第44話:離別と告白

 騒動の翌日。

 伯爵はクムラヴァへ帰還するので俺たちも付いていくつもりだったのだが、リーベルト辺境伯との話し合いでここで依頼達成とし、俺とフィア、そしてノエリアは共に辺境伯と行動することになった。


「すまんな、3人とも。少しうちの屋敷でお待ちのお方が……レオニスとノエリア姫を連れてきて欲しいらしく」

「……誰です?」

「それは到着してからだ」


 しかし、今回は俺とノエリアか。普通、俺とフィアが呼ばれることが多いからな。不思議な感じがする。


「あら、私とレオニスなんて……辺境伯のお墨付きがもらえるのかしら?」

「ノエリア……あまりそういうことを言うな」


 ノエリアはいつもの調子で、俺を揶揄って楽しんでいるようだ。

 フィアは……特に反応は無し。だが、ずっと何かを考えているように見えるな。


(今回の依頼はあまり一緒にいられなかったしな……少し一緒に休暇を取りたいんだが……)


 でも難しいだろうな、という事を考えつつ、とにかく近く王都に行くのだろうからその時に休むか……と予定を決めておく。

 ここから辺境伯領であるヴェステンブリッグまでは時間が掛かるので、その間に少しでもフィアと話しておこう。



 それから数日。俺たちは馬車に揺られて帰路に着く。

 本来は冒険者である俺たちは護衛として外にいるのが良いのだが、ノエリアもおり、さらには辺境伯からの希望で馬車の中で過ごす。


「ねえ、レオニスもフィアもこれまでどんな冒険をして来たの? 聞いてみたいわ」

「そうだな……」


 そう言って俺はこれまでの冒険について話す。

 所々はフィアが詳細を挟み話していくと、ノエリアは興奮したように目をぎらつかせていた。


「そんな事が出来るなんて! 楽しそうだわ……そうだ、お願いがあるのだけど」


 ノエリアのお願い? なんだろうか。

 フィアと顔を見合わせ首を傾げ、まあ良いかと思ってノエリアに頷く。


「どんなお願いだ?」

「私を貴方たちの冒険に連れて行ってくれないかしら?」

「はあっ!?」「……」


 流石にそれは拙いのでは。ドワーフの、エスタヴェ家の姫だぞ?


