第160話ピレーネ大森林でお友達がたくさんできました

ハルが狭い洞窟に逃げ込んで数週間ハルは、洞窟の中を森で採取した木の実を食べながら、進んでいた


この洞窟長すぎるのです、今日で何日目なのかなぁ・・早く外に出ないと、みんな心配してるのです、あ!川が流れてるのです、うーんどうしよう・・そうだ♪アントの粘着液膨らませてボート作れば早く外に出れるんじゃない、ハル頭いいアハ♪


〈プクーーーーーゥ〉


「うん♪いい感じ、こうして、ここも、後は乾くの待てば出来上がり♪タートルボート♪可愛い!キャハ」


これを浮かべて、うんしょ♪出発なのぉー


アハハ♪楽しい、早ぁーい


またお腹すいてきたから森イチゴ食べよ


〈ザァーザァー ザッパン〉


かなり進んできたけど・・なんか流れが速くなってるような・・・それに天井がどんどん低くなってきてる・・あーあそこから先、川が地下に潜ってるこれはどうしよう・・考えたらハル泳いだことなかったの・・・どうしよう、そうだバックの中何かアイテムないかな、早くしないと・・・これでもない、これもちがう、あーやばい何かないのぉ・・・・・・あー!これ口くわえるところある、このふくらみタンク?あ、空気入ってるこれなら


〈ザップン、ザップン、ドカーン〉


「キャーー」


〈ドボーーン、ガボガボ〉


「早くさっきの口に〈ゴボゴボ〉すーすー」


何とか助かった危なかった・・・でも何か・・・流れるスピードが・・・・早く・・それに水の中が明るくなってきてる・・・それに音も大きくなってる?え?これってヤバイ状態・・・


〈ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド・・・・・・・・・・・・・・〉


「きゃーーーーーーーーーーーーーーーー滝だぁーーーーーーー落ちていくぅーーーーー〈ドン〉うっ頭が・・・〈ドン〉・・・・・・・・・」


「・・・・・・・・・・・・・・・・〈ベロッ〉・・・・・・ぅぅ・・・〈ベロベロ〉・・・・ぅぅう誰なの・・・」


〈ガウガウ〉

〈ギャオギャオ〉

〈ウキウキッキ〉


「うーん・・・ここどこ?え?ハル魔物さんに囲まれてる・・・ちょっと、え?ハル滝から落ちる時頭打って怪我したはず…なんで?……大丈夫だこの魔物さんハルから溢れてる魔力吸ってるし、うん♪この魔物さんにいろいろ聞いてみよ」


白い大きな熊と赤い大きなお猿さん、白い大きな狼さん、プニユプニユした大きなスライムさん、ン?ハルの右足スライムさんが食べてる?違う治してくれてるんだ、ふぁ~何か不思議な感じポワポワする」


〈パァーン〉


終わったのかな?スライムさんの触手が伸びて来てはるの全身を触ってる、まだ胸が痛いけどハル自分で治せるからいいかな?え?スライムさんがハルをのみこんだ、溺れる…あ顔だけ出してくれた、凄い胸の痛み消えて行く、それに身体あったぶつけたアザも消えて行く


「ふぁ~~気持ちいいのですぅ」


スライムさんの治療が終わりハルの前に魔物さん達が整列している


どの魔物さんも大きいなぁー3m以上あるし、白い熊さんは、大きな牙ある、赤いお猿さんは、人になれるのかな?ブラとパンツはいてる手にナックル装備してるし、なんかすごいなぁ…、白い狼さんは、しっぽが2本ある、みんな特長あるこれって、高ランク魔物さん?ハルの言う事聞いてくれるかな?


「白い熊さん達、ハルの言う事わかりますか?」


〈ゴワーゴワー〉

〈キキッ〉

〈ガウガウ〉


「わかるんだ、よかった♪え?ハルの従魔にしてほしい?えー!いいの?」



〈ゴワーゴワー〉


〈ゴワーゴワー〉

〈キキッ〉

〈ガウガウ〉〈キキッ〉

〈ガウガウ〉


「何?え?この大森林の精霊ドライアドさんを助けてほしいの?」


〈ガウガウガウガウ〉


「わかったの、ハルそのつもりでこの大陸に来たから、助けるから案内してください、でもその前に従魔契約しょ♪そしたら念話で話しできるでしょ」


〈ゴワーゴワー〉

〈キキッ〉

〈ガウガウ〉

〈プルプル〉


「じゃ行くよぉ♪」


〈 パァーン〉


「あとは、名前つけてれば完了だね、 え?みんなこの森の種族で一番強いって、え?名前つけてくれたら種族全部ハルの従魔になる?えーーー!いいの?」


〈キキッキキッキキ〉


「いいんだ、アハ♪わかったじゃ白熊さんは、ベルべで、お猿さんは、モルモね狼さんは、リルリ スライムさんは、ムルムね」


『ありがとうございます姫様、ベルべと言う名前を頂きました、エンペラーへビーベア 人間のクラスによればSSSです、姫様 これからよろしくお願いします』


「え?SSSランク… は・はい!よろしくなのです♪」


『姫様モルモと言う名前を頂きました、ブラッドキラーゴング種の長をしています、人間の魔物クラスは同じくSSSです、姫様よろしくお願いします』


「うわーみんな凄いんだね、契約したら言葉しゃべれるんだ、よろしくなのです、あ!ハルって呼んでください」


『ハル姫様、リルリと言う名前を頂きました、種族ほ、ホワイトフェンリル判別ランクは、同じくSSS種族数は、少ないですが、ハル姫様のお役に立てるように頑張ります』


「え?この子もSSSランクなの… アハハ♪よろしくなのです」


『はる姫様ぁ~♪ムルムだよぉ~ステキな名前つけてくれてありがとなの♪ムルムは、エンペラースライム種で回復と補助に特化したスライムなのねだからハル姫様の守りは、ムルムに任せてね人間に判別ランクは、みんなと一緒かな?ムルムの種族は、姫様の仲間にもいるから知ってるよね、よろしくなのです』


「仲間?………あ・・〈グゥーーー〉いろいろ思い出した、いるよ!ハルの大切な家族・・・グスン…クルル母様、ミルル母様、デリス母様…森のみんな……グスンそっかハル悪い奴らにあの森に運ばれて落ちて…ドライアドのメルモさんにお願いされてこの大陸に来たんだ、ムルムありがとうなのです、忘れてた記憶思い出せたの♪」


みんな心配してるだろうなぁ・・みんなに会いたい・・・でもお願いされたから助けてあげなきゃだね


『ムルムハル姫様のお役に立てたのね♪嬉しい』


「じゃみんなこの森の大樹のドライアドさんのところに連れて行ってください」


ハルは、フェンリルのリルリの背中に乗せてもらい大樹のところまで移動した


『ここですハル姫様、ピレーネ大森林の大樹です』


「ここが大樹の場所ね、わかったの、ところでこの森ってなんていう国にあるの?」


『クォーク帝国ですよ』


「えーーーーーーーーー!」




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