい声を張ってしまった、私が泣いてるのに気づく今日で二回目だ。
「さぁ行きましょう今夜はおでんですよ!」
「彩音は食べるかい?」
「うぅぅグスンたべうよぉ~。」
「今日のおでんは、少しからいですよ~。」
「あっははっはっはっはは。」
今夜は、つきがきれいだ。
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