第118話悪い人がまた動き出したのです
ハルが、優しいお姉ちゃん達に囲まれ幸せそうに惰眠をむさぼってる頃、神界から創造神エアリアルがハル達が関わるであろう国々を覗いていた。
ほう、かの国で勇者と呼ばれ死にかけてたやつらは回復したのか、タイセル国だったった?
バカな国王だと国はめちゃくちゃね、それで自分たちの国がもう住めそうにないから他国に侵略行動って、まだこの国の国王はこりないのね
逃げてた勇者も生き残った勇者も屑ね、でも彼らの近くにハル達は行くわけだから何か起こるわね、私はハルが戻るからいいけど、どうなるのかしら楽しみだわ
しかし、あの天使がいるとはねぇ…
もし闇に落ちた天使達が暴れるならあの子達を起こして、排除してもらいましょう
でも黒龍に白龍がいるなら大丈夫かな、でももし嘆きの森の網糸結界が破壊されたらどうなるかな、今のあの子達の戦力ではちょっと苦しいかな?娘が傷つくのは嫌だけど予想より早くこっちに戻ることになるかな
もう娘にはこれ以上辛い思いさせたくないしこれでいいかな…たぶん最後の旅になると思うから仲間と楽しみなさい、私の可愛い娘ハル・リアル
☆・☆・☆
勇者藤代たちはタイセル国王都を離れ、密かに隣国のポポロッカ国国境に近い森にいた
タイセル国より勇者藤代達についてきた従者の一人が
「勇者様これからどうされるのですか?」
藤代が立ち上がり
「俺たちはこれからこのポポロッカにあるギルドを制圧し俺の支配下組織にする!その後は、獣人族とエルフの国を攻め奴隷にして、戦力の補強と女は夜の相手をしてもらう!金も使い世界各地に広がる冒険者ギルドを使い再び国を制圧して俺たちはこの世界の支配者になる!」
「「「おー!やろうぜ!」」」
タイセルで残った勇者は全部で7人、全員がランクS平均レベル190だった、ついてきた従者は全部で15人ランクAレベル90の精鋭、普通の国なら彼らだけで簡単に落とせてしまうくらいの強力な戦力となっていた、彼らには強力な魔道具もあり彼らの進行を止めるものはいなかった。
「これからポポロッカに入るが無駄な争いはするな!最低限の戦闘でギルドを掌握する!まずオンドローレルの町それからペレッソの町を制圧して中央ギルドのある王都ヴォルクトスに向かう」
「それから戦力を整えて、ブラームス大森林にある獣人族の国を攻め、その後エルフの国を攻める」
藤代達のサポートとして新に加わったAランクの元冒険者メイドラインシルエがアドバイスをする
「勇者様、ポポロッカは恐らく問題なく落とせるでしょう、問題はブラームス大森林にある獣人族の国とエルフの国です、この森は周囲が数千キロに及び、道は迷路のように入り組、大森林の大迷宮とも言われています、それに幻想の霧が絶えず侵略者の障害になりまともにたどり着くことはできません、その辺の対策をしっかりされて行動を起こすのがいいと思います」
藤代は、うなずき
「とりあえずポポロッカを落とす!」
勇者達は、再び争いを起こすためにポポロッカに入って行った。
☆・☆・☆
????A
「バルパルス皇国は予想通り滅んだが、例の魔道兵器や道具、薬は運び出せたのか?」
????B
「はい導師様、あの者達を陰から操り開発したものは、ちゃんと確保してございます」
????C
「連合国には気づかれるな!まず周辺国から行動を始めなさい」
????B
「わかりました」
????A
「よし、では我らの仲間闇の使徒に召集をかけなさい!他の国でも闇の使徒は、情報を集めてくれています、彼らの情報を元に我々は、行動を起こしこの世界を我らΨΣΣδ様が統治する時が来たのです」
「導師様、では皆を集め隣国を偽りの世界から救ってあげましょう」
☆・☆
封印の石柱バラン
???
「もう少しでこの封印が解ける、後はエルフの生け贄と血をこの魔法陣に流せばフフフ…」
???
「・・・・・・」
☆・☆・☆
モーリスト州最高責任者プライムは、暗部諜報部門より報告を受け、ミラーレ連合国の会議をしていた。
ワルプルス州諜報部隊ミルクが幹部達に調査報告をするために立ち上がる
「報告します、大戦の敗戦国のタイセル国と、バルパルス皇国は国内の情勢悪化と環境悪化で国としての機能は崩壊しました」
ただ諜報部隊より、両国共に他国に対して、闇で何者かが暗躍してるとの事
プライムも聖母テリスもカミルスも驚く事はなかった、ただ気になるのは、諜報部隊の報告で両国共に闇で暗躍してるとの事が気になり、かの国の勇者達の動向、魔導兵器の行方が気になるのぉ
「プライム様、引き続き彼らの動向を探らせます」
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