第68話ハルは女神じゃないのです!
ハルは回復した聖女様にお願いしたのです
「まだ助けたい人がいるのです、ついてきてくれますか?」
「ミィーティスとお呼びください!女神ハル様」
「私のこともテレスと呼び捨てでお願いします」
「二人ともハルはハルなのです!聞いてます?」
「「はい!女神ハル様♪どこまでもついていきます」」
「ぅう・・きりがないです!もう行くのです」
ハルは、ゲルシス副神官の部屋の奥にある、鍵のかかった部屋に入ったのです、そこには縛られてぐったりしてる女性がいました
すぐテレス様が治癒魔法を使おうとしたのをハルが止めました。
「まだ足に矢が刺さってるのです、たぶんこれ逃げれないようにだよきっと、ホント屑なのです!」
ハルはプンプンMAX振り切ってるのです!神官達はもう許さないのです!
「ファミル!しっかりしなさい!」
ハルは刺さってた矢を抜いて、重傷回復用ハイポーションを飲ませた。
するとファミルの身体も光輝き暫くすると光は収まりそこには酷かった傷もふさがりきれいな身体のファミルがいたのです
「女神ハル様の起こされる奇跡しっかりとこの目に焼き付けます」
聖母テリスは、祈りを捧げるように両手を合わせて握りハルに向ける
聖女ミーティスも同じようにハルの前に膝まずき祈りを捧げている
ファミルは、自分の身体に起こったことが信じられないでいると
「身体が… 嘘… グスン ぅう… 」
聖女ミーティスはハルに祈りながら思いを語る
「女神ハル様が、キスリスに降臨され私達を悪夢のような暗闇から救ってくださったのです」
聖母テリスがファミルに話しかける
「私もミーティスも、あなたと同じように女神ハル様に救われました。あなたの身体に起こった奇跡を確認してみなさい!私達は汚される前の綺麗な身体に戻ってます。」
「はい!確かに綺麗に元に戻ってます♪ありがとうございます女神ハル様」
ファミルも膝まずき祈りを捧げる
「ぅう違うのに… ハルはハルなの!女神じゃないのにもぉ… あ!そうだ、お願いあるのです!この薬のことは、秘密にして欲しいのです」
テリス達はうなずき
「女神ハル様の奇跡は私達のだけの秘密にさせていただきます、ただ奇跡については、女神様が降臨されて、私達を救ってくださったことに、させて下さい」
「ハルは、目立たなければ何でもいいのです、任せるのです、まだ他に助けたい人いるので、ハルについて来て下さい!絶対離れないで下さい」
3人はハルから渡された白いローブを身につけ後をついて行く
ホルツの部屋に行くと、奥の部屋から二人の巫女が縛られ、二人共酷い傷を負っていたのです
ハルはバッグからハイポーションを出し二人に飲ませたのです
この後二人も同じように、ハルに祈りを捧げるようになり、ハルの奇跡を体験した信者が増えたのです
助ける度みんなハルに祈りを捧げてくるのです
「「「女神ハル様♪」」」
ハルは違うって言っても聞いてないから、好きにさせました、ハルは助けた人を連れて捕らわれてる女性達を、次々助けて行ったのです
「これで教会の捕らわれてた人達は全員救えたから次はあの怪しいところに捕らわれてた人達のところだ」
ハルは最後に寄った怪しげな商会の女性達も助けて、全員ハルのハイポーションを飲ませたら、奇跡の救いですと言って、全員ハルに祈りを捧げていた。
ハルは、30人の捕らわれて酷い状態に合った女性を、全て救出しました。
ハルは、助けた女性達に認識阻害の腕輪を渡した。これで回りからは気にされなくなるのです!ハルを信じてついて来てなの!
ハルは女性達を、町の外に連れ出して、夜営できる場所で大きなテントを張り、全員に食事を作ってあげました。温かなヒアリー草入りスープと、ハルが森で作った野菜を使ったポトフを女性達は食べ、皆あまりの美味しさに驚いていました。
ハルのご飯を食べた全員が
「「「「こんなに美味しいのはじめて食べました、ありがとうございます、女神ハル様」」」」
ハルがまた女神違うって言ってると
聖母テリスが
「私達は、ハル様に救われたのです!それは私達全員が、あのような奇跡を体験したのですから、ハル様は私達にとっては女神様です」
テリスの言葉に全員が、うんうんとうなずいてる
「それに女神ハル様、私やミーティスを含め、ここに女神様に救われた50人以上が、ただのポーションではなく、奇跡の薬と言われてるハイポーション?いえそれ以上の女神の秘薬を飲み奇跡の回復をしたのです!」
ミーティスもうなずきハルに説明をする
「女神様のお使いになったお薬は、ただのハイポーションではありません!精神状態、重傷者まで回復するお薬は、まさに女神ハル様の秘薬です、でなければ女性の大切な部分や精神まで、回復しません!それにこれだけの人数に使った品質に量、全て奇跡なのです!女神ハル様」
全員祈りを捧げハルを見つめる
「ぅう…もういいのです、ハルは目立たなければ何でもいいのです、だから他の人がいたら普通に呼んでほいしのです!」
「「「「「わかりました。女神ハル様」」」」」
「ぅう…恥ずかしいのです」
「それでこれからどうされますか?」
ハルは次のこと、ちゃんと考えてるのです!ハルは偉いのです♪
ハルはみんなに作戦を伝えました。
「お祭りのクライマックスに、大神官長が集まった人を前に、演説があるの聞いてるのね、その時副神官や補佐の屑ウンコ達も全員いる?」
「はい!」
「その時に、聖母テリスと聖女ミーティスが、その場所に現れて、大観衆の前で大神官達のやった事を暴露するのです!証拠はハルの記録したこの魔道具に残ってるから!ただみんなの恥ずかしいこともしゃべってるから…」
「女神ハル様、私達はこの国の屑に女神の鉄槌を下せるのです!問題ありません!」
「それで、悪いことを暴露された屑ウンコは聖母テレス達を捕まえようとするのね、そこにハルが、ここにいる騎士のお姉ちゃん達を送るから、全員捕まえるの!悪いウンコ達は死刑でも何でもいいのです!あのウンコ達は、絶対反省しないのね!聖母テリス達に任せるのです」
「わかりました。でも私達であの者達を捕らえる事できるでしょうか?」
「大丈夫なるのです!式典までにハルがみんなの服や武器、装備作るのね、できるまで、ここから動いたらダメなのですこの中は絶対安全なのです!周りのからは、わからないのです、装備とかできるまで、身体休めるのです!ハルはたぶんスキルの影響で、寝ちゃうかもだけど心配いらないのです!」
こうして、ハルは聖母様達と聖職者の人達に真っ白な装飾を施した服とローブを作って渡したのです、もちろん物理防御魔法防御の付与を施したのです
兵士の人達も真っ白な防具に聖騎士らしい装飾を施して、物理、魔法防御の付与も施して聖騎士のローブも作ったのです
途中2回ほどハルは制限保護で眠りました、その間は聖母、聖女達がハルを交互に抱っこして、ハルの可愛いさを堪能していたみたいです
ハルが捕らわれた女性を全員救出した後、女性達がいなくなり、神官達は総出で捜索したが、見つからず、祭典の最中でもあり、終わってから捜索する事にし式典の警備に集中するようにしたのだった。
ハル達も式典前日に準備は整い後は乗り込むだけだった。
テリスとミーティス達は眠るハルを抱きしめながら
「いよいよ明日ですね、皆気を抜かないようにね、明日あの極悪神官達に女神の審判を下すのです!」
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