第八十五回 周囲への対策
王倫は
・桃花山……頭目。
・二竜山……頭目。
・白虎山……頭目。
・芒碭山……頭目。
そしてこの情報を
「この二竜山の武松殿は
と晁蓋。
「
と林冲。
「ふーむ。確かに頭目の数も他に比べて多い。それに晁蓋殿と林冲が言うなら
王倫の
「注意するならばこの芒碭山でしょう。そこそこの距離にありながら手下の数も多い」
「なんでも
「ほう、道術」
続けた説明に
「
少し部屋がざわつく。
「
晁蓋が言う。何人かの幹部も
「いや。その必要はないだろう。どうしても攻めたいというのであれば攻めさせてやる位の
王倫は続ける。
「
※
※孟子
孟子は
「さすが首領。
「うむうむ。その樊瑞とやらの道術はワシが
呉用と公孫勝も王倫に賛同すると晁蓋も冷静さを取り戻した。
「……なんだか
一同から笑いが起きる。晁蓋もつられて笑った。
「では義兄上。まずは二竜山の魯智深殿達を味方にするのはいかがですか?」
林冲が
「
「難敵……? ああ……そうでしたな。なるほど、
今梁山泊には別の所から賊を引き入れられない理由があったのだ。林冲も少し考えそれに気付いた。
それは
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