第三十八回 梁山泊攻防戦
※方円の陣
大将を中心として円を
これは索超が
彼らの軍は騎兵五百、歩兵二千という構成であったがすぐに攻勢に出られないのはこの
そして
「やはり
「そうか。それが事実ならこちらに運が向いているかもしれないな。近くの村々から舟を徴発し、向こうとこちらを
その索超達の動きを葦の影から息を
「あいつらまんまと
それからあまり間をおかずに劉唐達梁山泊の
「梁山泊からの攻撃です! 音もなく周囲から現れました!」
「やはりこちらに気付いていたか。……だが数は多くない。そのまま上陸させて周囲を囲んで
「はっ!」
周謹が
馬に乗った周謹と
「ほう。周謹と
索超は本陣からその様子を見ていたが
「報告! 敵の後方左右から
「
索超は指示を飛ばす。
「敵は
「何だと!?
驚く索超。追ってきた
その晁蓋は劉唐と合流し周謹が二人を相手に
「奴を捕らえれば勝ちも同然だ。俺も出るぞ! 敵の兵は千ほど。もう
索超が前線に向けて走り出す。
「晁蓋! 貴様は俺が生け捕りにしてやる!」
だが梁山泊軍は索超が動いたのを見るや
「周謹怪我はないか?」
「大丈夫です。
「気にするな。奴らは
梁山泊軍は
「よし乗れる者は舟に乗り込め! 晁蓋を捕えてそのまま梁山泊を攻め落としてくれる!」
索超や騎兵の者は馬を降りて舟に乗り、晁蓋達を捕えんと
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