第67話ハルはキスリス神聖国の聖女様を助けたのです
ハルは、中央都市キスリスに入ることができたのです
町の中は、きれいな服を着た人達がたくさんいて、凄く賑やかでした。お店もお祭り用かな?すごく豪華に飾ってて、並んでる商品も豪華限定○○セット金貨10枚とか高回復ポーションセット金貨○○枚とか、多かったのが聖女様直筆祈祷札先着〇〇名金貨10枚とか聖女様製作参拝帯金貨5枚とか聖女様シリーズが多くみんな金貨数枚以上・・すごいですぅ
ハルは情報収集のためいろいろな場所に行きましたの♪
商業ギルドはメタボで豪華な服を着た人たちが○○を売っていくら儲けたガハハハ
儂はあの国で○○を1000個売って利益が○○ガハハハってメタボのおじさんたちがガハハハ大会をしてました。
ガハハの大会参加してるメタボな人は後でお仕置きしてやるのです!ちょっと酷いです!プンプン!
ハルが一番驚いたのが裏通りなのです、人通りのない路地にあった怪しい商会ハルの探査スキルで見つかった場所なのです
そこは薄汚い暗い部屋の中にハルと同じくらいの女の子数人ともう少し大きい女の人数人がいたのです、首に奴隷の首輪がありました
酷いのがみんな逃げれないように、足のアキレス腱が切られて、目も見えないように潰されている子もいる・・、酷いのです・・ ハルは女の人達に話を聞きましたの
「お姉ちゃん少しお話聞かせてください、ハルは7歳なの怪しくないのです」
「また私たちを鞭で打つのですか・・・ もうやめて・・・」
「お姉ちゃん達違うのです!あんまし大きい声で話さないでください、ハルは少しお話聞きたいだけなのです」
少し大きな女の子が驚いて目が見えないから手で確かめに来たのです
「え?女の子?確認のため触っていい?」
「はいなのです!」
目の見えない女の人は、ここにいる人の中で年長なので、ハルを触って確認しました
「ずいぶん小さい訪問者ね、私達に何が聞きたいの?」
「不安にさせてごめんなさいなのです、ハルって言います!ハルはこの国の偉い人に罰を与えに来ましたのです!お姉ちゃん達も助けるのです!ハルに任せてくださいなのです」
「私はレノアよ、小さな勇者様、私たちのことはいいから早く逃げなさい!ほら!誰か来るわ」
ハルは隠影スキルを使い気配を消し隠れたのです
すると誰かが扉を開ける
〈キィーバタン!〉
「おい!お前らさっきから何騒いでるんだ!今朝の鞭打ちじゃまだ足りねえのか!しかし、大神官長様もなんでこんなガキがいいんだか、しかも絶望の眼差しでないとダメなんてほんと物好きだぜ!オラ!まずお前からだ!」
「もう止めて!こんなことになるならお祈り何て来なければよかった・・・」
男達が手に持った鞭で女の子達を鞭打つ
「うるせぇ!」
〈バチン!バチン!バチン!〉
「痛い!痛い!嫌ぁーー」
「次はてめえらだからな!もう少し待ってろギャハハハ!」
ハルは見てられなくなり隠影魔法を解除して姿を見せました
「屑!ウンコ!」
「てめぇ!どこから現れた!お前も鞭打ってやる!おらー!」
バチン!
ヒュン
「屑ウンコの鞭なんて当たらないのね」
「ボソ アイスニードル!」
ヒュン
ザク!
「ぎゃーーー!」
バタン
男が鞭から硬い棒に持ち替え小さな女の子を殴ろうとしたその時、男は突然倒れた。
私は何が起こったかわからず唖然としていた。
すると女の子が安心するように言ってくれました
「もう大丈夫なのです!ここを守る魔法の障壁張るから絶対動かないでください!このウンコは縛ってこの石置いておけば、力も出ないから大丈夫なのね、ハルは戻ってくるから信じて待っててください」
女の子は再び消えました、私たちは女の子の言葉を信じて待つことにした。
さっきの話だと、屑はこの国の大神官長で決まりなのね、聖女ってどこにいるのかな?教会に行った方が早いかな・・
「うん♪行くのぉ」
ハルは神聖国中央大教会カーサドレ教会に入ることができたけど・・すごいね金ピカ凄いセンスなのね・・
あ!あの人偉い人?ついて行くのね・・
少しメタボな偉そうな人は豪華な飾りをした部屋に入って行ったのね、ハルも忍び込んで部屋の隅でお話を聞きました。
メタボな偉い人は副神官ゲルシスで、その部下でホルツって人とこの神聖国の計画を話してたのです
「ゲルシス様、聖女ミィーティスは教会の最上階に監禁魔道具で拘束、薬で行動をコントロールしていますが、最近状態は悪くかなり痩せてきています・・民衆の前に出るのはもう少し待ってください」
「わかった、変に心配されるのはダメだからのお」
