応援コメント

第10話、虚像の行き付く先へ・・・」への応援コメント

  • ここでもお久しぶりです。

    最初から読んでふと思ったことがあります。

    昨今、「ダークファンタジー」というものを目にします。

    某進撃や某魔法少女しかり。

    ――しかし、だとしたら、古典文学にだって「怪談」という形で「ダークファンタジー」はあったのではないか?

    ――何がダークファンタジーなのか?

    そんな疑問が生まれます。

    なにか参考になる意見があればご教授とありがたいです。

    または、補講みたいな感じ書いてもらえるとありがたいです。

    ワガママですいません。

    作者からの返信

    >隅田 天美 様

    拙作エッセイ『 青空のふもと 』の第36話、手塚治虫『 どろろ 』。

    このお話しの中で、私は、この『 どろろ 』をダークファンタジーと解釈しています。 もう、半世紀以上前の作品ですから、その頃、既に『 ダークファンタジー 』は存在していた事になりますね。 もっとも、私が定義付けしただけですから、信憑性はアヤシイですけど。(笑)
    まあ、何をもって『 ダークファンタジー 』とするか… なのかは、定義自体が存在していませんので、『 言ったモン勝ち 』です。

    宜しければ、お読みください。

  • 私は元々異世界ファンタジーが大好きなのですが、最近世間で言われている「異世界もの」は、私が思ってるやつと大分違うぞ?と気付き、こちらの評論に興味を抱いて、覗かせていただいておりました。
    私が好きな「異世界もの」は『はてしない物語』とか『風の谷のナウシカ』とか。
    「異世界転生もの」であれば『十二国記』です。

    そもそも「ファンタジー」という言葉があまりに広義に使われ過ぎていて、ずっと疑問に思っていました。本当のファンタジーは架空世界を通じて現実世界の問題点を抉り出したり、自分自身を見つめさせたりして、心を成長させてくれるもののことじゃないのかなあと。

    とはいえ、私はエロ漫画からお経までなんでも広く読むタイプですし、ライトノベルも学生時代は好きで自分でも書いていました。今の流行りを否定したいわけではないんです。

    大きな責任は、1つ当たると劣化コピーを量産してそのジャンルが摩耗しきるまで甘い汁を啜ろうとする出版社にあると考えています。
    カクヨムの公募の募集傾向を見てもそうですが、求められているもの、売られているものの大多数がそれでは、まだ判断力のない若い読者が「それが文学だ」と誤解するのも、無理からぬことだと思うのです。

    本当に面白いってどういうことか、夏川さんのように芯のある大人が、こうして持論を展開して、現在の傾向に一石を投じることは、とても意味のあることだと思います。
    私も書き手として、読み手として、「これが私の面白いと思う話です」ということを、責任もって発信できる存在でいたいなと思います。
    長々とすみません。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    >鐘古こよみ 様

    拙作評論までお読み頂き、恐縮です。

    精神年齢が19で止まったままの私が『 芯のある大人 』かどうかは、甚だ疑問ではありますが、詩にせよ、小説にせよ、私は『 伝えたい心 』を基に創作しているつもりです。

    『 責任もって発信できる存在 』……
    良い信念かと。
    何事も、『 テキトー 』が、一番いけない事ですね。 『 適当 』であれば、相応しく相当である意味での、ベターな言動と成り得るでしょうが……

    これからもお互い、己の意思を反映した、楽しい創作をして参りましょう☆

  • 再拝読しに参りました。
    コメントを残すのが遅くなり、申し訳ありません。
    とても勉強になりました。
    夏川様のご懸念、その通りであるとも思いますが、おそらくその者たちが、10年後小説を書いている確率はほとんど無いのではないでしょうか。
    いえ、ご懸念なのは、それを読んで育ってしまった者への影響の方でしょうか。
    確かに、自分の欲望垂れ流し、自惚れ100%なシロモノを書いて、世間(?PVや☆なぞ狭い世界ではありますが)に認められてしまった経験を持つ者の行く末と、その悪影響を考えると、ちょっと遠い目になってしまいますが。(まあ、行く末は知ったことではありません。黒歴史にでもなったらよろしい。ならない人生歩んでしまった方が恐ろしいです)
    Web業界ではほぼ席巻、マンガ業界にもそのようなものが増えてきて、うっとうしいことこの上ないですが、本屋の売り場からすると一部の一部です。
    増え方が増え方なので楽観はしていませんが、きちんと勝負をする作品が賞賛されることも、まだあります。
    そのようなものがWeb小説で出ようとすると、書く場に困るほどな状況ではありますが、忌避する方も声を上げることが多くなってきているので、そのうち潮目が変わって…………………………………くれたらいいな。ならんかな。泥の渦にならなきゃいいですが。

    日勤&夜勤もあるような大変なお仕事のようですが、どうぞお体にお気を付けくださいませ。
    続きを拝見したいな、と思います。

    作者からの返信

    紫風 様

    再度のコメント、ありがとうございます。
    拙作論評を丁寧に読んで頂き、嬉しく思います。

    10年後も創作を続けている方は、はたして、いるかどうか……

    …う~む… おそらく、ほとんどいないでしょう。
    理由は、論中でも記させて頂いた通り、『 飽きるから 』。

    紫風 様が仰る通り、『 ソレ 』を読んで、間違った知識・認識を培ったまま創作を続けてしまう『 読者 』の方々が心配です。

    テーマ無き創作は、創作にあらず… です。

    モノを創り出す行為には、感動・達成感があります。 それが無い『 物書き 』は、私は、創作では無いと思っていますし、また、絶対に長続きさせる事は出来ない、とも考えています。

    幸せな事に、私には、カクヨムで知り合った『 同志 』の方々がいます。
    彼らと共に、良き創作の活動をしていきたいと思っております。
    創作に対し、純粋・秀逸である紫風 様におかれましても、益々の執筆活動、祈願致しております。

    ありがとうございました!

