第75話ハルはレス湖の伝説ウンディーネになりました。
ハルがレーラ達水族の長達の前からいなくなって
水族の長達は話あっていた。
「諦めたらそこで終わりなのです!」
「………確かにそうよね、私達はチカラがないからと諦めてたわ、それなのに関係のないあの子が一人でやるって……こんなことでいいの?」
「どうやら私達はいつのまにやら、闘うと言う事を忘れてしまったようじゃ、これは私達一族の存続をかけた闘い、それをあの小さな精霊様に任せていいものか!」
「精霊様は、汚染を調べに行かれた、なら私達は陸上で長く活動できないから、汚染の防止と食糧を何とかすることじゃ!」
「そうです、私達の存続のために!私達が出来ること!この汚染がこれ以上広がらぬようにすることじゃ!」
ハルが出て行った後、一族の長達は集まって話し合いを続け、食糧を確保する部隊を複数編成、水を浄化する水草があるからそれを集め各村の周辺に植える部隊の編成を行い行動していた。
この数日後、ハルの活動により、湖の汚染は止まり!水草の採取に来ていた者達が、ハルの姿を目撃する
「あれは、ハル様?いえ違う綺麗な水の衣を纏った精霊ウンディーネ様!何て神秘的で美しいんだ……」
ハルのこの水の衣を纏って、湖を動き回る姿は、他の者にも多く目撃されていた。
こうしてレス湖の水族の滅亡する窮地に水の精霊ウンディーネがハルと言う名前で人の姿で現れ水族を救ったとして語られることになったのです
☆・☆・☆
ハルはレス湖の汚染が止まり、徐々に浄化されきれいになってるのを確認して回っていた。
ハルはウンディーネの力で水中の中で綺麗な衣を纏うようにキラキラ光ながら移動する姿は、精霊ウンディーネが動き回ってるように見えていた。
「うん♪これで大丈夫なのね、じゃハルは懲らしめに行くから、ディーネは待っててね!困ったらすぐ呼ぶからね!」
「わかりました♪ハル様お気をつけて」
ハルはウンディーネと別れて、汚染された川を遡って原因を突き止めに陸上を移動していた。
あれは町ですね、冒険者の姿に着替えて町で情報を集めるのです
「ようこそ♪ギリリズへって、お嬢ちゃん一人か?どこから来たのかな?」
「はい!モーリスト国なのです♪お友達がこの国にいるのです、この川の上流の町に住んでるのです、会いにきたのです」
「そうか、ベルベルトか行っていいよ、」
ハルは、怪しまれず町に入りました。
ハルは冒険者ギルドの酒場でいろいろ聞いたり、町の大きな食堂とか、宿屋の食堂、人の集まってる広場で、情報を集めたのです
「あの、教えて欲しいのです、あそこ流れてる川何で汚れてるです?ハルね川で遊びたいのにできないのです!」
「川?あ!あれか!やめとけ!あんなの文句言っても無駄だ!この町の北にある……おっと、いけねぇ下手なこと言うと誰かみたいに連行されるからな、お嬢ちゃん、悪いこと言わねぇ川の事で騒ぐと、連行されてひどい事になるから、やめとけ!」
また別のところでも
「どこからか、誰かを呼んでから国のあっちこっちで何かやってる、空気も汚くなったって事も聞いたのです!」
ふーん騒ぐと連行ね……なんかこの国怪しいのです!絶対よくないことしてるのです!
そうなのです!おじちゃん国王の名前使わせてもらうのです!何かあったらおじちゃん国王に言われて調べてるって言うのです!
おじちゃん国王は優しいから、ハルのすることで庇ってくれると思うから、大丈夫なのです♪この世界のためなのです、怒らないと思うのです!
ハルはおじちゃん国王に、手紙書いたのです!この手紙を運んで………いた!森フクロウシルルの仲間だ♪
【おじちゃん国王様、お元気ですか?ハルは今バルパス皇国のギリリズの町にいます、ハルはレス湖が汚染されてて、レス湖に住む水族の人達のために、その原因を調べてたらこのバルパスの国が怪しいことがわかったのです!調べてる時何か言われたらおじちゃん国王様の名前だすからよろしくなのです♪悪い人わハルが罰を与えるのです!】
ハルは鳥とか動物を使役できるからこの子にお願いするのです♪
ハルはフクロウさんの頭に軽く指を当てて、おじちゃん国王の魔力と姿のイメージをフクロウさんに流してハルの魔力もあげて、手紙を運んでもらいました。
うん♪これで大丈夫なのです!頑張って調べるのです!
ハルはギリリズの町を出て川沿いの道を汚染の元凶の町に着きました。
「むーーー!凄い臭いです!ここの人平気なのです?」
調査開始なのです!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます