第76話バルパス皇国でハルは怒りました
ハルは、川を遡って調査してたらここに来たのです
何なのですかこの臭い、ハルは耐えれないのです!ハルは普通の人よりも嗅覚聴覚視覚が凄いから辛たんなのです
ハルは、この町を調査しました。
この町の人達は、みんな顔色悪く咳もしてて、辛そうなのです
「酷い状態なのです、なんなのこれ?」
町に出来た大きな建物から出る煙と汚い水が排出されるようになってから、町の人達の健康被害が、多くなったみたいです
大きな建物はこの地域の上位貴族ネルトリ侯爵のが1年ほど前に建てたらしく、皇国の偉い人達がたくさん来てから、こうなったみたいです
これって、他の町にもこんな建物があるのかなぁ…
でもこんなに酷いのはダメなのです、この世界はこの国の人達だけのものじゃないのです!
建物壊すのいつでも出来るけど、他のところに警戒されるから、煙とか、汚い水出ないように、中の設備動かないようにするのです
ハルは影隠と気配遮断を使って建物に潜入しました。
建物の中は大勢の奴隷?のような人達が働いてました。変な沢山の変な機械、これって何を作ってる工場?
とにかくこれ止めるです!なんか凄く嫌な予感するのです、もっといろんなところも調べるのです
ハルは動いてる機械をじーっと見て考えました。
ここからハルのスキルで作った硬化した板を入れたら止まるのです
ハルが原料投入口から板を入れると暫くして凄い音がして機械から煙が出て止まりました。
ハルは偉い人達が機械の方に走ってくのを確認して、建物の他の場所を見ました。
大きな原料の倉庫を見つけたので中を見て見ました。
なんだろこの薬草?
鑑定!
【ムラサキデング】
〈毒性が強く、神経系の機能を破壊
食するのはもちろん、煙を吸うと即効性が強くなり、数時間で死に至る〉
このは草は、クリレール森林奥地でのみ採取できる
これダメなのです!全部処分したいのです、でもこれ以上やると警戒するのです、もっと悪い事してる証拠見つけるです
ハルは偉い人達がまだ騒いでるうちに他のところも調べました。
偉い人の部屋にあったのです!
【人破壊爆弾】
〈ムラサキデングの葉を粉末にして黄焔硝と白粘土を混ぜて形成して数時間の乾燥で完成する〉
黄焔硝の原料石から出る不純物は排水で処分すること、放置すれば人体に影響を及ぼす、水で希釈すれば問題ないので排水で処理
ハルはこれを見て怒りました。プンプンなのです!これは完全に戦争のための爆弾しかも人だけを殺す
どこの世界も争いはあるのこれはわかります、でもこの爆弾これって絶対この世界の人の知識じゃ無理!あの爆弾作ってた機械もそうです、この国の人も異世界の人召喚してるです!
もっとこの国調べるのです!
ハルはバルパス皇国のいろいろなところ調査しました。どこ見てもプンプンなのです
爆弾だけじゃないです武器も、この世界にはない火薬を使った武器、科学兵器、もう絶対いるのです!馬鹿なお調子者の召喚された勇者が、急いだ発展は絶対問題が起こるのです!自分達だけがよければいいなんてバカなの!この国の偉い人達は!
この国はこの兵器で、この世界を支配するつもりみたいです!
この国の人達は、兵器を使って、周辺の国を攻めて自分達の国にして行ってるみたいです
ハルは、バルパス皇国のホムロロールと言う町に行った時、ハルはあまりの酷さに泣きました。
実験施設ラドン
一人の男に、大人の男女10人が手を拘束され連れて来られてきた。
「施設長新たな治験体10名です」
白い服を着た背の高い男は連れて来た男に指示をする
「3号実験室に入れろ!C試験ガスを入れて1時間、ごとデータを取れ!」
10人の男女は騒いでるが無視して連行されて行く
「俺たちは何もしてねぇ!ただの観光に来た者だ!何でこんな事を!」
「そうよ!私達が何をしたと言うのよ!」
「うるさい!お前達はこれから貴重な実験の検体としてデータを取らせてもらう」
〈ガチャン!シューーーーー〉
施設長が男に
「1号実験室の報告と検体の様子はどうだ」
「こっちはガキばかりですから、すぐ動かなくなりました、もう少し量は少なくても大丈夫かと思います」
「2号実験室の魔物はどうだ!」
「こっちはやはり耐性があるようで、まだ生きてます」
その様子を見てハルの中で何かが起こりました。
〈プッン!〉
〈ブォーーーーーーーーーーン!〉
建物が揺れ、ハルの回りに紫のオーラが包み足元まである長い髪も逆立ち、髪の色も紫に変わっていた。
「何だ!お前は!どこから現れた!」
「ま・魔族だぁーーーー!」
「お・ま・え・た・ち・は・ゆ・る・さ・な・い」
〈バリバリバリバリ………………!〉
〈ドン!ドドドドドドーーーーン!〉
「ぎゃーーーーーーーーーーー!」
〈どっかーーーーーーーーーン!〉
一度目のハルの強力な魔法で建物が破壊され、その時の爆風で丈夫に作られた3つの部屋も飛ばされ、2度目の魔法で施設は消滅した。
ハルは怒りでなのか、この時の事を覚えてませんでした。2度目の爆風でハルは町の外れまで飛ばされて、深い眠りにつきました。
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