    編集済
  • 初めまして。なんとなく目に留まったので、全部読んでみました。
    まあ、そうですねぇ……時代の変化なのか、なんなのかはわかりませんが、気が付けば『量産型』、ガンダムで言うところの『ザク』とか『ジム』みたいな作品が量産されているようなイメージですかね? (私はガンダム世代ではない)。

    少々、私事になります。
    私自身も小説を書いていますがまあ……うん。自分でもクソ小説だなーとかは思ってます。まあ、嫌っているわけじゃなくて、普通に好きなんですけどね。
    今現在は、TS作品――性転換物をかいているんですがまあ、異世界ですね。単純に、性転換の理由を考えるのがやや大変だったので、『あ、じゃあ異世界で呪い貰ったことにして書こう』みたいになった経緯があります。(舞台は異世界じゃなくて、地球メインだけど)

    ただ、最初こそそうだったものの、今では無駄に壮大な設定になりつつあります。私の書き方がその場その場で考える行き当たりばったりの方法だからですね。なので、ものすごく自由に書いちゃってますし、何だったらカオス。一応、異世界系あるあるに含まれる『ステータス』だとか、『能力(スキル)』なども作中には出てきますが、一応その辺りの存在理由も書いているつもりです。

    と言っても、異世界がメインかと言われればそうではなく、日常メインなんですが。

    もちろん、どう完結させるかはすでに考えてあり、というかそれを考えちゃったが故に壮大になったんですが……。

    まあ、私事はいいとして。

    そうですね。今まで読んできた部分に関しましては、ほぼほぼそうだな、と。

    ただ、現実逃避、と言うと、私は別に悪くないかと。いや、自身の技量を棚上げしてランクを下げたものとを書くことに対してを容認しているわけではないんですが。

    私が小説――と言うか、今書いている物が一番書ける時って、現実でのストレスが半端ない時とか、現実で嫌なことがあった時とかなんです。
    私はそうだったのですが、小説を書く理由って言うのが、『こんな世界があったらたのしいんだろうなぁ』みたいな、まあ、願望だとか、妄想なわけです。現実がつまらないから、せめて創作の中だけは楽しい生活を書きたい、みたいな感じですかね。

    正直思うと、創作って、ある種の現実逃避なんじゃないかなと。私の作品の中でとあるキャラクターが言った(私の考えほぼそのもの)に、『人の生活が科学で便利になって、身体能力が低下した結果、異世界系(バトル物など)や純粋なバトル者が生まれたんじゃないか』みたいなものがあります。
    まあ、やっぱり妄想ですね。

    自分にできないことをできるキャラクターを生み出して、それを書いていくと言うのが好きなだけなんですが。

    長くなりそうなんで、次辺りで最後にしたいなと思います。
    私の考えとしましては、書籍化した作品が批判された際とか見てて毎回思うのは、可哀そうなのは作者の方なんじゃないかなと。要は、なんでこんな作品を出版しようと思ったんだ? 出版社、みたいな感じですね。
    これが別に、『書籍化して、お金持ちになりたい!』みたいに考えている人ならまあ、いいとは思いますが、『この作品を楽しんで貰える人がいればいいな』とか思って書籍化しようと思った人もいるわけで。(だったら投稿で済ませりゃいいじゃん、というツッコミはさておき)

    そう考えると、問題なのは作者の方ではなく、結局のところ出版社だと思っています。上記のように、『お金持ちになりたい!』みたいな願望があるなら、書籍化に見合っていない文章を書く作者をある程度の批判をするのはいいかもしれないけれど、そうじゃない人はどっちかと言えば出版社が悪いなと。

    結局、この10話目で言っていた、文学の破壊、という部分の大体6割方は出版社にもあるんじゃないかなと。しっかりとした人がいれば、おかしな作品が世に出ず、ネットの海に漂うだけで済むわけですからね。

    まあ結局『言葉の質、量を増やす』と言うのと、書いて投稿する前とかに『この言葉の使い方、これであってったっけ?』と調べる習慣が付けばいいかなと思います。

    要約すると『勉強しろやこの野郎!』ということでしょう。

    と言っても、私は頭が悪すぎて、クソみたいな文章しか書けないんですけどね!

    まあ、最終的に自分が楽しめて、少しでも楽しんでくれている読者がいれば一番いいと、私はいつも思っています。

    現実逃避上等! そこから、面白いものが生み出せればいいじゃない。

    ただし出版社はもうちょい、作品を見た方がいいと思います。外面の評価だけで判断しているところ、多そうですからね。

    と、自分でも何が言いたいのかまったくわからないまま、やはり行き当たりばったりで書いてしまいました。本当に、申し訳ない。

    長文失礼しました。今後も頑張ってくださいね!