「実力は良いとして……流石に立場が問題だろうに」

「あら、所詮【エスタヴェ家】って名前や【ドワーフ王】なんていうのは私にとって何でもない立場よ。そうね……私も冒険者になろうかしら?」

「……どう思います?」


 なんとなく俺は答えたくないので、辺境伯に話を振る。

 そうすると、俺の意図が分かったのか辺境伯は苦虫を噛み潰したような表情になり、こう答えた。


「おいおい、俺に押しつけるな。辺境伯としては反対だがな、武人としては有りだと思うが……」

「ほら、見なさい」


 何でそこでドヤ顔をするのか。

 まさに見方を得た! といわんばかりである。


「……フィアはどう思う」

「……ふぅむ。ま、良いじゃろ」

「良いのか!?」

「此奴がそう簡単に諦めるわけがない。それよりは、お主の側の方がまだマシじゃろうに」


 マシって……俺はお目付役か。

 俺は1つ溜息を吐き、口を開くしかなかった。


「……分かった、いいぞ」


 こうして、俺たちのコンビにノエリアが加わることになったのだった。


 * * *



「ヴェステンブリッグが見えたぞ!」


 騎士の声が響き、俺は馬車から外を見る。

 あれから既に数日経過し、そろそろだとは思っていたが、まさかもう到着するとは。

 結局フィアと話す機会は中々出来ず、話してもいまいち反応が芳しくない。


 結局、この数日色々な話し合いがあり中々時間が取れなかったのだ。

 ちなみにその中で、俺とノエリアの2人に王都に向かって欲しいという要望が出された。

 どうやら辺境伯のところで待っている人物が王都在住らしく、報告を兼ねて付いてきて欲しいと言われるかも知れないとのことだった。

 ……少々嫌な予感がするのはなんだろうか。


 俺としてはフィアにも付いてきてもらうつもりだが、フィアが何というだろうか。

 どうしたものかと頭を悩ませつつ、その頃にはもう門に辿り着いており辺境伯と共に中に入った。

 辺境伯と別れると、俺とフィアはギルドに立ち寄り、そこで完了手続きを済ませる。


「――依頼お疲れ様でした。どうだった?」

「ま、色々あったが概ね良かったよ」

「そうなんだ……また聞かせてね」


 受付嬢のキャシーと話し、俺とフィアはギルドを出る。

 ちなみに辺境伯は先に屋敷に戻っているが、ノエリアはわざわざ俺たちを外で待ってくれていた。


「お疲れ様」

「ああ、悪いな……待たせた」

「大丈夫よこのくらい。さ、フィアも行きましょ?」


 そう言って俺とノエリアが歩き出す。


「王都行きの準備も必要よね……」

「ドヴェルシュタインに行った方がいいか?」

「大丈夫じゃないかしら? 武器とかはきちんと持っているし」


 そんな話をしながら歩く。……えらくフィアが静かだな。

 そう考えていたら、しばらく行った人気の無いところでフィアが急に立ち止まった。


「フィア、どうした?」

「……すまんが、妾は一緒に行けぬ」

「……え?」

「……妾は、お主とは行けぬ」


 フィアの言葉を、俺は全く理解できなかった。

 彼女は一体……何を言っているんだ?


「……どうして? 約束したじゃないか」


 フィアと一緒に王都に来て欲しいと、俺は以前約束した。

 それに対して、一緒に行くって……


「……色々考えたのじゃがな、わざわざお主と一緒に行く必要は無かろう」

「……」


 なぜ? どうしてだ?

 一緒に行く必要って……俺は確かに来て欲しいと伝えたが、「必要」だとは一言も言っていない。


「……俺は、『一緒に来て欲しい』んだ。フィア、必要かどうかじゃないんだ」

「なら一層、妾である必要はなかろう。お主にはノエリアもおる、独りではない」

「フィア……」


 ノエリアがどうしたと言うんだ?

 ノエリアを確かにパーティメンバーに入れることにしたのは俺だ。だが、俺の大切なパートナーは……


「それに、今回の話からしてもお主とノエリアが呼ばれておる。妾は行く理由がない」

「フィア……フィアは俺のパートナーだろう? 一緒に来て欲しいんだ、それに――」


 俺とノエリアが呼ばれるのは仕方ないだろう。ノエリアはエスタヴェ家の姫だし、特に俺は今回辺境伯に非常権限の使用をお願いした立場だ。

 だが、俺はフィアも一緒に来てもらい、同時に家族に顔を出そうとも考えていたのだ。

 出来ることならそこで紹介した際に然るべき立場を得られるように働きかけようとも考えている。


 そう思っていたのだが……


「うるさいっ!!」

「なっ!?」


 フィアはこれまで見たことがないような表情をしていた。

 そんな、怒りや哀しみ、その他色々なものを含んだ表情を見て俺は、言葉を失った。


「……妾は、どうせ昔の存在じゃ。お主にとってはノエリアと共におる方が……その方が良いのじゃ! 妾は今を生きるお主とは違う! 優しさも、同情も、何も……妾には不要じゃ!」

「フィア、何を――」

「もう、金輪際会うこともない! 精々短い人生を生きるんじゃな!!」


 フィアが叫ぶようにして放った言葉。それは何か血の滲むような、痛みを感じさせるような声で……

 そこに込められた気持ちに面くらい、俺は立ち尽くしてしまう。

 そのため、駆け出していくフィアを呆然と見送りそうになる。


「レオニス!」

「っ!」


 ノエリアの鋭い声に立ち直らされ、俺はフィアを追って駆け出す。

 どうにか追いつくことができ、フィアの腕を掴む。


「フィア、待ってくれ!」


 俺が腕を掴んだのに気づき、フィアがこちらを振り返る。

 その目は俺を睨み付けているが、その瞳には涙が溜まっていた。


「どうせ妾は、お主にとって都合の良い道具という程度じゃろう!? 別に妾じゃなくても、【グリモワール・カルクラ】が有れば問題ない、さっさとノエリアと一緒に探し出せば良いのじゃ! 離せ、離さんかっ、たわけがっ!!」

「フィア! 待て、フィアっ! ――フィアアアアッ!!」


 俺が掴んでいた腕を振り払い、これまで以上の速さでフィアが駆け出していく。

 追いつこうと俺は必死に追いかけるが、全力で逃げるフィアを探し出すことは出来ず。


「……くそっ!!」


 【探査プローブ】でも捉えられず、無力感を感じた俺は地面を殴りつける。


 何が間違った?

 どこでフィアとすれ違ってしまったんだ?

 フィアの気持ちは……一体?

