第146話ウイスラー冒険者ギルド
「やっとついたぁ♪町だぁー でもやっぱ並んでる・・・この人達の後ろでいいかな」
ハルが家族連れの後に並んでると、検問所の兵士が家族をチェックし家族を見て後でハルを見てから
「よし確認終了、通っていいぞ!」
前の家族ずれのお父さんが兵士にお辞儀をし検問所を通って行く、ハルが兵士さんの前で立ち止まると
「何してる!お父さんが行ってしまうよ!早く行きなさい!」
ハルは一瞬何言ってるかわからなくて、きょとんとしてると、兵士さんがウインクをして早く行くようにと手をハルの背中にあてて門の中に入れてくれた
「ありがとうおじちゃん♪」
ハルは、門の兵士さんにお辞儀をして町の中に入った、冒険者カードERRORって出てるから怪しまれると嫌だし素直に町に入りました
ウイスラー検問所のポールは、ハルを見てスラムの子がまた町の外に出てたんだろうと思ってハルを中にいれたのだった
何だかわからないけど、町の中に入れたのです♪でもこの町何だか兵士の人多いのです、怪しい行動しないように気をつけなきゃ
この町お祭りでもあるのかな?屋台がいっぱい出てるけど、
『うわーあの肉串焼き、美味しそうなの~』
でもハルは、お肉食べれない…
うわーあそこのお店から香ばしい匂いしてる
うわーこのアクセサリー可愛のです
あ!屋台見るの後なのです!冒険者ギルドに先に行かないとダメなのです、この箱に入れた書類預けないとです
魔道具で作った保管用の箱に鍵魔法を施された手紙は、あの女の人達に渡したから、後は魔道具で作った鍵をかけた箱をギルドに預けるだけ
このまま普通に入ると怪しまれる?うーんどうしょう……………
バックの中に入ってた、変化の実これ使えばどうなるの?
〈変化の実〉
【ノームダンジョンの深層階層でドロップするアイテム使用すると体型が変化が起こる、変化には大量の魔力が伴う、変化時間も魔力量が大きく影響する、変化には、元の身長が基準になり基準以上は、大きくならない】
えー!これハル使えないのです!ハル魔力量少ないのです、無理なのです
どうしょう… 考えても仕方ないから行くのです、何とかなるのです
『こんにちわー♪』
ハルは、あんまり人のいないカウンターに行ったのです
「あら小さいお嬢様、どうしたの?」
『はい!ハルはお使いできたのです、この箱をギルドの一番偉い人に、渡して来るように言われたのです』
「お嬢様は、どこに住んでるのかな?」
『…………あっち』
ハルは、全然考えてなかったから、頭が真っ白になり答えれなかったの、
「お嬢様、私サブマスターのマリーと言います、この箱誰から預ったのか教えてくれるかな?」
『…… 知らない人 』
「うーん困ったわ、お嬢様の住んでる場所も、預けた人もわからないと、預かれないわ」
『これ大事な物なの!綺麗なお姉さんが取りに来るの!だから預ってほしいの!』
「もう一度聞くけど、これ誰から預かったの?お嬢様はどこの誰なのかな?」
『………ハルはハルなのです!大事な物絶対綺麗なお姉さんに渡してほしいの!この箱は、お姉さんが持ってる鍵でしか開けれないからわかるの!絶対そのお姉さんでないとダメなの!』
「でもね持つてきた者が身元しっかりしないし渡した者も不明では、預かれないのごめんなさい」
『ぅっぐ… 大事な者だから… うわーーんうわーん、ハルその人に会ったら叱られる…うわーん… もういいです、帰るです、綺麗なお姉さんに叱られるのお姉さんです… グスン』
「ちょっと待って!ハルちゃん!お姉さんが悪かったわ、お姉さんが預かってあげるから…ね、ルールだからギルドで預かれないからお姉さんが個人的に預かるから、ハルちゃんを信用して預かるから」
『エッグ… ほんと… 』
「ええ!その綺麗なお姉さんが来るまで、私がずっと受け付け業務するから」
『うん♪ありがとなの』
「ハルちゃんは、これからどうするの?明日はここに来るのかな?」
『ハルは、冒険者になれないからどこかでお手伝いするの、ハルおねむだから公園に帰って寝るから、また明日来るです』
「え!帰る?公園?え?ちょっとハルちゃん?待って!今は、冬なのよ」
ハルはギルドを出て、公園に行きました、でも公園には木は生えてないのです、困ったのです、街を探検してみるのです
あ!あったの♪でもここ誰かのお家?誰も住んでないみたい… お家ぼろぼろだしあの木がいい♪
ハルは、木は元気がなかったけど、ハルが木に少し抱きついていたら木が元気になってきたので、木の上に登って、眠りました
☆・☆・☆
私は、ギルド職員のチェロサブマスターのマリーさんから、さっき受け付けにきた子供の後を追いかけて連れて来るように言われ追いかけたけど… 見失った
「あの子どこに行ったのよ!公園って言ってたから来たけどいない、こんなに寒いのに、あの子の服装なら凍えちゃうわ」
私は、周りの人達に聞いてまわったが、女の子は公園に来た後どこかへ行ってしまったと… どうしょう、私は暫く探したが結局みつからず、ギルドに戻った
「チェロ!どうだった?あれ?女の子は?」
「すみませんマリーさん女の子は、どこにもいなくて、周りいろいろ探したのですが… 宿にもいませんでした」
「仕方ないわね、心配だけど、誰かの家に泊めてもらえてたらいいんだけど」
他のギルド職員も女の子の事を気にしながらも明日また来てくれるのを期待していた
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