    作者からの返信

    >九十九一 様

    コメント、ありがとうございます。
    …てか、ここは『 応援コメント 』の場であり、長文にて、持論を語られても困るのですが……
    私なりに、『 ご返事 』させて頂きますね。

    『 創作 』とは、何ぞや? 一度、ググってみて下さい。

    創作とは、新しいモノを創り出す事です。
    独創的発想に基づき、『 自身のオリジナルな作品を生み出す 』事であり、当然の如く、小説に限らず、映画・音楽・彫刻・絵画…etc 全てにおいて、訴えるべきテーマの存在があります。
    それが無い場合、『 自己満足 』になるのでしょう。 私は、創作( 小説 )とは認識したくありません。 どうしても願望を『 制作 』したいのであれば、論中でも記しましたが、『 日記 』の中でお願いしたいと存じます。

    ➤確かに、出版する側にも、それなりの責任はあるかと…… それも、論中に記しました。
    しかし、やはり『 書く側 』が責任を持って作品を生み出す事に尽きると思います。 何も訴えるモノが無い『 自己満足モノ 』ばかりが、Web上に飽和状態で浮遊しているとするならば、真剣に創作に取り組んでいる方たちにとっては、それは迷惑以外の何物でもありません。
    まずは、『 自身 』から……
    その一念で、この論評を書いたと言っても過言ではありません。

    ➤創作は自由です。 これも、論中で触れました。 むしろ、自由でなければならないと思います。
    しかしながら、勝手気ままに書くのと、自由に書くのとは、意味合いが違います。
    常識的な範囲にて、自由に書いてこそ、本来の『 自由 』が生きて来ます。 自分善がりな自由は、いずれ他人からバッシングを受ける事になるでしょう。 そして口論となり、Web上であるならば『 炎上 』します。 それに快感を感じる『 好戦的な方 』もいらっしゃるかもしれませんが、私は御免被りたいです……


    稚拙な論評に対し、色々とお考えを述べて頂き、ありがとうございました。
    九十九一 様におかれましても、益々のご活躍、お祈り致します。

  • 興味深く読ませて頂きました。そして大爆笑しました。
    ぐうの音も出ないとはこの事ですね。

    私自身は多くの小説を読んでいるわけではありませんが、いわゆるラノベを読んでぼんやりと感じていた事があまりに的確に明文化されていて、爽快感まで感じました。

    気取るつもりは無いですが、純文学、推理小説やファンタジー小説、童話に至るまで、名作と言われる作品を読んだ時の、恐ろしいくらい綺麗な文章や表現の豊かさ、哲学、下地にある膨大な知識に感嘆した経験のある者なら、「人気作」にコレジャナイという違和感を感じてしまうと思います。

    ラノベは出発点が違うので。
    文章に感動して、そこへ近づきたい、学びたいという志から文学を選択したのではない。
    プロ・アマ問わず、その作品を代表する名言なり一節なりを生み出したいとか、そういう、文章で魅せる事は全く念頭に無い。

    ヒッチコック監督は映画はストーリーであると言いましたが、それは文学でも同じだと思います。
    演出やキャラクターというスパイスが貧相であっても、ストーリーが素晴らしければ見れるものが出来上がる。
    逆を言えば、どれだけパンチの効いたキャラを作っても、奇抜な演出をしても、ストーリーが退屈なら心に残らない。

    どんなジャンルでも、そのジャンルを一般的にメジャーにし、高尚にする開拓者がいるものです。
    お堅い気取った評論家を唸らせるようなものを作り出す先駆者が。
    ラノベは簡単な趣味だから、という空気が醸造されている中で、この分野をそこまで押し上げてやる!と、挑戦的に創作する作者が見当たらない、もしくは、それを求めない読者によって日の目を見ないという事が、ラノベの一番の不幸かもしれませんね。

    そんな御託を並べる私自身も異世界転移小説を書いていたりしますが(笑)
    捻くれ者ほど、あえてこのジャンルを選択してみるのも、ラノベあるあるかもしれませんね。
    夏川先生に「こいつもしょーもねーな」と言われない物になるように頑張ります(笑)

    作者からの返信

    >星道三 様

    コメント、ありがとうございます。

    仰る通り、ライトノベルには、そのような『 風潮 』がありますね。
    それを良しとするか、否とするか… まあ、その判断は議論する必要は無いでしょう。 星道三 様が言われた通り、『 出発点 』が違うと、私も感じます。
    創作の観点が違うのであれば、ある意味、この論評は必要としないのかもしれません。

    しかし、訴えるべきテーマを念頭に持ち、限りなく清楚な文体を目指しつつも、創作の世界への入り口が広いライトノベルから身を投じた経緯の方を、多数、お見受け致しました。
    本編は、そんな方々への注進だと、ご理解頂ければ幸いです。 何を隠そう、私も、その1人でしたから。
    気が付けば、周りは『 異世界 』だらけ……
    実は、私も、異世界は嫌いではありません。 ただ、模倣的・安直的な書き物が、余りに暴力的に蔓延する中、自身の居場所を確保出来なかったのが現実です。
    カテゴリで申し上げれば、現代ドラマを読んでも、SFを読んでも、歴史モノを読んでも… あるのは『 異世界 』・『 転生 』・『 移転 』etc…
    召喚だの、魔物だの… ストーリー上には残酷描写が溢れ、『 い 』抜き言葉が行脚し、会話文のオンパレード……
    そんな書き物が、★2500とか、書籍化決定なのですからね。 ハッキリ言って、目を疑います。

    どなたかの返信コメントにも書かせて頂きましたが、異世界を含まないカテゴリを設定して頂きたいと切に願っております。

    星道三 様も、お分かりの通り、本来、ライトノベルは異世界モノを指す訳ではありません。
    しかし、勘違いして創作を始める方がほとんどです。
    それは何を意味するのか……
    本編の存在する意義は、その1点であります。

    理解して創作するのと、分からずして書くのとは、根本的に違いますよね。
    星道三 様におかれましては、前者であると認知しております。 ご自身の作品に、自信を持って創作を続けて頂けますよう、心から祈願致しております。