 分からない。分からない。


 気付くと、固く握りしめていたために両手のひらは出血し、血が滴り落ちている。

 と同時に、肩に置かれる手を感じた。


「……レオニス、立って」

「……ノエリア」


 一瞬、俺はノエリアに対してなんとも言えないような腹立たしさのようなものを感じてしまう。

 このまま無茶苦茶にしてしまいたいような、そんな暗い思い。


「ッ……」


 どうやら、それが一瞬殺気として放たれてしまったようでノエリアが身体を揺らす。

 自分のしたことに気付いた俺は慌ててそれを抑える。

 こんなのはただの八つ当たりだ。必死に殺気を抑えつつ、俺は立ち上がる。


「……すまん」

「いいえ……とにかく、一旦は宿屋に向かいましょう?」

「ああ……」


 * * *


 春風亭で宿を取り、食事に出かける。

 女将からフィアがいないことに気付かれたが、「ちょっと別行動中でな」というと納得される。

 同時にノエリアがいることによって冷やかされもしたのだが。


 普段とは異なる高級店に入り個室を取る。

 ここなら誰に見られることもない。なんとなく、あまり多くの人と会いたくない気分だ。


「……ノエリア、何を注文する?」

「そうね……これと、これを。あと……いえ、何でもないわ。十分よ」


 オーダーを取りに来た店員にそう告げ、下がってもらう。


「…………」

「…………」


 お互いただ無言で。

 色々話したいはずなのに、言葉にすることが出来ない。

 そんな時間を数分過ごしたところで、ノエリアが口を開いた。


「……ねえ、レオニス」

「……ん?」

「……私のことを恨むかしら」

「恨む……?」


 ノエリアの質問の意図が分からない。オウム返しで聞き返すと、ノエリアは少し苦笑して目を伏せながら話し出す。


「……フィアが離れたのは、多分私が原因よ」

「……!」


 確かにフィアの最後の言葉は、『ノエリアと』や『ノエリアと一緒に』という言葉が入っていた。

 普通なら回る頭が全く働かず、俺は首を捻る。


「……珍しく頭が回っていないようね。簡単に言うと、フィアは私に嫉妬したのよ。恐らくね」

「嫉妬……」


 フィアが嫉妬?

 確かに時折拗ねたりすることはあった。だが、彼女は俺よりも年上で、精神も強いはずだろう?

 嫉妬心を前に出すなんて……と思っていたらノエリアから額を突かれる。


「……馬鹿ね。フィアだって女性――女の子よ? 少しは気持ちを知っていたんじゃない?」

「……それは」


 フィアから向けられる好意や好感。それは理解していた。

 だが、ノエリアが言いたいのはそういうことではないのだろう。


「……だが、俺はまだ成人していないぞ?」

「あのね……成人していようがしていまいが、そういう気持ちは存在して当然でしょう?」


 ……それは否定できない。

 だが、彼女から見て、俺は単なる弟子だったはず。

 さらに、ここまで言わせてしまった俺は、多分嫌われている。


「……それは、否定できないな。だが、どうするのがいいだろう?」

「今はしばらく放っておくしか無いわ」

「そんな……」


 フィアを放っておくのか?

 その言葉を聞いて、俺はなんとも言われないような息苦しさを、胸が締め付けられるような感覚を味わう。


「……(それだけお互い想って、想われているのに。本当に、馬鹿なんだから)」

「……ノエリア?」


 ノエリアが何か呟いていたが俺の耳には入らなかった。

 俺が聞き返すと、ノエリアは「何でもない」と言って手を叩く。


「さ、とにかく食事にしましょう? ちょうど来る頃だし」


 そのタイミングでちょうどドアがノックされ、店員が入ってくる。

 並べられていく数々の食事。

 一旦俺はノエリアと共に食事を楽しむことになったのだった。


 * * *


「意外と食べたな……」

「そうね。でも、大体成長期ならそんなものじゃないかしら?」

「……なるほど」


 そんな話をしつつ、夕暮れの街を歩く。

 しばらく歩いたところで、公園があったのでそこのベンチに腰掛け、俺は溜息を吐いた。


「……多いわね、溜息」

「……まあ、な」


 まだ夏のため高い気温を感じつつ、俺は空を見上げた。

 すると横に座ったノエリアが、俺に話しかけてきた。


「ねえ、レオニス」

「なんだ?」

「折角だからこの機会に、言っておきたいことがあるわ」


 そう言うと、ノエリアは立ち上がって俺の前に屈む。


「レオニス。改めて言うけれど、私は貴方に惹かれているわ。貴方が好きよ」


 突然そう言われ、俺は絶句した。

 確かに前手合わせをした際にも言われ、さらにはキスをされたのだ。

 だが、わざわざ今改めて言うのか?


