第四十一回 捕虜となった二人
戦いは
別の部屋にて何もされず、ただ
「一体我々はどうなるんでしょう?」
周謹は
「放っておいても死んでいた俺をわざわざ助けるような
それは
阮兄弟からなる
索超も周謹もこのような『戦われ方』をした
しかし戦いにおいて
「皆の前で見せしめに処刑するつもりなのだ」
「そんな事をするつもりなどないぞ索超。それに周謹」
二人は突然声をかけてきた人物を見て驚く!
「
楊志を認めていた索超は
「ち、違います師匠! その男は私を捕らえた相手です!」
「な、何? あんたは!」
周謹は楊志に続いて入ってきた男を見て彼が自分達を助けに来た訳ではない事を
「周謹を倒したというのはあんただったか。なら無理もない」
「
それが自分と引き分けた男だったので、周謹が負けたのは仕方ないと思う
「ど……どういう事だ。一体この梁山泊とはなんなのだ……」
「そう構えなくても一から教えるさ。
「義兄? 説明役?」
楊志は王倫の事、自分が賊になった理由、生辰網を狙ったいきさつと結果などを
北京の二人も生辰網の取り立てには
「そんな
「
楊志と林冲は顔を見合わせて
「聞かせるより見せた方が早いか。
二人はそう言って索超と周謹を連れ出した。
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