    これも、何かの縁。
    これからも、宜しくお付き合い願い致します。

  • 私も異世界モノの乱立にうんざりしていたので、大変興味深く読ませていただきました。
    大いに共感しながら読み進めて参りましたが、小説を書く勉強を全くせず、ただ内なる妄想を垂れ流してきた身にとっては、心が切り刻まれ毛が抜け落ちそうな内容でもありました………
    「作者が楽しんで書いて、できたら読者も楽しんでくれたらいいな♪ 」 ぐらいの気持ちで書いていましたが、全然駄目ですね。もっと覚悟を持って創作に臨まねば、と襟を正す思いです。
    例文を挙げて説明してくださるので、とてもわかりやすく参考になります。

    非常に為になるお話を、ありがとうございました。

    作者からの返信

    >霧野 様

    コメント、ありがとうございます。

    突然、お邪魔したのに、丁重に対応して頂き、嬉しく思いました。
    論説内容は、私なりの意見です。
    参考程度にして下さいね。 小説の書き方は、無数にありますから。

    その内、霧野 様の作品にもお邪魔致します。
    宜しくお願い致します!

  • 「テンプレ」を書ける展開に持ち込めてカタルシスを得る書き手が多いのかな、と思う。テンプレを実現させるために設定を考えるんでしょう。

    結局、主人公のそばに女の子が二人以上いて、属性が胸の大きさスタートになり、露天風呂回、水着回でキャッキャウフフ的なのを「書きたい」んですよ、多分w しらんけど。
    設定をあれこれ弄っても所詮「トールキンエンジン」だしね。5chやなんJ的ネットミームも盛り込んで(くっころ的なやつ)狭い自己を狭く表現して満足なんですよ。


    作者からの返信

    >@AWAMORI850 様

    コメント、ありがとうございます。

    『 カタルシス 』とは、心理学上では『 浄化 』。
    また、『 排他 』も指しますが、無意識的なものを意識化する方法の事です。
    まあ、要は『 落ち着く 』べき、心地良い設定を望んでいるのでしょうかね。

    演劇論では、悲劇を観る事によって引き起こされる情緒により、日頃の鬱憤を解放し、快感を得る… との解釈もあり、『 暗い 』イメージを好む異世界モノの設定環境を象徴しているのような感があります。 本人たちも気付かない『 無意識下 』での事です。

    しかし、無意識とは言え、ナンで『 そっち 』の方向へ進むのか… その辺りが、非常に危惧するところでもあります……

  • 自身の存在を後世に残す為に、その一環として物語を執筆している


    非常に共感できました。
    ウチは「これだけは言えずに死ねるか!」ってな激情で処女作産んでから
    どこか『未成年の主張』的な想いで小説を創っているので、殊更に。

    それに最近は
    作品を完成させる度に死ぬまでの心残りを段階的に消化して行ってる感もあり共感が増しました。
    (たとえデータの海の端くれにでも『遺り』はするし、万人に浅く受けるより、だれか1人にでも深く響いて欲しいのがウチの望みだったりするし)


    『テーマ(言いたいことがあること)が大事』

    と言う言葉には非常に勇気をもらいました。
    (当然このような嗜好なのでテーマ無しに小説を創ったことはない。というか、小説を創るのであれば、どんな物語であれ、全ての物語には小さくとも何かしらの『テーマ』が埋め込まれている気がするのはウチの偏見かなぁ?)

    長々と書きましたが単純に創作技術論としても8話、9話の部分は大変参考にさせてもらいました。

    ありがとうございます(゜゜)(。。)ペコッ

    作者からの返信

    >春眼 兎吉(はるまなこ ピョンきち) 様

    最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
    『 創作に、テーマの存在は必須 』
    これは、故 手塚治虫先生からご教授頂いた事です。
    拙作SF『 4429F 』のあとがきにも記しましたが、私の創作における『 柱 』とさせて頂いております。

    多彩な量のある『 ロイド 』シリーズ。
    数編を拝読させて頂きました。
    こちらも全編に亘り、何かしらのテーマを立証させている気が致します。 作者の『 こだわり 』を感じる事が出来ました。

    これからも創作、共に楽しんで行きましょう!

  • こんばんは、斑猫です。
     貴方様のこのエッセイは、異世界ものに疑問を抱いた時に何度でも繰り返し読んでいきたいと思っております。
     
     さて、私事で恐縮なのですが、現在自分は創作論も手掛けておりまして、その中で異世界テンプレものが確立した歴史についても記したいと思っております。
     以前こちらの創作論のコメントに記した内容を再構成・補強した内容になるのですが、コメント内容の使用許可を頂きたく思い、お邪魔している次第です。
     コメントとして投稿した時点で、貴方様のエッセイの一部になっていると判断しましたので。

     ではまた。

    作者からの返信

    >斑猫 様

    お疲れ様です!
    この論評は、沢山ある考え方の内の、1つの意見としてご理解下さいね。

    コメントでも、論評の内容でも、使用して頂くのは構いません。 稚拙な内容ですが、ご参考になれば幸いです。
    その際、この論評のタイトル・作者である私の名前も、公表して構いません。
    論評を発表すると、『 意に反した方々 』が多数、来られます。 『 連名 』にしておけば、イザという時、援護射撃が出来ますので……

    しかし最近、創作論なるモノが多く散見されるようになりましたね。 調査・勉強もせずに書かれている部分もあり、注進させて頂きたい内容も、チラホラ見受けられますが… まあ、ヤメておきます。 面倒な事になりそうですので。(笑)

    あまり、攻撃的な口調にならないようにして下さいね。 批評では無く、批判すると必ず『 お客様 』がいらっしゃいますから。

    執筆、頑張って下さい!