「ノ、ノエリア……それは」


 なんと返すのが良いだろうか。どうすればいい。

 そう俺が考えているうちに、ノエリアは言葉を続ける。


「……最初から『なんとなく良い人』とは思っていた。だからこそ、わざわざあんな婚約者という役割になってもらったのだし。それに貴方は強い人よ。私を打ち負かせるくらいに」

「……前も、そう言っていたな」


 はっきり言って、この時点で俺の頭は回っていない。

 なんとなくノエリアの言っている言葉に対して記憶から答えるに過ぎない。


「ええ、言ったわ。でも、想いは口に出さないと伝わらないわ。だから……何度でも言ってあげるわ、私は貴方が好きよ。貴方はどう?」

「……」


 想いを言葉にする、か。

 今ノエリアが告げた言葉は、俺に刺さる。

 果たして俺は、自分の思いを言葉にしていたのだろうか。

 今さらながら思う。俺とフィアは、あまり自分の要望というものを出していない。

 「なんとなく」こう考えているはず、こう思っているはずという、ある意味先読みで動いていた。


 それで確かに今は動いていた。問題が無かった。

 でも、実際にはその代償は大きく。


「ノエリア……俺はそう言われた際にどう返せば良いか分からない。だが、嬉しいのは事実だ。だがな……」

「ええ、フィアのことでしょう?」

「まあ……それもあるが」


 フィアのこともそうだが、それだけではない。


「……本当は折角の告白でこんなこと言いたくないけど、言うわね。レオニスとフィアはあまりにも言葉に出さないわ。自分の考え、自分の感情、思い、その全てを出していない。だから、あんなことになるのよ」

「ぐ……」

「自覚はあったのね?」


 俺は頷く。

 確かに言う通りだ。


「だったら、きちんと素直な言葉にしなさい? 今もそう、『それもあるが』で止まっているわ」

「……ノエリアの言う通りだな。俺は、あまりにも隠しすぎている」


 俺はノエリアの目を見た。

 その双眸は真っ直ぐに俺を射貫いている。


「……全部話せるわけじゃないんだがな。俺は確かにフィアに惹かれている。一目惚れ……していたんだと思う。でも同時に、俺にはかつて婚約者がいた。そのこともある。だから、俺の伴侶が一人というのは……まず無理だ」

「でしょうね。知っていたし、私は別に構わないと思うわ? それよりも想いを抑える方が辛いもの、レオニスも相手を好きなら、ちゃんと受け入れてあげるべきじゃないかしら?」

「……」


 知っていた、か。どこで気付かれたのか。

 それとも俺のことを知っているのだろうか。

 というか、暗に「自分の事を受け入れるわよね?」と言われているようにすら感じる。


「……で、だな」

「ええ、それで?」


 ノエリアは、俺の言葉を待ってくれている。

 その瞳は力強い覚悟を秘めているように見え……


「……はっきり言って、ノエリアの事を好ましく思っているのは事実だ。でも、じゃあ本当に心から惹かれているかというと、今のところ断言できない。それに、立場とか色々考えて……」


 そう俺が言うと、ノエリアは笑い出した。


「ふふっ、ふふふっ!」

「……おいおい」

「ふふっ、ごめんなさいね。でも嬉しくって……」

「嬉しい?」


 俺の言っていることは、玉虫色の回答だと思うんだが。


「本当に辛くて可能性がないのは『無関心』よ? そこまで私のことを考えてくれているなんて、とても嬉しくなっちゃうじゃない!」

「……凄いな、ノエリアは」

「ええ。お姉さんは凄いのよ?」


 そのノエリアの言葉はとても優しく、そして彼女らしいものだった。

 不思議と心が軽くなる気がする。

 するとノエリアから鼻の頭をちょん、と突かれる。


「――だからね、フィアの事もちゃんと考えるのよ? 王都から戻って、改めて話してみたらいいわ」

「……お姉さんには、敵わないな」


 そうか。

 フィアの事でこんなに悩む事は、相手を想っているからか。

 ノエリアの言葉に心が救われた気がする。


 そして、この瞬間に俺は彼女へ惹かれたんだと思う。


「――で? 私の告白への答えを聞いていないのだけれど?」

「……おっと」


 ここで戻ってくるか……折角話がずれたと思ったのに。

 だが、彼女の言う通り、素直に言わせてもらうか。


 俺は、立ち上がってノエリアの目を見る。

 こんなのは前世でもしたことがないな。


「どの程度かといわれると困るが……俺はノエリアのことが好きだと思う……いや、きっと今、好きになった。だから――」

「だから?」

「――これから一緒にいてくれないか?」


 そう俺が言うと、ふんわりと笑いつつ……


「言葉が抜けているわよ? どう一緒にいたら良いのかしら?」

「……恋人として、一緒にいてくれるか?」


 ぼかすことすら許されないらしい。でも、確かに俺には必要なことだろう。

 俺がそう言うと、ノエリアは俺の首に腕を巻き付け、


「ええ、いいわよ。これからずっと恋人として、傍にいてあげるわ」


 ノエリアの瞼が閉じられ、その唇が近付いてくる。

 それに対して、俺は不思議とすんなりと顔を近付け……彼女の唇にキスをした。

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