聖女と共にこの神聖国を導いてたのが聖母神官のテレスって人で、その人は大神官の性奴隷みたいになってて、聖母様は隷属用の拘束具で大神官の言いなりみたいなの凄く可愛そうなの早く助けたいの
ハルはこの建物の中を気配遮断と隠影スキルで、姿を隠して調べたのです
大神官は、この国の神官警備隊も自分の思うようにうごかして、言うことの聞かない警備の人は、地下に監禁ほとんど食事も与えず餓死寸前なのです
酷過ぎるのです!プンプン
ハルは激怒なの!許さないのね!罰を与えるのです!そのためには証拠いるのね、大神官の部屋に忍び込むのね、もう少ししたら教会で大神官たちはお祈りの儀式始めるのね、その時に大神官ザルツと、ゲルシス、ホルツもいないから全員の部屋調べるのね
神官達が部屋から出て少し話した後大聖堂に歩いて行った
「ゲルシス!ホルツ!大聖堂に行きますよ、馬鹿な信者が今日も沢山きてるからお布施も沢山回収できますよ」
「しかし神官長も聖母神官に薬を飲ませ、隷属の拘束で奴隷にして、精神を破壊するなんて鬼畜ですな」
「そういうお前たちだって、神官警備の女隊長を拘束して奴隷にしてるではないか!」
「聖女も我々の言いなりですし、国を我々の思う用に動かすのはたまりませんなぁ」
「ザルツ神官長、キスリスの繁栄の象徴、聖キスリス祭が始ります、大勢のバカな信者が、我が国にお金を沢山落とす最大のイベントです」
「今年はいくら集まって、また新たな新鮮な女奴隷が手に入るの楽しみじゃわ」
ハルはこの会話全て聞いてたのです!魔道具で記録したのです!ほんとウンコ神官たちなのです!絶対許さないのです!
ハルは副神官の部屋に入り全ての書類を回収して、大神官の部屋に行きました、そこでも書類全て回収していたら、奥の部屋から一人の女性が出てきたのです
「今日はどんなことをお望みですか?」
神官長に隷属され酷い事されて心が壊れた聖母テレス様・・
「聖母神官テレス様、ハルって言います助けに来ましたの」
「・・・・・ た す け に?」
聖母神官テレスさんは、あまりしゃべらなかったのに涙をながしていたのです
ハルは持ってる精神回復と、体の回復をするハイポーションを飲ませたのです
「これハルが作ったの、心配いらないから飲んでください」
「………………」
〈ごくごく…〉
女性の身体は光り輝き、綺麗な肌が戻り身体の傷もなくなっていた、テレスさんは身体を確認して、涙を流してハルにお辞儀をしてきた
「嘘・・・嬉しい・・ ありがとうございます女神様」
「えーー!違うのです!ハルなのです!」
「女神ハル様ですね、この度は私のような者をお救うために貴重な神薬を与えてくださりありがとうございます」
「女神じゃないのに・・恥ずかしいの・・ もうなんでもいいのです!聖女様助けに行くから、ハルと一緒についてきてください」
聖母テレスは胸の前で両手を合わせてハルを見つめ返事をする
「はい!女神ハル様どこまでもついて行きます」
ハルはテレスさんの手を引いて、最上階に登って行った、そこに行くまでに、何人か護衛がいたけどスリングショットの眠り玉で全て眠らせて拘束したのです。
ヒュン
ドス
Zzzz・・・
ヒュン
ドス
Zzzz・・・
ヒュン
ドス
Zzzz・・・
テレスがハルが護衛達を次々眠らせていく姿を見つめボソボソ呟く
「小さいお姿なのにあの者達を一瞬で凄いですはぁ・・・ 女神様」
最上階に着くと、扉には呪いと罠が仕掛けてあったのです
「ほんとウンコ神官だ!こんな仕掛けして!」
「女神様、どうされるのですか?」
「この辺でいいかな?」
ハルは、扉ではなく壁に手を当てて穴をあけたのです
〈ボコボコ…〉
「女神様凄い…」
ハルはテレス様の手を握って
「ここから入るのです」
部屋に入ると、聖女ミーティスが拘束されて目はうつろな状態だったのです、身体もガリガリにやせ細り危ない状態だったです、テレス様が駆け寄り呼びかけるもわずかに返事が返ってくるくらいだったの
「ミーティス! ミーティス! 」
「・・・・ ス サマ 」
ハルは拘束してる隷属具を解除魔法で外し、急いでテレスさんに使った同じ改良した精神回復ハイポーションを、飲ませようとしたのです
でも衰弱してて自力では無理だったので、ハルが口移しで、舌を口の中に入れて、ディープキッスみたいにして飲ませましたの
聖女ミーティスも同じように身体が光り輝き光が収まると身体の傷も治ったのです
聖女様は、ハルを見つめ綺麗な土下座をしてくる
「女神様、私のような者を救ってくださりありがとうございます」
「えーーー!またぁ・・・ もうぉハル女神じゃないのに・・ 」
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