  • たいへん興味深く読ませていただきました。自分も全く勉強もせずに思いつくまま書き始めたくちですので、参考になる部分も多く良い指針が出来ました。有難うございます。

    作者からの返信

    >鳥羽フシミ 様

    コメント、ありがとうございます。

    創作の糧に、少しでもご参考になれば幸いです。
    まあ、1つの意見としてご周知下さいね。 考え方は、人それぞれですから。

    『 砂の下の蜃気楼 』、拝読させて頂きました。
    初々しさが、文体から感じられ、また、真面目に創作に取り組まれておられる姿勢も、感じ取る事が出来ました。
    ジャンル・カテゴリに関係なく、とにかく継続こそがチカラです。
    これも何かの縁。
    宜しければ、お付き合い下さいね。

  • 読了いたしました。ご主張には概ね賛同いたします。

    小説って書き手だけではなく、読み手にもそれ相応のレベルは求められると思うんですよね。

    今度は読み手を啓蒙する様な『低レベルな作品に★を送らない読者の育て方』みたいな作品にチャレンジされてはいかがでしょうか?(笑)

    作者からの返信

    >ちありや 様

    コメント、ありがとうございます。

    なるほど……
    しかし、誰も読まないでしょうね。(笑)

    私の目指すところは、やはり純文学です。
    おそらく、一生、到達する事の出来ない、遠き所……
    まあ、文才が無い以上、どうしようもありません。

    せめて、純文学に寄った物語は、『 文学 』っぽく作品を仕上げてみたくて、色々と悩み、研究しつつ拙作を創作しています。
    だからこそ、いわゆる『 異世界モノ 』を中心としたファンタジー作品には、少々、閉口しているのです。 全ての作品がいけない、とは申しませんが……

    もっと、こだわらずに、自由に書けば良いのかもしれませんけどね。

    これも、何かの縁。
    宜しければ、お付き合いお願い致します。


  • 編集済

     お疲れ様でした、凄く勉強になりました!!
     個人的には共感出来る部分も多くありました。

     ただ、『これから小説書いてみようかな?』っていう友人には絶対に見せられないですね。
     友人の性格からして「ど、どうしよう……ちゃんとしたものを書かないと……!!」って尻込みしちゃうのが目に浮かぶようです(苦笑)

     小学一年生の初めての図画工作の時間でいきなりハイレベルな色彩や構図についての講義をブチかましてしまったら、きっと子供達は図画工作を好きになってくれませんからね。

     作るのが楽しい→もっと上手く作りたい→色んな技法とかを勉強したい→本格的に勉強したい→プロになりたい!! みたいに、相手がどの段階にいるかでこの作品を読んだ時の感想は劇的に変わると思います。

     多分、流行りの異世界ものを書いている人ってまだ、『作るのが楽しい!!』って段階の人が多いと思うので文学の破壊とかそんなご大層な事にならないと思うんです。その程度の作品に破壊されるほど脆いものですかね文学って?

     逆に先生が仰られるように情景や心情をしっかり描きつつ、『めちゃくちゃ面白い!!』と思ってもらえる作品が世に出れば、流行りに敏感な人達ですから『ウケるなら俺達もこの技法を真似て見ようかな……』ってのがどんどん出てくる気がするんです。

     むしろ、そう言った作品を書けない私自身の不勉強と工夫の無さこそを斬って頂くべきかもしれませんね……

     何か上手くまとまってなくて申し訳ないです。

    作者からの返信

    >通 行人 様

    初めまして。

    拙作評論へのコメント、ありがとうございます。

    当然ながら、この評論は『 初心者 』の方向けには書いていません。 必要ありませんから……
    創作を始める前の下準備として、他の作家さんの作品を読まれるかと思いますが、ほとんどの方は、趣味的に読んでいた作品を参考に創作を始める事でしょう。
    私が懸念する問題は、ソコにある為、この評論の制作を思い立った次第です。

    『 楽しい 』は、大いに結構です。 むしろ、それが無ければ続かないでしょう。
    しかし、『 楽しさ 』は放っておくと『 気まま 』になり、やがて理念を履き違えた『 自由 』になります。
    そう言った『 やりたい放題状態 』の創作が闊歩している… これが、アマチュア世界の現状かと思われます。 少なくとも、私はそう思っています。
    当然、初心者の方は、その創作を参考にする事でしょう。 第2・第3の模倣作が生まれ、増殖は加速して行きます。
    ここに、文学の崩壊が生じるのです…… いや、もう起こっています。
    文学の根底、そのものが揺らいでいる事実にも、論中で触れさせて頂きました。

    創作の参考にする作品は、以前は既存するプロ作家の作品でした。
    しかし、現在はネット小説に移行しつつあります。 …非常に危険な状態と言えるでしょう。

    しかしながら、正直、この奔流を止める事は出来ないと思います。

    時代の流れは、いつの時も大衆にあります。
    大いなる流れに対し、『 流されて行く 』のではなく、『 流れて行く 』……
    この信念を持って私は、大いなる流れの中で、自身のスタイルを保持したまま流れて行く所存です。

    賛同して頂ける、幾多の方たちと共に……

    編集済
  • 耳が痛いな&勉強になると思う内容でした。
    サイトの中で★やレビューなどで人気の作品を読んでみて、ん~と首を傾げることが多かったので、うんうんと納得しながら読んでしまいました。
    そういうことだったんですね。
    今月からカクヨムに登録して、右も左もわからない状態で、今の人気作品はこんな感じなのか、と思っていました。
    勉強になりました!



    作者からの返信

    >ふゆき 様

    コメント、ありがとうございます。

    あくまで、私個人の『 意見 』として、ご理解下さいね。 価値観は、人それぞれですから・・・

    自分は、何を表現したいのか・・ その自問を大切にして下さい。
    論評でも記しましたが、『 願望 』はテーマではありません。

    書きたいシーン、登場させたいキャラクター、言わせたいセリフ・・・

    これらは『 願望 』です。
    しかし、ふゆき 様が、願望の描写のみを優先させ、文学とは程遠い『 創作物 』を書いてみたい、とお思いであるならば、この限りではありません。
    願わくば、『 小説 』として認知し得る芸術を表現される事を望みます。

  •  最後まで読ませていただきました。
     私はこちらで御作を知りました。
    https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054919024801
     すたりなさんにも感謝です。

    作者からの返信

    >朝斗まな 様

    わずかでも、創作の参考にして頂ければ、幸いです。


  • 編集済

    読んでいて何度もうなずいたり、
    「あっ、私もやらかしてるな」と反省したり、
    とても面白かったです。

    私自身ある種の「異世界転生」に近いものを書いていますが、
    これは本当に今だけのものなんだ、と思いつつ、
    誰でも気軽に読めて楽しいものを、と思いながら書いています。
    けれど「気軽に読めて楽しいものを書く」のは「書き捨てる」のとは違う、
    と他の作品を読んで頻繁に思います。

    数年前に、高校時代に大流行していて、
    私自身も好んで読んでいたライトノベルを読んでみて、
    「えっ、こんなにつまらなかったんだ」と拍子抜けしたのを覚えています。
    きっと10数年後にまた同じことが起きるのかもしれない、
    いやもっと酷くなっているのかもしれない、
    と、私自身もその時危機感を覚えました。

    それこそ偉そうなことを言える立場ではないただの一般人ですが、
    その「先が恐ろしい感じ」を専門的な立場で分かりやすく語ってくださり、
    本当にありがとうございます。
    私の文章もかなり稚拙だな、と思うところがたくさんあるので、
    これからもずっと勉強していこうと思います。

    作者からの返信

    >しらす 様

    コメント、ありがとうございます。
    私自身、アマチュアです。 エラソーな事をコキましたが、1つの意見として、創作の参考にして頂ければ幸いです。

    私も、過去の拙作を読み返せば、至らぬ点を多々見つけます。
    日々、勉強ですよ。
    お互い、より良い創作を目指し、楽しみながら精進して行きましょう!

  •  読ませていただいて改善しなければと思う部分と、今のうちに設定していこうと思う部分が多く出てきました。
     異世界物を自分は書いていますが、これを機につづきの設定も見直していこうと思っています。
     また、基本のなってない分が増えて言っている中で今だからこそ基本を重視した作品で勝負していきたいです。


     小説を欲望のはけ口にしないようにしていきたいです。

    作者からの返信

    >レイク 様

    応援コメント、ありがとうございます。
    レビューコメントも頂いたようで、重ね重ね、お礼申し上げます。

    元来、創作は自由であって然りなのですが、『 自由 』と『 やりたい放題 』は違うと思うのです。
    それは当然の事なのですが、好きな事・・ 自分の世界観に浸りきっている場合、どうしても『 やりたい事 』が、常識の理を凌駕してしまうのですね。
    ある意味、ヒトが創るモノですので、仕方のない部分が往々にあるかと・・・

    でも、ソコのところをぐっとこらえ、ヒトに読んでもらうモノを創作している、という事を前提としている事を再認識する必要があるでしょう。
    その一点の観点だけで、作品は随分と趣を変えます。

    文章形態の模索や描写力向上以前に、『 テーマ 』を持つべきですね。
    論中でも触れましたが、やりたい事ばかりのストーリー展開からでは、何の感動も生まれません。

    満足感・感動・感極まる・・・
    音も映像も無い創作から、それら感情を紡ぎ出す小説は、素晴らしいものです。
    少しでも、それらの感動に近付くべく、お互いに創作力を養っていきましょう!

  • 読ませていただきました。いろいろと考えさせられることがありました。

    自分はまさしく異世界転移物を書いています。ただ自分が異世界物を書こうと思ったのは自分が求めていた話が見つけられなかったことがあります。昔考えていた素案みたいな物を発見したということもありましたけどね。
    小説(ネット小説ではない)はかなり色々と読んでいましたが、文学など全く勉強をしたことがない自分が果たして書けるのだろうかと思いながらも書き始めました。

    書きたいから書く、でもせっかく書いたから他の人にも見てもらって意見をもらえればもっと面白い話にできるかも、別の目線で考えらえられるかもと思い公開したわけです。まあそうはいっても素人の書いた作品がそうそう目にとまるわけもなく、初めて感想をもらったのもかなり経ってから位の物ですが・・・。

    自分は書いたものがどんなものであれ、こういう投稿場所にあげるのはよいのではないかと思います。それで内容を見直し、修正を行えるのがネット小説のいいところだと思うからです。応援や感想をもらうことでモチベーションを維持することもできますからね。



    ところで、書かれていますように情景描写は難しいですね。書いていくとやはり説明的になってしまってテンポが悪くなり、短くするとうまく伝わらないという難しさがあります。このあたりがプロとの差なんでしょう。


    最初に書き始めて思ったのは小説の舞台の設定だけで膨大な設定を作らなければならならないと言うことでした。世界、生態、文化、文明レベル、言語など。以前有名なDQなゲームの制作秘話で「ゲームを作るには一つの世界を作るので膨大な設定が必要」と言っていたのを思い出しました。
    小説とは切り離して世界設定を別に書いた方がいいのかと考えたこともありますが、それはちょっと違うなと思ってやめた経緯もあります。

    ただそのあたりを無くても書けるのが今の異世界物なのでしょう。今ではゲームをやっていることが当たり前となっており、舞台も中世ヨーロッパが舞台の物が多いです。この前提を用いると、細かな説明もなく、国とかの関係だけ決めれば大体設定が完了となります。成長については有名どころのゲームをベースにすれば細かな説明もいらないとなります。
    なかなかこの流れは変わらないでしょうね。いずれ廃れると言われももう結構長いですからね。


    ただ異世界もの、転移もの、転生ものというだけで拒絶反応を示される方が多いのもちょっと悲しいかなと思います。

    作者からの返信

    >ばいむ 様

    コメント、ありがとうございます。

    私は『 仕方ない 』とは、判断したくありません。 文学の崩壊は、既に始まっています。
    人それぞれ、確かに価値観は違いますが、文学の何たるかは、昔から変わらないし、これからも変わらないと思います。 単なる『 流行り 』が、それら培われて来た歴史を根絶やしにしようとしているのです。

    某コンテストに応募されている作品の内、応募条件を完璧に逸脱している創作物のほとんどは『 異世界モノ 』です。
    常識をわきまえない者には、何を注進しても無駄かと。
    最終的判断としての選択肢は、排除するしか無いのかもしれません・・・

    この論評の発表により、意外に、異世界モノを創作されている方と交流が出来ました。 幾多の方々とお話をさせて頂き、その中でも発言致しましたが・・ 実は、私は異世界モノは好きです。
    ただし、『 常識的なルール 』に則り、『 文学 』としての面白さを追求している作品のみですが・・・

    編集済
  • とても勉強になりました。ありがとうございます。

    作者からの返信

    >岩崎 史 様

    コメント、ありがとうございます。
    1つの意見として、今後の創作の選択肢にしてみて下さいね。

    読ませて頂いた作品のように、テーマを季節に特化するのも良いかと思います。
    お互い、切磋琢磨して作品水準のUPを目指しましょう!

  • 内容は置いておいて、VSOP(very special one pattern)が曲がりなりにも市民権を得ているのは、異世界逃避願望を抱く者が多いことを意味しているのではないでしょうか? とは言いながら、トラックにダイビングするシーンが日常化していないことから、まだ異世界中毒には至っていないのかな? 飲んだ席で、獣人やエルフしか愛せないとカミングアウトしてどん引きされた人はいましたが(爆弾発言)
    スカッとするエッセイありがとうございました。カクヨムに来た当初は作品が全く読まれなくて、異世界モノに手を出そうと思ったこともありましたが、踏みとどまって本当に良かったと思います。作品は自分の子供同然なのに、それが愛せなくなったらものすごく悲しいので。

    作者からの返信

    >RAY 様

    この『 異世界モノ 』全盛は、いずれ淘汰されると思います。
    次に、どんな波がやって来るのかは分かりませんが、いつの時代でも、基本を踏襲した、オリジナリティーあふれる作品の創作をしていきたいと思っております。

    これからも、宜しければお付き合い下さいね。

  • 大切なことに気づかされました。
    自分語りになりますが、私は小学生の頃、ナルニアのようなファンタジーを好んでいました。本を開いて行く異世界……「はてしない物語」や「モモ」、そういった名作を読みふけっていたあの頃を思い出しました。

    小説を書くにあたって、私が影響されたファンタジー作品もまさにそうです。血みどろや戦闘がメインではない。読者を優しく包み込む空想の世界、そこには作者からの温かいメッセージが隠されていて。

    そういうファンタジーこそ、私の読みたかったもの、書きたかったものなんじゃないか。そう、気づかされました。

    作者からの返信

    >うたかた あひる 様

    近況ノートにもお邪魔して、コメントをさせて頂きました。
    ご丁寧に、応援コメントまでも頂き、ありがとうございます。

    大切なのは、創作の志です。
    その入り口において、書きたい『 願望 』が先立つのは、仕方のない事・・・
    そのまま進めば、論評の通りの末路が待っています。
    まあ、創作中の物語が完了しなかったら・・ あるいは、ラストシーンの書き込みに、満足がいかなかったら・・ この論評の記述の事を思い出して下さい。 ほとんどの『 原因 』は、論じさせて頂いたつもりです。(笑)

    あひる 様の創作意欲向上に、この論評が、わずかながらでも貢献出来たのは、幸いに存じます。

  • 語彙が無いなら無いなりに。
    言葉を飾るのではなく、何が言いたいのか。
    何を伝えたいのか。
    マネと模倣ではオリジナリティーも伝えたい事も
    どうしても空虚になるかと思います。
    ※それに気づいてからラノベ自体を読まなくなりました。

    私自身も痛感する項目もあり、他人の事は言えませんが、
    それでもテーマだけは持って書いているつもりです。

    最後に。
    物腰の低さと卑下を勘違いしている人が多すぎます!

    作者からの返信

    >ひかり 様

    コメント、ありがとうございます。

    物事の全ては、マネごとから始まります。 興味、とも表現しましょうか・・・ 最初のきっかけは、それで良いかと。
    しかし、目標とするモノ・人を越えない限り、オリジナルは生まれませんよね。 目標は、抜き去る事に存在意義があると私は思います。
    大変な事だと思われる方も多いかと思いますが、創作に関しては、実はカンタンなのです。
    全くの模倣(2次創作とか)ではなく、明らかなる相違点を加味すれば良いのです。
    ・・まあ、極論かもしれませんが、趣味での領域ならば、それは理解の範疇と考えます。(笑)

  • バロウズの火星シリーズとか 高千穂さんの異世界の勇者とか読んでますかね
    難しい漢字はリズムが断ち切られて物語から離脱しちゃうんですよね
    他人のアイデア設定をチョット変えただけの作品を公表するって
    盗作とは言わないんですかねラノベでは
    SFマガジンの表紙にはサイエンス スペキュレイティブ フィクション ファンタジーと有りますね

    作者からの返信

    >@tony2732 様

    コメント、ありがとうございます。

    PCで創作しているが故に、変換して表示された語句を見て、「 お? コレ、カッコいいな 」と思った漢字を使ってしまうのが現状でしょう。 論評内でも記しましたが、日常会話などで普段、使わない漢字を使うのはヤメた方が良いでしょう。
    難しい表現などでは、この限りではありませんが・・・

    盗作と言うより、著作権の問題となりますかね?
    まあ、尻尾の無いドラえもんみたいなものです。 突き詰めれば、問題となりますが、あまりに件数が多い為、管理が出来ないのでしょうね。 人気が出れば人目に触れる機会が増え、指摘する方が出て来る訳です。

    SFの略に関しては、最近、サイエンス・ファンタジーってのがありますね。
    ハッキリ言って、雨後の筍です。 新興カテゴリに関しては、もうどうでも良いです。 勝手に造語して、ほざいていればよろしい。
    SFは、サイエンス・フィクションの略。 それ以上でも、それ以下でもありません。

    私はもう、古い人間なのでしょう。
    ならば、頑なに、頑固で行きます。

  • とても耳が痛かったですが、自分が分からない場所をファンタジーと言った言葉で逃げていたところがありました。
    やはり基礎を学んでいかないと駄目なんでしょうか

    作者からの返信

    >かな 様

    コメント、ありがとうございます。

    絶対に学ばなくてはならない、とは思いません。
    この論評の後半・・ 講義のようになってしまいましたが、第8話・9話辺りをお読み頂き、参考にして頂ければ、それなりの展開を持った作品は創作出来るはずです。

    分からない事に対し、逃げてはいけませんよ?
    おそらく、かな様は、お若い方だと推察致します。 だったら尚更の事、分からない事は、恥ずかしい事ではありません。
    スマホをタップすれば、何だって分かるじゃありませんか。
    私が創作を始めた頃なんか、スマホどころかPCだって無い・・ 原稿用紙で書いていたんですよ?
    今の便利な時代は、かな様のような若い方の為にあります。 存分に活用し、素晴らしい作品を創作して頂きたいと思います。

  • 拝読しました。
    書き手の質の低下が叫ばれて、もう2、30年にもなるでしょうか。
    改善するどころか、どんどん拍車がかかってますよねえ。
    下調べなしで書く、結末を考えずに書く、このあたりはもういちいち論ずる必要も無いくらい、当たり前になってしまいましたね。
    むしろ、文章力すら必要ないなんて豪語する書き手もたくさんいます。
    文章力とは、べつに難しい言葉を使うという意味ではないんですがねえ。
    私がデビューするとき、思い切って講談社の方にその質問をぶつけてみたものです。
    「文章力なんか必要ないって言われてるけど本当でしょうか」と。
    「文章力とは言葉で何かを伝える力です。それがなくて作品の魅力が読者に届くでしょうか」
    という答えが返ってきました。
    なので私は、自信を持って今まで書いてきた路線を貫くことができるようになりました。
    小説とは、主題、人物、そして文章という3つの要素で作られるもの。
    そして、それを彩る演出と構成によって魅せるもの。
    その基本に、立ち返る書き手が増えるといいですよねぇ。

    作者からの返信

    >南野 雪花 様

    プロの作家さんからコメントを頂けるとは、光栄です・・!
    文学も、芸術の一環だと考えれば、その『 表現 』は自由です。 ただ、『 自由 』と『 やりたい放題 』は違うと思うんです。
    自由を謳歌するには、『 常識 』を備えた思想の存在が不可欠。
    その常識のラインが、極めて低いか、全く思慮していないか・・ そんなところでしょうか。
    ジェネレーション・ギャップもあるかと思いますが、最近は、文学的常識が無くても、全く問題視されない風潮が、『 普通 』となっているようで・・・
    私のような、古い時代の者は、何かと創作し難い、氷河期時代となりました。

    宜しければ、今後とも、お付き合い頂きたく存じます。
    ご活躍、陰ながら応援致しております・・!


  • 編集済

     欲望に即した小説という体を成さないものが書かれ、評価されてしまうのは、小説というものを簡単に公開できるようになったからこそ生まれた弊害とでも言えばいいのでしょうか。

     異世界ものに限らず描写の不足といったものは、このウェブ小説群における重大な問題の一つと言えるかと思います。
     また、小説自体にも、描写する対象にも知識を持たないというのも、駄文が世に広まる根本的な原因であるかもしれません。

     私も知識を持たず、欲望に従って安易に言葉を連ねた文章を書いてきた者の一人として、ためになる論評に出会うことができて嬉しく思います。

    作者からの返信

    >ウシトラ 様

    稚拙な論評に応援・レビュー頂きまして、ありがとうございます。
    まあ、1つの価値観・意見としてとらえて下さいね。

    論中では、エラソーな事を論じましたが、私の拙作群も、随分と前に創作した作品が多く、時々、校正していますが、内容的にはお恥ずかしい限りです。
    ただ、『 原作 』として勝負しております故、悪しからず・・・